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みなさん おつかれさまです。
このあいだ床屋に行った海岸屋です。 ソフトモヒカン とか言う短めの髪型にしているせいで 月に二回くらいは床屋に行きます。 ちょっと面倒。 以前はバリカンで坊主頭に刈ってました。 自分でね。 でも、ヤ◯ザとかウ◯クみたいに見えるらしく 坊主禁止令が出ています。 はー やれやれ。 柴犬なんかいつも床屋行きたてみたいにすっきり見える気がするけど あんなふうにならないものかしら・・ さて、足場もばらして本当の終盤にさしかかっている「イ号計画」の住宅ですが これは十和田石と言って たぶん十和田湖の方から来るんだと思いますが、 5枚ひと梱包で、けっこう重い。 急に女の子のふりをするK女子(失言)は持ち上がらないそうです。 もう一度言います けっこう重い。 ![]() これは玄関土間の様子。 洗い出し ですね。 種石もそうですが、左官材全般みんな重いです。 海岸屋が修行をはじめた頃のセメントは一袋40kg。 トラックに何十袋も積み込んでふうふう言ってる海岸屋に、 タルみたいな体したオヤジどもが 「重たいかぁー? ついこのあいだまで一袋50kgだったぞ。」 「なにが50kgだ 米でもなんでも一俵は60kgに決まってたんだ、がはは。」 などとイジってきたものでした。 まあ、重機がなければ10t積みの大型ダンプに 砂でも砂利でも手積みで満載に積み込んでそれから仕事に出かける そんなオヤジどもですから文句も言えません。 (重機の手配を忘れたのはワタシ・・) 今、セメントは一袋25kgですか。 ホームセンターでは20kgだったかもしれません。 石とは本来「据える」とか「築く」ものだったのではなかろうか、 というハナシ。 1t以上あるそうです。 もちろん重い。 諏訪の鉄平君です。(人名ではありません) 今どきの現場はみんな張る(貼る?)ことに終始します。 内部は石膏ボードを張ってビニールクロスを貼る 床はベニヤを張ってクッションフロアを貼る 外部はタイベックを貼ってサイディングを張る という具合です。 昔の家はそうじゃない。 床は畳で これは敷くものだし 壁は左官で これは塗るものです。 屋根の瓦は葺くもの 石は据えるもの。 どうして今は張る(貼る)ばかりになったんだろうな と思っていたんですが、 去年の勉強会で講師においでになった泉幸甫先生が、 「輸送の都合」 で、軽い材料を使うようになったのである! と説明するのを聞いて、なるほど! と腑に落ちました。 畳だって昔のものは重いもんな。 現代の住宅を作っている現場の諸君! 皆さんのあつかっている材料は軽いそうですぞ? いやーでも ちょっとしかウチにいなかったT君は9・5mmの石膏ボード運ぶのに 「一枚ずつでもいいですか」 って言ってたなぁ・・ 音楽の好みはヘビーなメタルだったのに。 軽い建材で家を作っていて 出来上がった家も軽い となるとそれはどうなんでしょうね? 価値とか印象とか。 食べ物の好みも服のはやりも(タバコとかも!) 今はライトな感覚がウケるんだよ! とか言われればそれは確かにそうなんだろうけど 中味が薄くなってたりしませんか? 新建材は人間の都合で軽くなったりするんでしょうけど 素材、つまり材木とか丸太とか、石とか土とかは 人間の都合になんか合わせてくれなくて 人間の方で素材の都合に合わせていくわけです。 マグロは大きいからさばけませんとか カボチャは堅くて切れないですとか 食べ物の職人は言わないよねぇ?(言わないよね?) 現代文明は人を去勢する作用がある と海岸屋は思ってますが そんな物騒な話はここではさておき 重い素材でもそれを使いこなして家を作ろうぜってことです。 あの、タルみたいな体したオヤジどもになんて言うか聞いてみたいな。 海岸屋のよーなかるーいヤツが何を言うか! って言う声が聞こえる! やっぱ聞くのやめとこう。 40年も経ってるから大丈夫だろうけど。 そう言うわけで次の現場も重い現場です。 どのくらい重いか というと60年分プラスアルファ 歴史の重みと建物の重みを感じる現場になりそうです。 ではまた。
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by kaiganyafoo
| 2018-06-19 20:03
| 材料
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Comments(2)
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