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2011年 05月 10日 ( 1 )


工務店における経費

みなさん お疲れ様です。
いい陽気を通り越して 少々暑いです。

ことに 浴室内の解体工事をしていて
隣家から アスベストが怖いから という申し入れがあったとかで
窓を開けてはいけない という状況だったので 少々ってかんじではありませんでした。

まあ 浴室の解体工事で アスベストが飛散する可能性って
まったくゼロとは言えませんから しょうがないといえばしょうがない。

さて 本題 (たぶん面白くないからね)

先日 親方から紹介されたお客さんと電話で話をしました。
家の改装工事をやりたい ということでした。

既に2社から見積もりを取っているらしく
金額が予想していたより大きかったので
大工さんを紹介してください と親方のところに連絡をしたらしいです。

まあ 海岸屋は 大工というより工務店のつもりですけどね。
それはいいとして

それで 話をして行く中で
「ウチの見積もりは 原価公開方式で 
規模の大きくない工事の場合は20%の経費をいただいています」
と言ったんです。

そしたら「もし仮に300万円の工事だったら60万円の経費ということですか」
と聞き返されたので 「そうですね」と返事をしたところ
それはちょっと高すぎる とお思いの様子でした。

「大工さんに直接頼めば その分はいらないんですよね?」
とも言われましたので
「打ち合わせがきちんとできていて 必要ならば図面もつけて
 職方の手配と材料の手配と現場の養生と ゴミ出しと まあ 
それらが出来れば 一日いくらという手間でやってくれる
大工さんはいるかもしれませんね」
と返事をしました。

たぶん その手配は素人さんには無理なんです。

ある設計士さんが 自分の事務所兼ショールームを改装したときに
「常日頃から 工務店の取り分は多すぎる」 と思っていたので
施主直営で(つまり自分で)手配をしたそうなんですが
「もう二度とやりたくない 懲りた」 と言っていました。

海岸屋が仕事をしてもらったこともある水道屋さんも
自宅の新築のときに 自分で手配をしていましたが
海岸屋も何日か手伝いに行きましたが そうとう悲惨な状態でした。

そう 現場の手配ひとつとっても けっこうこれは難しい。
ましてリフォームはなおさらです。

でも
現代では 工務店の役割というのは 判りにくいものなのかもしれません。

大工さんに頼めば経費がいらないか というとそんなことはない。
「わかりました うけおいましょう。」と言ってくれる大工さんだったら
少なくとも10%以上の経費はかかる と見込んでいるはずです。

そんな事を言うのも 海岸屋が以前にやっていたことがあるからで
そのときは 大工さんと二人で
トラックもない 電話もない 事務員なんて見たこともない
保険も入らず二人でまいにち現場仕事  という状況で
一体 何%の経費でギリギリか と一年やってみて
その結果は7%でした。
一年働いて 会社の財布に残った金は20万円。

健康保険は自腹
労災というより 怪我と弁当は自分もち
なんの補償もない 綱渡りになります。
若かったからやった。
誰にもお勧めできません。

さて 経費の必要性というものがあるとして
なぜ お施主さんが それに拒絶反応を示すのか。

それは 普通の工務店の見積もり書の経費の欄に
ごく少ない金額しか書かれていないからです。
そのぶん 材料代に乗せたり 職人の手間に乗せたり
数量を大きめに書いたり あるいは材料屋からバックをもらったり

まあ あの手この手で利益を隠しているからです。

でも今は インターネットで材料の値段がわかっちゃいますから
なかなか大変でしょうけどね。

客が痛みを感じないようにお金をいただく というのは
親切なのか不誠実なのか。

海岸屋は まず第一にそんなごまかしが嫌で原価公開をしています。
頭が悪くて 利益隠しができないんだ という声もちらほらありますが。

20%の経費をいただくだけの仕事をしなくちゃいけない と
いつも思いながらやってますが はたしてお客さんはどうか。

さらに一歩進んで 
工務店が金銭的な内部留保を持つことについては どうか。

その内部留保で 加工精度を上げるための設備投資をしたり
木材をよりよく管理するための 在庫を持ったり
これら 前向きな挑戦も 資金がなければできません。

まあ これからも
怒られたり 愛想を尽かされたりしながらも
同じスタイルで仕事をしていくんでしょうけど
どんな説明が 納得してもらいやすいんだろうか とは思います。

さて
ここまで読んでいただいたみなさん
面白くもなんともない話で申し訳なかった。
最後にお断りしておきますが
実は なんのオチもありません
あしからず。


追伸
20%というのは上限の話で
住宅の新築やなんかは また別です。
もっと低いです。はい。

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by kaiganyafoo | 2011-05-10 23:02 | 海岸屋ふーの流儀 | Comments(2)