公式サイト
最新の記事
最新のコメント
フォロー中のブログ
外部リンク
カテゴリ
以前の記事
2020年 12月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 01月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 11月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 01月 2016年 11月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
みなさん おつかれさまです。 ちょっと気になったんですが、 車に乗ってて ありがとう というニュアンスのときに ハザードランプを2~3回点滅させる人、手を挙げてください。 あれってなんて表現します? ハザード出す? K女史は 「ハザードたく」らしいです。 「焚く」かな? じゃあウインカーは? って聞いたら 「出す」だそうです。 何が違うんだろう? さて 賢明なるみなさんがお察しの通り 古民家改修シリーズはごくごく一部の方にだけ人気です。 つまり、一般の方々には・・ゲフンゲフン・・・ 「デブの箱舟」の回だけがアクセス5倍増(!)ということで もう、心が折れそうです。 と いうわけで古民家改修講座は最終回。 えー前回の予告が 「柱の根継ぎの考え方」 「現場に入れる材料 入れない材料」 このふたつ。 はい、サクサク行きましょう。(グレてる) 柱です。 少し傷んでいた。 土台を撤去して、他の位置から持ってきた沓石を据える。 バサラ継ぎとか言うらしいです。 よく、この継手は不思議系(?)で扱われるようですが (あれー?どうやって組んだのかなぁ・・・的な) じつは実力のある継手だと思います。 柱の根継ぎに使う継手を 上からの加重を受ける能力と 横からの力に耐える能力 に分けて考えたとすると これは「上から系」。 はい、模型 急遽借りてきました。(大先輩から) これをわきに置いて実際に刻みます。 模型をばらしたものが置いてありますね。 見てわかるかもしれませんが、上からの加重を受ける構造になってる。 そしていったん組んだら決して横にずれることはない。 このくらい低い位置で継ぐ場合にはとても高性能だと思います。 その隣。 もっと上で継ぐ必要があったので 横からの力にも耐える継手。 見えない内部に目違いが入っています。 この継ぎ手の名前は・・・ 「隠しフランス継ぎ」です今考えました! はい そこのアナタ ネットで検索してもそんな名前の継ぎ手はありませんよ。 以前、ドイツの大工さんが日本の大工さんと対決するテレビを見てて そこからちょっとアイディアをいただいた。 やるのは二度目。 荷重は木口で受けるんだから斜めの加工はいらないよね って考えです。 もういっちょ隣。 土台のホゾに入れて 横から地曳きのホゾも通して 柱の継ぎ手も・・・ という、組むときに知恵の輪みたいな箇所なんで ここはおとなしく普通の金輪継ぎで。 え? おとなしくない? そうか。 でも金輪は組むときにわりと楽です。 このように、必要に応じていろいろな継ぎ手を使います。 新しい工夫を加えることもある。 少しでも長く使ってもらえるように。 大事にしてもらえるように。 若い子は勉強させてもらいました。 できあがったらこんなふうに見えます。 写真が斜めになってる以外はかっこいいねぇ・・・(自慢?) 奥に見える框は既存のものを軽く削って再利用しました。 石は大谷石。 えーと・・・・ 「現場に入れる材料 入れない材料」ってのも書くつもりだったんだけど いやいや、書く気まんまんなんだけど みなさん 読んでるとお疲れでしょ? だからもう一回だけ続きを書こうかな・・・ あ、いいよって聞こえた。(気がする) カチカチカチ っと。 はい ありがとう ってハザード焚いてる音です。 ではまた! #
by kaiganyafoo
| 2020-02-29 23:58
| 工事
|
Comments(2)
![]()
みなさん おつかれさまです。 このあいだK女史と車に乗って移動中に 何か面白い話になって大笑いして これはブログのネタに使えるよねぇ などと言ってたのに それが何だったか思い出せません。 K女史も同様です。 さて、 読む人のテンションもダダ下がりの基礎編三回目 まずはこれです。 掘る。 千葉だけなのかそうでないのか 床下には土が吹き寄せられてていて土台がうずまってることが多い。 そうなると湿気でやられる。 でも あんまり土をかき出すと周囲よりも低くなって 床下に雨水が流れ込んだりします。 ホント、建物は少し高い位置に置きたいですよね。 揚げ屋するならそこもOKになりますね。 土中になんか四角いものが見える方。 その方は海岸屋と同じで心のきれいな人なんですが、 これは外房でよく見る「岩地業」です。 ツルハシで掘れるくらいの「岩」を(砂岩ではないかと・・・) 突き固めたりした穴に入れて その上に石を据えます。 その石の上に土台が載ってるわけです。 わかりますか? 下から 地業 「岩」(土の中に埋まってる) 基礎 「石」 (半分くらいは埋まっていても可) 土台 「木」 (空中に。できれば10cmくらい浮いていてほしいです。) という順序です。 今回は岩地業を壊さずにていねいに掘り出して 砕石を敷いて型枠を設置して・・ 生コンを打ちます。 上部の加重に応じて基礎の大きさは3種類ある。 ポンプ車のオペレーターさん、名人芸です。 いろいろあったけどこの現場はこうやって不動沈下を修正しました。 柱の傾きも、土台を水平に戻してからでなくてはうまくいかないんです。 しかし・・・ コメントをいただいたように これができる予算がない場合 どうするのか。 これを仮に壊してしまうとした場合、 身近にあるものの価値を、今だけの価値観で決めていいのか? しかも勉強も感性も足りないに決まっている私たちが?(たち?) ああん? と、思うわけであります。 古い話をすれば千利休から 柳宗悦、宮本常一、坂田和實さんにいたるまで それまでにない新しい切り口で 新しい価値観を提示してくれた人は何人もいます。 でも その「モノ」自体は以前からそこにあったのです。 人がそれに後から気づいただけ。 今、壊したり捨てたりすれば その機会は失われてしまいます。 唐突ですが・・・・ 一体何事? という写真。 ドイツの地方都市ですが、建築関係者だったら 怪しい雰囲気を感じていただけるかも。 はい、水平垂直が、けっこうアレです。 白っぽい建物の窓台とか見ていただけると。 一番左の建物の二階の外壁なんか けっこう・・ 外側にふくらんでいるからちょっと怖い。 三軒続けて水平垂直がかなりやられてます。 ここの町は昔、井戸水をくみ上げるとそれが塩水で それで塩を作って国の内外に売って栄えたといいます。 地下水位が下がって地盤沈下したものが建物に影響している。 これを地元の人たちはどうしてるか というと こまかく修理をしながら使い続けていて、 壊したりはしていないってのが街並みをみるとわかります。 そのときそのときで直せる範囲で直して ちゃんと使い続けながら次の時代に手渡す。 自分たちの先祖が積み上げてきたものに対する敬意を感じますし 「そんなに手間暇かけて直すなら いっそ壊して新しくしたほうがいいんじゃないの?」 と言う、バブル期にはしょっちゅう聞かされた乱暴なセリフは ここでは聞かれないセリフであると言う気がします。 確かに、コメントをいただいたように 「(改修工事の)正解はひとつ、しかし選択肢は幾つかある」 という言葉からは技術職としての誇りを感じますし 「バチが当たるほどほとんど傾いたまま固めちまってます。」 と言う言葉からは古い建物に対する愛情と残す意思を感じます。 ドイツの例を出したのは唐突かもしれませんが 外国の街並みを見て感心し、ひるがえって 自国の街並みに劣等感を抱いた人は数多くいるはず。 その国の街並みの風景が そこに暮らす人の心象風景の反映であるならば 今の日本の街並みが表すだろう私たちの心の中には 自分たちがしている仕事への不信感や 足りない覚悟などがあるのではないでしょうか。 ブログのネタもど忘れする分際で 何も大きく構える必要はないのですが 至らない考えではあっても敢えて表すことで 自分の姿勢を問うていきたいと思っているのです。 皆さんのご批判をお願いいたします。 次回は 現場に入れる材料 入れない材料、 そして、柱の根継ぎの考え方 です。 そう まだ続くんです、ごめんなさい。 ではまた! #
by kaiganyafoo
| 2020-02-24 22:40
| 工事
|
Comments(0)
![]()
みなさん おつかれさまです。 わけあって一か月に一回 甲府に行ってるのですが、 山梨には「吉田うどん」というものがあって それは「いちばんこしがあるうどん」らしいです。(?) 器からはみ出した麺が宙に浮いているとか・・・(!) 海岸屋はうどん好きで、事務所には五島うどんと半田めんが常備されています。 だからといって讃岐うどんも水沢うどんも嫌いじゃない。 むしろ好き。(麺好きにしかわからない違いですまんね) 一度 行ってみたいなあ 吉田うどん。 さて、改修講座 (←おこがましい) 最初に沈下を調べます。 よく使うのが鴨居のライン。 そのあと天井裏に入って梁の掛け方を調べました。 ここは四角な製材品の桁(建物の外周の横材)も その内部にあるタイコや瓜剥きの梁も 全部一本もの。 天井裏には継手というものが存在しません。 これは強いわ (そして材料がぜいたく) こんなことをするのは大岩さんくらいなものでは?(←有名人) それを図面にして(梁伏せ図と言います) 沈下量と重ねたら腑に落ちる結果だったので一安心。 重いところが沈んでる。 つまりタチの悪い病気(?)が地面の下には潜んでいないだろう! という判断ですね。 で揚屋。 これは70cm上げました。 上げた理由はふたつ。 ひとつめが 土台の修理。 もうひとつが基礎工事、というか沈下の対策。 持ち上げてる最中に地震が来たら怖いねー などと言いながらやりましたが 「地震が来ても平気だよ? 地面が揺れても家は揺れないから。」 と曳家の頭は言います。 たしか・・・ イランの伝統的な住宅にそんなのがあったっけ。 伝統的耐震住宅 ただ、台風は怖かった。(二度来た) 家の中にワイヤーを張って揺れを止めました。(曳家さんが) そしたら大丈夫。 風の強い時間に中にいましたが全然揺れない。 土台を修理します。 いろいろ書いてありますねぇ。 交換・撤去・修理・独立基礎に変更 などなど。 土台は石の上に載っていましたが そこが石から湿気を吸うのか、どうしてもフケ気味になってます。 栗の木で補修をする。(栗は湿気に強いから) これは家の裏側の土台をそっくり交換するための部材。 金輪で継ぎますが、継いでから寸法を書き込むのが先輩流。 継手のところで寸法が狂うのがイヤなんだそうです。 言っても1mm以下の話です。 交換。 この建物は移築だと聞きましたが そのときに土台を入れたように思います。 移築の親方の仕事。 杉の土台の穴掘りで 鑿の切れがすごい。 たぶんこの土台は地木(じぼく・ここでは山武杉のこと)だと思うけど 鑿鍛冶の舟弘さんがわざわざ山武杉を取り寄せて その木口を突いて切れのテストをする というくらいの木です。 (それができたらどの木でもokというくらいやっかいなんです) 昔の鑿が切れたのか、しょっちゅう研いで仕事をしたのか・・・ 土台の修理と前後して基礎工事というか 不同沈下の修理をしたんですが、ごらんの通り70cmですから しゃがんで道具を使う、とかヒザで歩いて一輪車を押す とか まー だいたい腰に来ます。 察しのいい方々は先刻ご承知でしょうが コシのつよい吉田うどんを食べて海岸屋の腰を・・・(トホホ) ・・・・ あ 次回は不動沈下の手当てと、それができない住宅についてどう考えるか・・・ という・・・ (フェードアウト) いや たぶん書くだろう・・・(スイッチoff) ではまた! #
by kaiganyafoo
| 2020-02-12 22:19
| 工事
|
Comments(0)
![]()
みなさん おつかれさまです。 「空腹こそ最強のクスリ」という本を本屋で立ち読みしたので さっそく日曜日にプチ断食をしようと思ったのですが、 「断食の合間に食べても大丈夫なナッツ」を買いにスーパーに行ったら これ。 ・・・・・ プチ断食断念。早! さてさてさて 大問題の 基礎編。 (連続講座とはおこがましい) 古民家はほとんどの場合不同沈下をしています。 バラバラな分量で沈下していますから、床は傾く 建具の立て付けは悪くなる いろいろな不具合がおきてきます。 これをどう扱うか。 もちろん修理をして水平に戻すに越したことはないのですが・・・・ キッチン・トイレ・お風呂などの水回りの改善!(施主家族全員大声で希望) とか エアコンを入れたり照明やネット環境 とか(同 息子世代熱望) とか 寒いのをなんとかして! という断熱改修とサッシの入れ替え(親世代懇願) とか もちろんシロアリ被害や雨漏りの修理も必須ですし。 こう言う切迫感のある要望に対して 基礎だの土台だのって 床下の話はちょっと弱い。 「ウン百万円もかかるって言うけど、どういうふうに良くなるの?」 ってね。 「良くなるって言うか・・元通りになるだけ・・なんですけども・・・」 と、 まことに歯切れの悪い返事をすることになる。 しかし 曳家岡本の親方は、 「下がっている柱には荷重が集中する」 とおっしゃっています。 それは家を揚げて曳いていて (家を持ち上げて、上げたままそれを移動していて ということです。) 地盤の悪いところにさしかかったときなど家がぐっと傾くことがあって、 そんなときはジャッキを何台も増やしてやらないと水平まで戻せないのだとか。 ・・・・ 移動している最中の家が傾く・・・ 怖い怖い怖い! もー無理無理 ・・・ってそうじゃなくて 水平じゃない状態の家って不安定だし 期待されている強度も出ていない ってことですね。 「傾いたお神輿は低い方の人が重い」ということらしく。 そういう実感は大工も基礎屋さんにもわからない 曳家さん独自の感覚だという気がします。 教えてもらって良かった。 実際の工事では、家は傾いたまま床だけを平らに張りなおすことがあります。 高名な建築家の仕事でそんなものも見たことがある。 予算の編成を考えるとそういう判断もあるのかもしれません。 ただ、「弱い」だったり「危険」だったりという要件を 施主が承知の上なのかどうか。 海岸屋的にはどうなのか。 ①水平垂直は仕事の基本だ。 (内装だけ真っすぐにするのがかえって面倒) ②耐久性や安全性を増すならともかく減らしかねない予算編成は不本意だ。 (自動車のタイヤやブレーキが悪いのにカーナビ入れててどうすんだ!) ③家が傾いてきたら住んでいる人が具合悪くなってきたのを知っている。 (古民家じゃないけど。ホントだぜ。 ねー?Mさん) で、 今までさわらせてもらった古民家はほぼ全部水平に戻してます。 ほぼ、 と言うのは 仕事がそこまでいかないうちに(以下略)や、 水平に戻してから(以下略)と、 (以下略) ・・・・ うーん 冷静に過去を振り返ってみると暗いキモチになってきた・・・ 海岸屋、古民家関連では満身創痍ではないですか。 これはイケナイ 何かを食べて血糖値を上げましょう! ん? プチ断食はどうしたのかって声が聞こえる! そこはそれ とりあえず(キモチも)水平なところまで戻してから・・ ひゃー いろいろなところから冷たい視線を感じつつ 基礎編はその2実践編へと続くであろう。 (ってことはこれが理念編だったのか?これで?) でわまた! #
by kaiganyafoo
| 2020-01-29 01:35
|
Comments(0)
![]()
みなさん おつかれさまです。 海岸屋の本拠地はずいぶんと幅広い年齢の方が出入りして下さいますが 女性で若いほうから二番目の「ふーちゃん」のことを 近しい人は「ふみっちょろ」と呼ぶことがあるんです。 小さくてちょろちょろしているからかな?と考えてみても なぜか なんだかすこーし気になる。 それが このあいだ、「はげっちょろ」に似てないか?と思いついたんだけど。 いや いやいや 海岸屋は薄くないよ。 マスダヘアーデザインのSさん そうだよね。 頼むぜ。(頼んでどうする) さて 古民家の解体は楽しいって話を前回しましたが こんな話を何回も続けると善男善女のみなさんの興味はダダ下がりになります。 だからもう一回だけね。 天井を落として 鴨居と長押をはずして土壁をはがしたら 足元に敷居が見えますよね? 柱の真ん中に飛び出しているのが「待ちホゾ」で 敷居の方を切り欠いてあるからここに落とし込むと左右にずれない。 そうしておいて柱のくぼみと同じくぼみが敷居にも掘ってあって 横から角栓を打ち込むと上下左右に固定できる そんな仕掛けです。 解体のときは・・海岸屋は角栓にビスを打って釘抜きで抜きます。 ただ、 これが順序立てて納めていくから隣の敷居で隠されて 角栓が横から見えないんです。 「作ったときの逆順でばらせ」って言ったけど 若い子は「わかんないです。切るしかないですよ。」って返事をする。 むー じゃあ、この敷居を入れるためには先にこれを入れて その前はこれだから・・・って見ていくと最後に入れたのは玄関廻り。 今度はそこからはずしていって・・・ 昔の親方が一番最初に入れた敷居はこれ。 (ここに写っているセーバーソーで何を切ったのかは秘密) これも、「角栓はずしたのに敷居が持ちあがりません。」って言われて 「そうか? そんなことないだろう?」って返事して でも床下に潜ってみたら下から引っ張ってあった という仕事です。 座敷と縁側の境に入れてある敷居の下は 縁甲板にぴったりくっつけたいもの。 ちょっとでも浮いていると横から見えるし ただ上から置いておけばくっつくほど簡単じゃないし。 上はアリを寄せて下は栓で引っ張ってありました。 頑張った! 手順が読めると昔の親方の段取り、 つまり何を大事に考えたか それがわかってくる。 おーい若い衆、授業料を払ってくれてもいいぜー(誰にだ) それから床板をはがして 根太をはずす・・・ さて・・・ 古民家を改修(現地再生)していく場合、 どうしてもぶつかる大問題に向き合う時期です。 99%の古民家は不同沈下しているけど これをどうやって水平にするか、または基礎をどう考えるか ってことです。 ほんと、古民家はここが基礎。(シャレじゃなく) かなり問題が深い難しいところ(だと思う) あんまりまじめに考えるとハゲてしまうくらいだ。 いや 海岸屋は薄くないよ? だからといってまじめに考えていないわけではなく。 というわけで次回は(たぶん)そこを。(どこを?) ではまた。 #
by kaiganyafoo
| 2020-01-29 00:54
|
Comments(4)
![]() |
ファン申請 |
||