海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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神楽坂建築塾で話す

みなさん おつかれさまです。


千葉 外房はそこそこ南国ですが
ここのところすこーし寒くなってきました。
11月も終わりだしね。


海岸屋がずっと通っている勉強会で 神楽坂建築塾 というのがあります。
有名どころの講師が名前を連ねて、素晴らしい講義をしてくださるんですが、
例年11月は研修生が講座を持ちます。
で、
今年も海岸屋、話をしてきました。
話をしてきたんですが・・・まあ向いてない。
向いてないなー!(ここ大声で)

とにかく施工屋なんてのは裏方であるべきで、
だからいつも地味な色の服を着ているくらいですから。
裏方が人前に出てもねぇ・・

でも、建築ってのが、施主と設計と施工の三者でできているものだと言いながら
勉強会の類では学ぶ側にも教える側にも施工の人は少ないんです。
神楽坂建築塾でも施工の人が講師になった例は少なくて
大工の田中文男さんくらいかな・・?(大物だねぇ)
まー こっちの田中は小物だねぇ。

この講座を依頼されたときに、事務局(?)のW辺先生に
「同じ話を二度しないでください」 と言われていて
憚りながら海岸屋、大工と道具の話をさせたら何年だって続きますけど
それがフツーの人にとって面白いのか、タメになるのか、
払ったお金に見合うだけの話なのか、と考えると難しいです。
(でも二年くらいやった)
そこで去年考えたのが 「人のふん〇し作戦」。
腕利きの職人さんを呼んできて、その人と対談するという形式ですな。
去年の職人さんは左官屋さんだったけど、
今年の職人さんは経師屋さん。
この方です。 小野瀬さん。
a0157159_17582917.jpg
・・・って みなさん、経師屋さんって知ってますか?
恥ずかしながら海岸屋は小野瀬さんに会うまでは経師屋さんとサシで話をしたことがなかった。

いつかは経師屋さんと組んで仕事がしたい と願ってはいたものの
なかなかその機会に恵まれずに、ようやく念願がかなったのが3年前。
6畳の和室の壁と天井を和紙で貼ってもらいました。
a0157159_18134736.jpg
いやー すごかったなー
素晴らしい技術、素晴らしい道具、それから素晴らしい和紙。
もちろん出来上がった部屋も素晴らしい。

端正な仕事だけれど、和紙の風合いは柔らかくて
今まで経験したことのない仕事になったんです。

このときの経験から、
経師屋さんというのは和紙の専門家だと思っていたんですが違った。
布も大事だったんです。
掛け軸とか屏風とかを考えれば当然そうなんですけども。

ですから、経師屋さんの仕事の範囲はすごく広くて
建築関係の仕事というのはその一部にしか過ぎない、とも言えます。
ただ海岸屋が思うのは、
住宅の中に取り入れることのできる本物の材料というのはとても少なくて
それは木であり、土であり、漆喰であったりするのですが、
そこに和紙も必ず入ってくるだろうと言うことです。
和紙はとてもたくさんの長所をもった素材ですが、
一番芯のところを言えば、人を幸せにする力がある という事だと思います。

ただ、当然のことながら海岸屋にそれを語って人に伝える力はなくて
ほんの触りだけを見てもらったに過ぎません。  残念。
所詮 にわか勉強では通用しない奥行きのある分野だということでしょうか。
受講生の皆さんには申し訳なかったけど。
・・・・
・・・・
だったらブログに書いてもなおのこと伝わらないだろうって、
実は今、気が付きました。
やれやれ。

和紙の数々を触って、その違いが汲み取れなかったからと言っても不思議ではないです。
それは
生米を触ってその違いが判らなくても、ご飯に炊いて食べてみればわかるようなものです。
和紙であれば、障子に貼って、提灯に作って、扇子や団扇であおいで、和本に綴じて、書をしたためて
そうやって使い倒してはじめて腑に落ちるしかないのでしょうから。

というわけで 小野瀬さんの素晴らしい道具を見て
その仕事を察してくだされ。
a0157159_19592383.jpg
道具もすばらしいけど、仕事をしているときもかっこいいんです。
いやー 職人たるもの常にそうありたいもんですねぇ。はい。
ん?
神楽坂建築塾の話から逸れてるって?
いやいや もしかすると来年もやるかもしれないかもするかもしないかも。(何だ?)
だったら誰に頼もうかなぁ・・
(他人のふ〇どし作戦継続審議)
と 曖昧なことを言いつつまた今度!
では!



by kaiganyafoo | 2017-11-30 20:28 | Comments(0)

嵐を呼ぶ上棟

みなさん おつかれさまです。
寒くなってきました。



嵐を呼ぶ男 という映画が昔あったそうですが、
これで海岸屋もなかなかの若手ですから見たことがありません。
裕次郎って言ったって西部警察くらいしか知らない。
昔からテレビって見てないしな。



なんでこんな話をしているのかと言うと
上棟の予定が台風直撃になっちゃったから。
二度も。
雨男なんてーもんじゃなくて 嵐を呼ぶ男がいるんですね。
海岸屋ふー関係者の中に。
(女性かも・・?)


a0157159_18545992.jpg
もー合羽着てます。
みんなズブ濡れです。
これ、写っているのは海岸屋なんですが、
釘袋の中に雨水溜まってましたもんね。

で、
ほかにもいい写真がたっくさんあったはずなんですが、
雨のせいなんだか なんなんだか 全部ピンボケ・・・
a0157159_19040471.jpg
ほらね。
栗駒から運んできた松丸太(ヤリガンナ仕上げ)(笑)を
バッカみたいな大カケヤでおさめている・・・という
なかなかに勇壮なシーンなんですが・・

涙で前が見えない! みたいな有様です。
トホホ。
台風のバカ!

この日のために県外から多数お集りいただいた大工さん
ありがとうございました。
これにに懲りずまた来て下さい。
次回の上棟もきっと手刻み仕事ですから。
はい。




で、今はこんなかんじです。
a0157159_19440068.jpg
今回も平屋。
いやー 頑張ってるねー (大工さんが)
・・・・
かっこいいじゃないですか。(K女史のおかげで)
・・・・・


じゃ、お前は何をやっていたんだ、って聞くのは禁止。
それでなくても社内で風当りが強いんですから。



海岸屋がここ最近何をやっていたかということを
次回公表することでありましょう。
それは一体いつになるんだよ!? と聞くのも禁止。
ええ
なにしろ 嵐を呼ぶ男かもしれませんからね ワタシ。
危険ですよ。
ではまた。









by kaiganyafoo | 2017-11-13 20:13 | 工事 | Comments(2)