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みなさん
新年、あけましておめでとうございます。 海岸屋は去年の暮れ、例年通りの餅つきをやって 無事に年越しをしました。 ![]() 餅を返すK女史。 もち米の量は年々増えて今回は一俵、(60kg)を搗きました。 まあ、一俵くらいの餅は海岸屋一人で難なく搗くんですが、(大ウソ) 今回は若い人がたくさんいましたから海岸屋は楽をしています。 ほらね。 ![]() ![]() 海岸屋は手仕事屋ですから 薪で蒸かした米を臼と杵で搗きます。 そしてその年にお世話になった方々にお配りするんですが、 やっぱり杵で搗いたお餅はおいしいね と言っていただけるので 毎年懲りもせず老骨にムチ打って餅つきをするんです。 たぶんそれは現場の仕事でも同じ。 一つひとつ手仕事を積み重ねて作った住まいを住まい手に手渡します。 今年もそんな仕事をしていきますので 皆さま、よろしくお願いいたします。 #
by kaiganyafoo
| 2018-01-05 17:14
| 季節のはなし
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Comments(2)
みなさん おつかれさまです。
千葉 外房はそこそこ南国ですが ここのところすこーし寒くなってきました。 11月も終わりだしね。 海岸屋がずっと通っている勉強会で 神楽坂建築塾 というのがあります。 有名どころの講師が名前を連ねて、素晴らしい講義をしてくださるんですが、 例年11月は研修生が講座を持ちます。 で、 今年も海岸屋、話をしてきました。 話をしてきたんですが・・・まあ向いてない。 向いてないなー!(ここ大声で) とにかく施工屋なんてのは裏方であるべきで、 だからいつも地味な色の服を着ているくらいですから。 裏方が人前に出てもねぇ・・ でも、建築ってのが、施主と設計と施工の三者でできているものだと言いながら 勉強会の類では学ぶ側にも教える側にも施工の人は少ないんです。 神楽坂建築塾でも施工の人が講師になった例は少なくて 大工の田中文男さんくらいかな・・?(大物だねぇ) まー こっちの田中は小物だねぇ。 この講座を依頼されたときに、事務局(?)のW辺先生に 「同じ話を二度しないでください」 と言われていて 憚りながら海岸屋、大工と道具の話をさせたら何年だって続きますけど それがフツーの人にとって面白いのか、タメになるのか、 払ったお金に見合うだけの話なのか、と考えると難しいです。 (でも二年くらいやった) そこで去年考えたのが 「人のふん〇し作戦」。 腕利きの職人さんを呼んできて、その人と対談するという形式ですな。 去年の職人さんは左官屋さんだったけど、 今年の職人さんは経師屋さん。 この方です。 小野瀬さん。 ![]() 恥ずかしながら海岸屋は小野瀬さんに会うまでは経師屋さんとサシで話をしたことがなかった。 いつかは経師屋さんと組んで仕事がしたい と願ってはいたものの なかなかその機会に恵まれずに、ようやく念願がかなったのが3年前。 6畳の和室の壁と天井を和紙で貼ってもらいました。 ![]() 素晴らしい技術、素晴らしい道具、それから素晴らしい和紙。 もちろん出来上がった部屋も素晴らしい。 端正な仕事だけれど、和紙の風合いは柔らかくて 今まで経験したことのない仕事になったんです。 このときの経験から、 経師屋さんというのは和紙の専門家だと思っていたんですが違った。 布も大事だったんです。 掛け軸とか屏風とかを考えれば当然そうなんですけども。 ですから、経師屋さんの仕事の範囲はすごく広くて 建築関係の仕事というのはその一部にしか過ぎない、とも言えます。 ただ海岸屋が思うのは、 住宅の中に取り入れることのできる本物の材料というのはとても少なくて それは木であり、土であり、漆喰であったりするのですが、 そこに和紙も必ず入ってくるだろうと言うことです。 和紙はとてもたくさんの長所をもった素材ですが、 一番芯のところを言えば、人を幸せにする力がある という事だと思います。 ただ、当然のことながら海岸屋にそれを語って人に伝える力はなくて ほんの触りだけを見てもらったに過ぎません。 残念。 所詮 にわか勉強では通用しない奥行きのある分野だということでしょうか。 受講生の皆さんには申し訳なかったけど。 ・・・・ ・・・・ だったらブログに書いてもなおのこと伝わらないだろうって、 実は今、気が付きました。 やれやれ。 和紙の数々を触って、その違いが汲み取れなかったからと言っても不思議ではないです。 それは 生米を触ってその違いが判らなくても、ご飯に炊いて食べてみればわかるようなものです。 和紙であれば、障子に貼って、提灯に作って、扇子や団扇であおいで、和本に綴じて、書をしたためて そうやって使い倒してはじめて腑に落ちるしかないのでしょうから。 というわけで 小野瀬さんの素晴らしい道具を見て その仕事を察してくだされ。 ![]() いやー 職人たるもの常にそうありたいもんですねぇ。はい。 ん? 神楽坂建築塾の話から逸れてるって? いやいや もしかすると来年もやるかもしれないかもするかもしないかも。(何だ?) だったら誰に頼もうかなぁ・・ (他人のふ〇どし作戦継続審議) と 曖昧なことを言いつつまた今度! では! #
by kaiganyafoo
| 2017-11-30 20:28
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みなさん おつかれさまです。
寒くなってきました。 嵐を呼ぶ男 という映画が昔あったそうですが、 これで海岸屋もなかなかの若手ですから見たことがありません。 裕次郎って言ったって西部警察くらいしか知らない。 昔からテレビって見てないしな。 なんでこんな話をしているのかと言うと 上棟の予定が台風直撃になっちゃったから。 二度も。 雨男なんてーもんじゃなくて 嵐を呼ぶ男がいるんですね。 海岸屋ふー関係者の中に。 (女性かも・・?) ![]() みんなズブ濡れです。 これ、写っているのは海岸屋なんですが、 釘袋の中に雨水溜まってましたもんね。 で、 ほかにもいい写真がたっくさんあったはずなんですが、 雨のせいなんだか なんなんだか 全部ピンボケ・・・ ![]() 栗駒から運んできた松丸太(ヤリガンナ仕上げ)(笑)を バッカみたいな大カケヤでおさめている・・・という なかなかに勇壮なシーンなんですが・・ 涙で前が見えない! みたいな有様です。 トホホ。 台風のバカ! この日のために県外から多数お集りいただいた大工さん ありがとうございました。 これにに懲りずまた来て下さい。 次回の上棟もきっと手刻み仕事ですから。 はい。 で、今はこんなかんじです。 ![]() いやー 頑張ってるねー (大工さんが) ・・・・ かっこいいじゃないですか。(K女史のおかげで) ・・・・・ じゃ、お前は何をやっていたんだ、って聞くのは禁止。 それでなくても社内で風当りが強いんですから。 海岸屋がここ最近何をやっていたかということを 次回公表することでありましょう。 それは一体いつになるんだよ!? と聞くのも禁止。 ええ なにしろ 嵐を呼ぶ男かもしれませんからね ワタシ。 危険ですよ。 ではまた。 #
by kaiganyafoo
| 2017-11-13 20:13
| 工事
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みなさん おつかれさまです。
海岸屋は酒もタバコもやりませんが さらにここ一年くらい「うおーきんぐ」なるものをやっています。 (健康フェチではないですやむをえない自衛というか・・) 昼間歩くと挨拶なんかをしてくれる人がいるのでいつも夜歩いているんですが たまに 暗い夜道に人の顔が浮かび上がっていることがあります。 (ホラーではない) スマホですな。 真っ暗な道をスマホ見ながら歩いているんです。 うーん どうかと思うな。 スマホの中に人生の真実はないよ。 足元がお留守になっててつまずくかもしれないしね。(ナニかの比喩ではない) さて、 古民家の調査とか 中古住宅の片付けとか 小さな基礎工事とか 大谷石の加工とか 引き戸の取っ手作りとか 草刈りとか あいまに少し大工仕事(!)とかやってます。 何屋さんなんだかわかりません。 海岸屋は舟弘さんに叩きのみを一式頼んだけど それとは全然関係なくはじまりました。ちぇ! (舟弘さんには、メール入れて 電話して FAXもしたので大丈夫だと思うんですが・・) まー 「刻み禁止令」が海岸屋個人に対して発動されているという噂もあるんですが ㈲海岸屋ふー全体では 「手刻み以外禁止令」が発動されっぱなしですから まー 墨付け手刻みが一番面白いのにこれをやらなくてどーす・・・ゲフンゲフン ねー 都倉さん。(誰?) さて、手刻み。 ずーーーーーーっとひっかかってます。 はい 今どき手刻みで家を建てる理由 ですね。 最近では難しい加工でもプレカットでできるそうな。 (プレカット、わからない人 いますか? 構造材の加工を工場にさせることですよ。) 海岸屋は手仕事至上の原理主義者ではありません。 丸ノコもそれ以外の電動工具も使います。 それでも「手刻み」と言っていいのか。 もちろん手道具も使いますが。 では それら電動の機械はプレカットとどう違うのか。 プレカットも大きな意味では道具に過ぎなくて それをちゃんと使いこなせばいい という考えは成り立たないのか。 たぶん 成り立たないんです。 その違和感の正体をうまく言い表せなかったんですが このあいだ少しわかった気がしたのは 「プレカットは材木から手を離している」という点です。 どんな道具で加工をするとしても その材木が作業場に入ってくるかぎり 自分たちの目で見て判断をして 自分たちの手で加工をしますが プレカットの場合は材木に触りません。 工場から直接現場へ行く。 大工が材木から手を離したら何がおきるのか。 現在、あらゆる住宅におきている貧しさをみればそれはあきらかです。 いや、 自戒をこめて言ってみれば、まず第一に大工が貧しくなって その貧しさが、作っている住宅に反映する と言ってもいい。 言い方を変えれば、大工は木に触れることによってのみ成長して 作り手として成熟することができるのだ ということもできます。 世の中の大抵の仕事は対人関係の要素が含まれていますが 大工の修行のはじめはそれとは違って木材と向き合うことだけに集中します。 四角い穴を掘ろうと思って四角い穴が掘れれば自分の手柄 いびつな穴が掘れたら自分の手落ちなんです。 ちゃんとした穴が掘りたければうまくなるしかない。 うまくなるには木に触り続けるしかない。 近道はありません。 私たちが作っている建物は実用品としての側面と それからやっぱり 嗜好品としての側面があると思います。 それはちょうど、食べ物にも栄養という観点と 美味しい という価値とかあるのに似ています。 料理を作る人たちが それこそ人生を賭けて挑んでいるもの。 それは 人を満足させたり感動させたりする食べ物を作りたい ということでしょう。 やはりそこにも近道などないのだと思います。 K女史が昔、建築塾の終了制作で、「おいしい建築」という名の文章を書きましたが できれば私たちは人を感動させるようなおいしい建築を作りたくて 今日も明日も手仕事をするんだと思います。
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by kaiganyafoo
| 2017-09-27 19:15
| 工事
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Comments(12)
みなさん おつかれさまです。
あまり暑くない夏ですが みなさんはお元気ですか? 海岸屋は元気です。 どのくらい元気かというと、 四角い紙パックのジュースに付いている二段式のストローを伸ばすときに 勢い余って引き抜いてバラしてしまうくらい元気です。 もちろんジュースは飲みにくいんですが 紙パックのはじっこを引きちぎって飲んでいます。 (典型的な無駄元気) さて、 ちゃんとした納屋作戦、略して「は号作戦」ですが (?) そろそろ終盤にさしかかってきました。 ![]() ちゃんとかっこいいと思います。 うむうむ。 で、ちょーしに乗った訳ではありませんが 似たようなモノをもう一個作ります。 それは、海岸屋の敷地の中で、 井戸ポンプ小屋 (手押しポンプだからね) 兼 カマド小屋 兼 物置き になる予定。 独立基礎にして 貫を入れて 土壁を塗ってやろうかな・・・ などと思っているのですが、K女史はさすがです。 「早くしなよ。私はやらないけどね。」とおっしゃっておりました。 ヤバいですよね。 もしかすると海岸屋から電話がかかってくるかもしれない と 心当たりのある方、ご準備下さい。 たぶんかかってきます。 一人じゃつらいですから。 とまあ、前向きなんだか後ろ向きなんだか良くわからないまま 大工さんがどんどん刻んでいるという状況です。 ん? 海岸屋は刻んでないのかって? 久しぶりで道具を見たらノミが錆びだらけでした。 刻むどころじゃありませんねぇ・・ で、 ちょっと研いだら砥石にくっついちゃったの図。 ![]() 泥と縄。 仕事が土壁仕事だけにね。 ・・・・・ 竹はどうした! というごくごく一部の方々の声をききつつ また今度っす。 ではでは。 #
by kaiganyafoo
| 2017-08-20 19:02
| 工事
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Comments(8)
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