公式サイト
最新の記事
最新のコメント
フォロー中のブログ
外部リンク
カテゴリ
以前の記事
2020年 12月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 01月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 11月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 01月 2016年 11月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
あんまり書いてて 嬉しい内容じゃないけど、
でも 大事なことだと思うので 書いておきます。 私が思うのには 遠くない将来 大工道具は 滅びてしまいます。 とんでもない事言うようですが おそらく そうなります。 大工道具と一口に言っても それを作る職人さんは 分業化されていて、 鋸は鋸鍛冶 鉋は鉋鍛冶 鑿は鑿鍛冶 です。 少しの例外をのぞいて 兼業はしません。 それだけ 専門に特化した 高度な技能だということでしょう。 私は 多少 道具好きなところがあって それぞれの鍛冶屋さんのところに お邪魔することがあるのですが 後継者をお持ちの方は いらっしゃいません。 そして みなさん 高齢です。 今は大工道具 というと 丸ノコや 充電式のインパクトドライバー コンプレッサーで動かす釘撃ち機などが主流で、 鉋は手鉋 鋸は手鋸 とわざわざ「手」とか 「手道具」 と言わないと 話が通じないほどになってしまいました。 つまり 「手道具」なしでも 家は建つのです。 わずかに使う手道具も メーカー製の替え刃のものばかりです。 これでは 本来の 大工道具は誰も使わないし、売れない ということになります。 大工道具を作る 鍛冶屋さんが いなくなるわけです。 ですが、こと材木を加工する道具としての大工道具は 世界に冠たるものだと思っていますし、 日本の文化の底に流れる 木造文化の土台だとも思っています。 これをみすみす滅びさせていいのか。 ホームセンターに売っているような 大工道具は これからも 滅びずに 使われ続けるかもしれませんが、それは 今 ここで言っているような 大工道具とは また少し守備範囲が違うもので、 寿司に例えれば 回転寿司 のようなものです。 いい 悪いを言っているのではなくて 日本中の寿司屋という寿司屋が 全部 回転寿司になってしまったら それはそれで悲しいだろう というようなことです。 学識経験者 というような方にうかがっても 大工道具が滅びるのは 既定の事だ とおっしゃいます。 私もそう思います。 ただし、これは想像になりますが、 50年 100年後の 子孫達に 「1000年以上続いた日本の木造の文化は平成の時代に滅びた」 と 笑われることだろう とも思います。 つまり 今の時代の大人達は 意気地なしだ ということです。 それがいやなので せいぜい頑張って 大工道具を 買い、使い 伝えていこうと思っています。 悪あがき というやつですが やってみようと思っています。
by kaiganyafoo
| 2010-01-11 20:28
| 大工道具
|
Comments(4)
知人に教わりお邪魔致しました、なるほど同感です。
手工具の方が仕事が早い場合も多々ありますね、けれど道具を持っていないとそれも経験できませんね、出来るだけ(なかなか買えませんが)道具を買っておこうと改めて思いました。 またお邪魔させて頂きます。
0
はじめまして。
先日 中津川のすやさんにお邪魔しましたが そこの関係の方でしょうか。 地元の大工の先輩方に話を聞くと 「道具に凝る奴に限って腕はナマクラ」などと言われます。 海岸屋に限って言えば それは当っているんですが 最近では古い道具を買うのは 自分の欲が半分 義務感が半分 です。 そして義務感の中身は 大工道具がいつまでも作られ続けますように というのと 立派な道具が粗末に扱われるのは悲しい というのと 若い大工さんにもいい道具を触ってもらいたい とがあります。 日本の大工道具というものは ひとつの立派な文化だと思いますから 座して滅びを見ることはできません。 たびたび書いてはいますが 悪あがきをしようと思います。 最近貧乏で思うにまかせないんですが・・・。
お察しの通りです。
大工工具は消えて無くなってしまうことは無いと思いますが、 文化財的になってしまう懸念はありますね。 普通に使い続けたいといつも思います。 今後共よろしくご指導をお願い致します。 ![]()
|
ファン申請 |
||