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飛騨の匠も4回目だな
読む人もたいへんだぁ・・ さて はつり製材 割り製材 ときて 今回は チョウナ と 前挽き大鋸 チョウナとは これ ![]() 変な形ですよね? 柄はこんなふうに曲がっている ![]() 使い方は こんなふうに 鍬で土を耕すときのように 自分に向かって振る。 ![]() 自分に向かって 振る? 刃物なのに? そうです 昔の職人は これで怪我をする人がかなりいたとか・・。 野蛮だ。 写真を良く見ると 周りで見ている人が みんな腕を組んでいますが このポーズは 心理的に自分をガードしてるんだそうですよ。 みんな 多少 ビビッてるんだな。 実際けっこう怖いです。 海岸屋も はじめてチョウナを使ったときは 柄を握った指が 開かなくなりました。 半長靴の安全靴(先端に鉄の入ったやつ!)をはいてたのに・・。 まー どんだけビビってんだよ って話ですがね。 このチョウナという道具は 今や 化石 とまで言われていて もう誰も使いません。 たぶん最初は 割った木材の表面が あんまりバサバサだったんで 小さい手斧で削ってたんだと思います。 飛騨の匠2に出ていた ハツリ と同じやりかたでね。 だから そのときのチョウナの柄は まっすぐで 柄の向きは 今とは90度違って 普通の手斧。 (これは妄想にもとづく 発言ですがね) それを誰か 変わり者がいて 曲がった柄を向きを変えてすげたんだね。 それで チョウナの完成。 変なの。 そんで このチョウナのいいところは 見た目よりも すごく精度がだせること それから 見た目通りに 能率がいいこと。 鑿やかんなよりも 当然早く 電気鉋や 丸ノコよりも早いかもしれない。 まあ 精度は腕次第だけどね。 そして前挽き大鋸 (これは まえびきおが と読んで下さい おがくず のおがですよー) ![]() でかい鋸ですよねぇ・・ 大鋸ですから・・(あ、面白くなかったすか) このでかさは無駄ではなくて 写真で見る 鋸の上の方は定規になってます。 つまり 挽いたあとを でかい鉄板がついていくから 曲がって挽けないようになっているんだね。 やってみて そう思いました。 さて ハツリ マンリキ チョウナ 大鋸 いろんな道具が出てきましたけど 海岸屋は そのほとんどを持ってます。(笑) 次回は これら昔の道具の存在価値についてだ! どうだ どんどんつまらなくなるぞ。 びっくりだな。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ▲
by kaiganyafoo
| 2010-08-31 08:25
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飛騨の匠も3回目だが
まだまだ 続くのだよ。 わるいね。 ![]() これは何をしているか というと 丸太を割っているところ。 何のために割るか というと 板を取ろうとしている。 ![]() 割る ![]() 割る ![]() 使っている道具は 通称 マンリキ。 へぎ鉈 とも かぎ鉈 とも呼ばれているらしく まぁ どれもがそれらしい いい名前です。 丸太を四つ割にしたあとは そのマンリキの巾を基準にして大割して 半分に割って さらに半分に割って・・・と割り返していく。 何の気なしに割っていると ゴミにしかならないところを いかに同じ厚みで 寸法を揃えて 無駄をすくなく 早く割るか という そこのところの ノウハウが 伝わってきた知恵。 おそらく鋸で製材するよりも 早くて、性能のいいものができる そのために 割っているんだと思う。 性能とは 耐久性。 屋根に葺かれることの多い この材料は ノネ板 とか ヘギ板とか呼ばれますが 割ることによって 木材の繊維を切ってしまうことなく板になっているため 強い。 そして かなり でこぼこした肌を持っているため 屋根に葺いたときに お互いに密着しない。 つまり 毛管現象がおきにくく 雨水を逃がしやすいんだね。 今は 木材を割る技術 というものが とても衰退してしまっているけど 例えば 法隆寺を作った時代には それが製材の主流だったはず。 電気の帯鋸もなく 手で挽く前挽き鋸もない時代には 木材は 割って使うのが 普通の状態だった。 だから ケヤキとかナラが使えない時代は けっこう長く続いたと思うな。 とはいえ 正倉院の宝物のなかには ものすごく入り組んだ木目の板をブックマッチにして扉につかった 戸棚かなんかがあるから そうとばかりも言えないんだけどね。 ブックマッチ というのは 例えば1cmの厚みの板があれば それを半分の5mmに挽いて 左右の材料に使う というやりかた。 ちょうど 本のページを開くように使うんだね。 これをやると 木目が 左右で同じ模様になる。 入り組んだ木目の板は そんなに都合よく割れてくれないし 削っていったら 木目模様が違うものになっちゃうから その正倉院の戸棚の扉は どうあっても鋸で切ったとしか 思えない と言われている。 その辺の作り方をあれこれと考えるのも 楽しいんだけど それは 別のはなし。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ▲
by kaiganyafoo
| 2010-08-31 01:35
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山の中を進む 我々 日本建築研鑽会一行の前に
やがてあらわれたのは・・ ![]() 舞台? 建築現場? 仮設? はずれー これは 「りん」と言います。 ![]() わらわらと近寄る一行。 上に乗っかっている丸太が これから はつる丸太。 丸太の上に乗っている人こそが 飛騨の匠だ (長い前振りでしたねぇ・・・) さあ はつります。 ![]() はつる ![]() はつる ![]() 飛騨の匠 体に楽させてないとみえて 無駄な肉がついてませんね。 ![]() 一面をはつり終えたところ。 見ていて思ったのは やはり危険な仕事だし 重労働だということ。 でも 思っていたよりも 能率があがるし 平面の精度も高いです。 昔の人は 肉体的に厳しいことは厭わないけど 時間がかかることには厳しいですね。 そういう傾向。 使っていた道具 ![]() 斧 といっても間違いではないが 鉞(マサカリ)でしょうかね。 はつるための専用の斧だから はつり とか ハツリヨキ とか言うこともある。 和漢三才図会には たづき とあった気がします。 たて向きのヨキだからタヅキなんだと思っています。 伐採用は ヨキ とか キリヨキで 割るのは ワリヨキです。 斧を用途別に分類すると この3種類です。 肉の厚み 刃先の角度 首の長さ 刃先の長さ みんな違います。 機会があったら現物の写真を載せます。 そして飛騨の話はさらに続く。 ▲
by kaiganyafoo
| 2010-08-30 00:55
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飛騨の匠だ。
なんか かっこいい響きだな。 日本建築研鑽会 という ものすごい名前の催しに行ってきました。 勉強になった! 一口に 飛騨高山と言うけど 飛騨市と高山市は隣あわせの別の市です。 飛騨市というのは 2004年に四つの市町村が合併してできた市で 岐阜県の一番北にあります。 今回行ってきたのはその中で 旧宮川村にあたる場所で もう 富山県まですぐ という場所。 飛騨市の中心 古川地区へ行くのも 富山の越中八尾に行くのも 距離的には変わらないかんじです。 高山本線 杉原駅 ![]() 駅員さんはいないのかな? 改札もフリーでホームに出られました(違法?) 時刻表 ![]() 上下線 各8本で 高山方面の7時台 8時台には 電車がない! 通勤 通学には使えないな・・。 さて 宮川地区の一宮(勝手に命名。 すまんね神社庁) 春日神社。 ![]() 本殿の前に杉の木が ボーンと。 御神木なのか? もう 一緒に拝んじゃうということだな。 振り返ると宮川地区の繁華街。 ![]() いい雰囲気だね。 さて われわれ日本建築研鑽会ご一行様は なぜか さらに山のなかへと進むのであった・・。 ![]() (いやー ひっぱってすまんね 導入部が長すぎたね 続くんだよ・・・。) ▲
by kaiganyafoo
| 2010-08-29 23:08
| 民家
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三里塚ネタをもうひとつ。
今 行っている現場は成田市 三里塚 御料 という地名です。 そして 御料 とは 御料牧場の略だと思われ、 つまり 天皇家の牧場だった地域です。 今はこんなふうになってます ![]() この並木はトチの木で すごい大木です。 奥に行くと こんな建物が。 ![]() 茅葺で かっこいい民家なのかな? 右手を見てみると ![]() ん? 床が高すぎるような・・? 裏にまわると ![]() ??? 洋館になってる? この建物は 御料牧場の責任者として雇われた アップジョーンズ という人のための官舎で 後に 皇室のための宿舎や 外国からのお客さんを接待するため 使われた ということです。 ![]() この部分は 風呂とトイレ。 隣には こんな資料館もあって 天皇家が使った馬車や 専用の飛行機の内装とかが 展示されています。 ![]() あんまり人気がないのかもしれない・・ とてもすいていました。 ▲
by kaiganyafoo
| 2010-08-28 05:57
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三里塚の仕事も終盤です。
キッチンを改装して 浴室を増築する工事。 順調に進んでいるんですが すこし現場までの距離があるので、帰ってくると もう眠い。 ブログの更新を怠りがちですね 残念だ。 今日は せっかく空港の近くにいるから と思って 飛行機の写真を撮ってみました。 ![]() JALです。 飛行機の写真を撮るのは けっこう難しいです。 フレームの中に うまく収まらないし、 実際見ると びっくりするほど大きいのに 写真では 小さく写るだけだし。 ![]() ジャンボジェットらしい でかい飛行機も飛んだんだけど うまく撮れなかった。 そうこうしているうちに 夕方になった。 ![]() 少し時間がたったら 変わった形の夕焼けに。 ![]() 旅客機好きの出越くん ごめんね うまい写真が撮れなくて。 はぁ 希薄な更新だな。 ▲
by kaiganyafoo
| 2010-08-26 23:28
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今日はいい月が出てます。
満月だな。 でも 暦を見てみると 今日は 旧暦8月16日 ??? 旧暦というのは月の満ち欠けを基準にした暦だから 満月の日は 文字通り15日 で十五夜なのかと思ってた。 たまにずれることもあるんだね 知らなかったっす。 丸い月をながめていると 虫が鳴いてたりして もう 夏も終わりだな って思うんだけど 昼間は まだまだ暑い。 暑くても海岸屋は機嫌よく仕事しています。 さて 松本城なんですが ![]() 内部の材料はほとんどが チョウナ仕上げ。 ![]() 見てわかるように まるい刃の跡がついている。 これもそうだね。 ![]() 現代の仕事では これは意匠的なもので なぐり仕上げとかいわれるけど 松本城内部については 意匠ではない。 たぶん。 では なにか。 省略ですね。 それ以上の手間をかけない 中途の状態 これです。 工期を短縮するためと 予算をおさえるため。 さらに 日本の建築において 土台を積極的に用いたのは 城郭の建築が 初めてで それは やはり工期を短縮するための アイディアだった とも言われている。 まさか後世の木造建築のほとんどが 土台を採用するようになるなんて この時代には 予想もつかなかっただろうな。 この時代の考え方では チョウナ仕上げは仕上げではないと思う。 あくまでも 加工の道具として チョウナを見ていたんだと思います。 さてそのチョウナですが 飛騨にはよそとは違うチョウナがあります。 これ ![]() 写真がよくないね。 こうもり型とかいわれるらしい。 こんなのもある。 ![]() これはチョウナにはめずらしく片刃で ごく薄い刃付けをする。 役目は チョウナ仕上げのさらに上の仕上げ。 高い部分だけを はつり取っていくんだね。 海岸屋も使ってみたけど 難しいです。 すぐに食いこんじゃう。 チョウナの話は またあとで。 . ▲
by kaiganyafoo
| 2010-08-26 00:03
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行って来ました
飛騨。 けっこう遠かったです。 帰りは中央高速で40kmの渋滞ってのにやられました。 そんなこんなで昨日はあんまり寝てません。 とりあえず 松本城。(なんでだ) いや 国宝だし。 国宝の中を歩くことなんて あんまりないか と思って。 ![]() え? 絵葉書みたいだ? ちっ これは? ![]() ますます絵葉書? じゃあ これ ![]() 内部の部材に残っている チョウナの跡。 全館ほとんど これ。 まー 詳しくはのちほど。 ▲
by kaiganyafoo
| 2010-08-23 23:55
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最近 ラジオで告知していたシェーク屋さんが気になったので行ってきました。
![]() マックやなんかのシェークは、フレーバー(まあ 香りだね)をつけてあるだけだけど、 ここのは、生の果物とかをミキサーにかけて、作っています。 っで店内 ![]() ![]() っで 外観も ![]() ほんと おいしかっただす。 自由が丘の(東京だよ)住宅街の一角でひっそりとほんとひっそり過ぎて、お客さんはうちら以外は 一組だけだったけど・・・・・ つぶれてしまう前に、(ごめんなさいお店長さん)もう5回はいくつもりです。 ▲
by kaiganyafoo
| 2010-08-21 16:40
| 食べ物
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