海岸屋ふー通信

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年越し

みなさん おつかれ様です。

年越し_a0157159_17320749.jpg
(有)海岸屋ふー では例年12月28日に餅つきをします。
その年にお世話になった方々に配っているので
少しづつ増えてきてちょっと前から60kgになりました。

それをここに写っている臼と杵で搗くんですが
3升づつ搗くと計算上は13回か14回、
時間で言うと7~8時間かかるようです。

左官の白石さんのかまどが傷んできているので
今年は少し今風の(?)かまどでGO!
年越し_a0157159_17383085.jpg

かなり以前に茨城のO沼さんに声をかけてもらって
ウチに来てからずっと雌伏(?)していたかまどです。
O沼さんお元気かな・・・



60kgの餅を海岸屋一人で搗くのかなぁ・・・と思案していたのですが

年越し_a0157159_17424077.jpg

30代の若い衆が三人も来てくれました。
みんな年期の入った現場の人です。
大工のY井君 きこりのS瀬君 電気屋のウチの息子。
ありがとうございます!


翌29日は千葉県大周遊コースで餅を配って回ったけど
ほんとに皆さん美しく住まいを使っていただいていて
感謝の言葉もありません。
そのいきさつをいろいろと考えてみるのですが、
どう考えても海岸屋は恵まれていると思います。
ことにウチで家を建てた方々はみんな住まい手として一流。
手入れをして、楽しんで、手作りの家具をあつらえて、
大事に使っていただいています。
泣ける・・・


事前の打ち合わせを重ねても、海岸屋は偏屈なことを言いますし
仕事をさせていただくところまでいかないことも多いのです。
力が至らなくて申し訳ない。
その方々も、どうか良い御普請をなさっていますように。

海岸屋の事務所の神棚には
建築を志してその半ばで旅立った若い方の写真がかかげてあります。
住まいの仕事に携わることのできる今を感謝できるように。

今年もたくさん学ばせていただきました。
その学びを次の現場に。



来年も一生懸命仕事をしますので
どうか皆さんよろしくお願いいたします。

年越し_a0157159_18135767.jpg


# by kaiganyafoo | 2020-12-31 17:40 | 季節のはなし | Comments(2)

ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)

みなさん お疲れさまです。


コロナ関連でみなさんマスクをしてますが
「マスクの外に鼻が出ている」方を見かけると
なんだか知らないけど腹が立つ海岸屋です。
鼻まで覆ってはじめてマスクだろうが!! と思っているのかな?
マスク警察?




さて
新築工事で使う木材、広葉樹編ですが、
現場の人は、「こうようじゅ」 なんて言いません。
「かたぎ」って言ってることが多い。
「堅木」かな?



まず、ナラ。
どんぐりの木で、千葉にも普通に生えている。
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_10580296.jpg
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_10585024.jpg

海岸屋の作業場の梁の上に何年も上げておいたナラの木
もーホント 何年も、です。
この地域ではこれ以上乾燥しないんじゃないでしょうか。
気乾状態ってやつですかね。

英語だとオーク材。ウイスキーの樽の材料とかにもなりますが
海岸屋は昔、この材料が苦手でした。
カラカラに乾いたナラは堅くてちょっと粘りのある手ごたえで
鉋かけが難しかった。(下手だったんですねぇ・・・)

写真の材は玄関ドアの枠に使いました。
玄関ドアもナラ材。
厚みは45mmある。
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_21045481.jpg
玄関ドアは、外と内とを分ける境界だから
心情的にも、物理的にも、信頼感が欲しいところ。
ナラの木は堅くて丈夫なのでそういった役には向いています。
うーん堀商店のHCRが美しいな。(ドアノブっす。)

サザエさん家みたいに「カラカラカラ、ただいまー」という
軽快な玄関建具もいいんですが、あれは、
ご近所中が知り合いで家族が多くて、という総合的なセキュリティ体制(?)
が成立してての、なごやかな社会の反映・・・ではないでしょうか。
(海岸屋の自宅はサザエさん式です。同じ7人家族だったし。)



次はタモ。
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_13470090.jpg

一枚板です。(自慢げ)
タモは英語だとアッシュかな?
木製バットはタモ材のものがあるそうです。
イチローのバットはたしか、青ダモと聞いた気がする。
(あれは見た目、黒いけどね。え?塗ってる?)

堅木は、湿度の変化で反ったりすると、
力が強くてビスくらいでは止められないこともあります。


だから片方は脚部を板にして 吸い付き桟で組み立てて
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_14010083.jpg

もう片方は壁の中で反り止めをしておく。
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_14024153.jpg

この反り止めは樫。
タモにも負けない強い木だと言うことで。
このカウンターは家具の「保精郎」さんに引き出しをつけてもらって
こうなりました。
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_14073387.jpg

ほーら 引き出しの底板まで無垢材ですよぉ(自慢)
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_14095308.jpg
そして「祝! 保精郎ホームページ完成!!
パチパチパチ。
https://hoshirou.namaste.jp/
のぞいてみてね。かっこいいから。




次は桜。
加工してます。
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_14233254.jpg

丸鑿、生反り、外丸鉋、繰り小刀などなど。
手道具総動員で何を作っているのかと言うと・・・
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_14254827.jpg

手すりです。
あ、甲府の佐藤金物店さんでいただいた
超高性能の南京鉋も写ってますね。
見付けられないかも、ですけど。(散らかってるんだよ!)

これは現場で こうなりました。
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_14373157.jpg

この手すりは本歌があります。
それは耕木杜の手すりで、あっちはナラ製ですけど
ここのお宅は娘さんが二人なのでやさしい感じが欲しかった。
桜は緻密で手触りがすべすべします。

一度この手すりをやってみたかったので
阿保さんに断りを入れて作りましたけど、
わかっちゃいたとは言えびっくりするくらい手間がかかる。
夜なべでやってると、脚と手すりの接合部一カ所に一週間(!)かかりました。
二カ所目、三カ所目と慣れてきたけど、阿保さんの手すりの完成度には及ばない。



最後はモミジです。
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_15082597.jpg

縮み杢とでも言うのでしょうか。
どんな手ごたえかと思ってたけど、別に難しくはない。
これは古材だから何十年も経ってると思うけど、経年の変化は感じません。


現場で仮合わせ。
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_15114506.jpg




完成したらこんなかんじです。
ナラ・桜・タモ・モミジ(かな?)_a0157159_15145652.jpg

なんだか杢がすごくて木じゃないみたいです。
言ってみればこのモミジは 木だけど花よりも華やかで、
何も飾らなかったとしてもこの地板だけでもきれいです。
(え?そんなこと言うのオイラだけ?)


さて。
ざっと見てもらいました。
たくさんの種類の木を使っています。

水回りには耐久性のあるヒノキ
外部との開口部には丈夫で安心感のあるナラ
手すりには手触りのいいサクラ
玄関には格式のある松と華やかなモミジ
それぞれの木が特徴を生かしてここの家族を守ってくれることを願います。

ある著名な数寄屋大工は熱心に信心をしているのは蓄財をしたいからで
蓄財は材料を買うために必要と語ったのですが、
材料は現場構成の指針になるらしかったです。

そんな境地には無縁の海岸屋ですが(蓄財どころか・・以下略)
素材に触れる職人のすべては より良い素材を求めていると思います。
それは自分の満足と言うよりも、納得のいく仕事を相手に渡したいから。
(あれ?同じことかな?)


さて次回は「新築の素材編」の最後
(畳表)(ウッドデッキの素材) それから(芝) です。


新築の素材編なんていつはじまったんだぁー! 
という皆さんの鼻息の荒い声を聞きつつ、
(だからマスクは鼻を隠してね?)
ではまた!








# by kaiganyafoo | 2020-12-21 11:45 | Comments(2)

新築工事2 いろーんな木材

みなさん おつかれさまです。


前回は自分のことを老人呼ばわりしましたが
先日、ウチの奥さま(!)のお父様が亡くなりました。
おん歳96歳(年男) 堂々たる大正生まれで
戦争では満州が寒くて飛行機の燃料でん何でん飲みよりました(熊本弁)
らしいです。

今や120kgもあるウチの次男が小さいときに
おぶってあやしてくれたことや
馬の背んごたる山道をオート三輪で材木出した話、忘れません。

合掌。





さて、
新築工事に使った材料の話がしたいです。


まずこれ
新築工事2 いろーんな木材_a0157159_13184240.jpg

全体像が写っていませんね。すみません。
でもこれが吉野ヒノキの大黒柱。

これは完成したときはこんなふうです。
新築工事2 いろーんな木材_a0157159_13215724.jpg

大黒柱がどれだかわからない人手を上げてー
左側に写っている白っぽくて長ーい柱ですよー

これは例えばこうなってる
新築工事2 いろーんな木材_a0157159_13302426.jpg

おーう
これはこの木がビール瓶くらいの太さのときに一回目の枝打ちをしたから
その後10年くらいは苦労して育ったんだなぁ・・・って
見るのはそこじゃありません。

大工さんがこの柱の芯に届くくらいの切れ込みを入れて
木が乾燥してその切れ込みが開くだけ開いたら
今度はそこを別の木でふさいである、ってところを見てください。
(時計で言ったら8時くらいの方向っす)

切れ込みのことを「背割り」
別の木でふさぐのを「埋め木」って言います。

そうしないと芯がある柱ってたいてい割れるし
見えるところが割れたらかっこ悪いでしょ?っていう気遣いなんですね。
これと同じことを大黒柱にもしてあります。
いかにも木を素のままで使う日本人らしい細工、ですね。



芯を持ってたら割れるんだよっ  て写真をもう一枚。
新築工事2 いろーんな木材_a0157159_14000391.jpg

ずいぶん長いこと乾燥していた杉の一枚板だけど
ちょうど芯のところで割れています。
その板のねじれや反りを修正しているところ。

これがこうなって
(埋め木だねぇ・・・ ナラで埋めた)
新築工事2 いろーんな木材_a0157159_14080394.jpg

こうなりました。
スタディスペース(と、K女史の図面には書いてある)
新築工事2 いろーんな木材_a0157159_14110907.jpg




次は玄関の式台。
新築工事2 いろーんな木材_a0157159_14320163.jpg

K女史の図面は血も涙もないので(施工側にとって)
薄ーく見せてね♡ とか
先端はアールの形状で♡ とか
(お客様を迎え入れるように)斜めにしてねウフ♡ 
とか書いてあります。
(一部に誇張があります。)


そしてこうなりました。
ウエルカーム! に、なってますか?
新築工事2 いろーんな木材_a0157159_14390597.jpg

この式台の材料は松です。
敷居兼用の框も共材の地松
ウッドマイレージ良好。

杉板はウチに、松は大工さんのところにずーっとあったから
いずれも時間のマイレージは良好じゃない。
(何を言ってるのか意味がわからない)



まー これでヒノキ・杉・松と針葉樹シリーズです。
(ホントは屋久杉もある)
そして
ここのお宅はナラ・タモ・桜と、広葉樹シリーズもあるんです。
上の写真の建具枠はナラですしね。




さて、
義父の96歳は天寿だと海岸屋は思ってますが
私たちの作るすまいも天寿を全うしてもらいたい。

建物の天寿はどうやって決まるのか、一つには建物の物質的な素質でしょう。
ここで松を使った式台・框がもし杉だったら古くなるころには減ってくるし、
大黒柱と階段まわりをヒノキにしたのは強度と粘りが欲しかったから。
机を杉にしたのは冬でも冷たくない、夏は汗でべたつかない 
そんな理由からです。


もう一つは住む人に大事にされるだけの魅力をもつことではないか。
建物の寿命というのは使い手の愛情に大きく左右されるものだから。


と、言うわけで次回の広葉樹編では
住む人に大事にしてもらえるようにしたしかけ(?)をお伝えします。



大きく出ましたねぇ・・
ではまた!






# by kaiganyafoo | 2020-12-10 23:30 | 材料 | Comments(2)

海岸屋の新築工事

皆さんおつかれ様です。


横断歩道のたもとで立ってたら車がすっと止まって
運転席の人がどうぞって言ってくれるという経験をはじめてした海岸屋です。
うーむ
こんな優雅な運転ってうわさでは聞いたことがあるな。
(いやいや道交法で決まってるから)
地元・東金ではないみたいだ・・・



さて、このブログを読んでいただいている皆様は
労働なんてものには縁のない方々かもしれませんが
海岸屋くらいの階層の人は、立ち止まったら飢えてしまいます。
(そのわりには太ってるって言うの禁止)


ええ
ずっと働いてました。
新築もしました。
この写真は建前のときのもの。
(ホンネはどこだと言うのも禁止)
海岸屋の新築工事_a0157159_23273297.jpg

大工さんが頑張って刻んだのがわかる。
海岸屋も刻みましたよ。(ちよっとだけだけどね)
海岸屋の新築工事_a0157159_23312824.jpg

日のいいときに雨予報だったのでお清めをして柱を一本だけ建てました。
見た目が怖いおっさんがふたり の図だけど
ホントは真面目でやさしいのよ。(当社比)



当日はこうです。 天気が良くてよかった。
海岸屋の新築工事_a0157159_23365137.jpg
千葉県産の木を使ったので補助金を貰いました。(施主がね)
吉野ヒノキの大黒柱がばばーんと、という写真も載せたいんだけど
ヘル〇ットがナニなもんだからダメ。

一部だけ外壁に木を張るんだけどその材も作業場に入った。
海岸屋の新築工事_a0157159_23553980.jpg

上に乗ってるのは木材の水分を測る機械。
どのくらいだか知りたい?
すごいよ。
ずぶ濡れって言い方があるけど、これはずぶ生(ずぶなま)
海岸屋の新築工事_a0157159_23582076.jpg
海岸屋の新築工事_a0157159_23591653.jpg


これを一回削ってからウッドロングエコを塗っちゃう。
海岸屋の新築工事_a0157159_00001962.jpg

民家の学校の前掛けを掛けて頑張るK女史。
そして干す。
海岸屋の新築工事_a0157159_00015609.jpg

この中から何枚使えるかなぁ・・・
ずいぶんたくさん用意するんです。
外壁材に使えないのは他にまわす。
まーそうはいってもそんなにうまくはいかないけどね。
出番はまだまだ先。
階段の材料とか破風の材料はもっとずっと先に用意して
日陰でゆっくり乾かしてあるのがK女史の後ろに写ってるね。

のんびりして見えるかな?
木材の乾燥は待ってられる。
同じ人だもの車の運転で横断歩道の手前で待てないってことはないよねぇ・・
だよねぇ・・・
はっ!
横断歩道の手前で待ってた海岸屋はよそから見たら老人だったのか!?
(今気が付いた!)
それは待ちすぎでは! では!では!
(じょじょにフェードアウト)


ではまた!



                                            
                                   
 










# by kaiganyafoo | 2020-12-02 23:42 | 海岸屋ふーの流儀 | Comments(0)

現場に入れる材料 入れない材料


みなさん おつかれさまです。

全世界的にコロナウイルスで病んでいるのでしょうか
日本ではなんだか飽きがきているような気がします。
個人的には・・・不要不急の事ってのが
こんなにたくさん世の中にあったんだ とは思います。






さて、愛想も〇ソもない前フリですが、
海岸屋版 古民家改修講座最終回です。(遅い)
「使わない材料選手権ー!!」

いやいやいや

書いた方がいいのかいまさら書いてもしょうがないのか
ずいぶん悩んでしまいました。
海岸屋のハゲが加速することうけあいです。

でもまあ書いてみますか。
半年ぶりですけど。
こんなに久しぶりだとブログの扉が錆びついて重い・・・



まず、海岸屋は現場でほとんどベニヤを使いません。

床に無垢材を張るときでも
その下の捨て貼りにはベニヤを使う人が多いと思います。
その気持ちはわかる。
ただでさえ無垢材は伸縮します。
関東で言えば、寒中にはスキマがあいて
梅雨時には盛り上がるほど膨張します。
せめて 下地の捨て貼りは動かないものを使いたい。
ええ
気持ちはわかる。
でもね、
ベニヤの寿命は無垢材よりも短い。
仕上げの無垢材が傷んでいないのに
下地のベニヤがブカブカになったらどうします?
古くなったベニヤの弱さは
解体工事や修理工事をしていると誰しもが気づくはず。
今のベニヤは良くなってると言う人もいるかもしれないけど・・・
それでもねぇ...
自分じゃ確かめられないもんねぇ
ウチでは下地も無垢板です。
現場に入れる材料 入れない材料_a0157159_21023323.jpg

で、海岸屋はアイガモのヒナを飼ってたことがあるんですが、
ベニヤの上に引っ越しさせて死なせてしまったことがある。

例えば押し入れの中にベニヤを張ると、
ベニヤから揮発したなんだかわからないモノ
(ガス?)が押し入れの中に充満して
中にしまった布団や服にそれが染み込みます。
有毒ガスが染み込んだ布団にくるまって寝る・・・
ダメでしょうこれは。(偏見と言われようとも)

シックハウスの法律ができてベニヤに規制がかかってるから
今は大丈夫と言う人もいるかもしれないけど・・・
ウチでは押し入れの中も無垢板です。
現場に入れる材料 入れない材料_a0157159_21035764.jpg
現場に入れる材料 入れない材料_a0157159_21041424.jpg
それから、
ベニヤは悪い電波を出して
作っている最中だったら施工屋の
住んでからだったらお施主さんの感覚を鈍くするからダメです。
(マジか!?要出典!)

「ベニヤは美しい」 と主張する人もいると思いますが
それを室内の仕上げに使ったときに
無垢材や左官壁と比べてもそう言えますか?って話です。

例えば家に絵を飾りたいとすれば壁の仕上げは大事です。
ベニヤやビニールクロスの壁ではせっかくの絵が映えません。
ええ、不思議なほど映えないんです。
海岸屋は何度も経験している。

床の間に、ベニヤの地板を張ったとします。
まあ、表面はケヤキの突き板とかですね。
そしたら壁は、メーカー既調合の聚楽とかでしょうか・・
床柱はニスを塗ったような変木?
框と落とし掛けはセットの建材・・・
(ええワタシも昔、作った覚えがあります。懺悔します。)

そんなふうにしてできた床の間は
軸も掛けず花も生けず・・・つまりは物置になってしまう。
「死んだ場所に置くものは死ぬ」
または
「死んだ場所は死んだ物を引き寄せる」
さらに思い切った悪口を言えば
今作られている和室のほとんどがニセモノ化していませんか?ってことです。

洋間だって同じ。
少しでも広く、と頑張って確保した20畳のリビングであっても
ベニヤの床板 ビニルクロスの壁では寒々しいばかりで豊かさは感じられない。
(化学繊維の)カーペットを敷き詰めて
(ベニヤでできたハリボテの)家具を並べて
狭く窮屈に(そして貧相に)暮らすことになる人も多いのは
それが家本体(の貧弱さ)にマッチしてしまっているから。
コノイチレンノエイキョウヲ(悪い電波)トヨビマス。
(註 これには出典はないです。海岸屋の自説)

床に無垢の板を張って
壁にはちゃんとした左官を塗ってみてください。(誰に言ってるのかな?)
もう、ほとんど何もいりません。
センスの悪い家具なんかはじきとばされちゃいます。
あとは住んでる自分がはじきとばされないように気を付けるだけ。

ちなみに
一枚目の写真は美しい母屋に敬意を表して左官下地は木摺り
二枚目三枚目の写真はキッチンの裏側まで無垢板という写真

木摺りは先輩方が、
キッチンは星精郎の高橋君が頑張ってくれたわけで
海岸屋はそばでうろうろしていただけです。
いやもうホントに自分がはじきとばされないように・・・
体重はどんどん増えているのに・・・


ではまた!









# by kaiganyafoo | 2020-03-10 21:46 | 材料 | Comments(0)