公式サイト
最新の記事
最新のコメント
フォロー中のブログ
外部リンク
カテゴリ
以前の記事
2024年 08月 2024年 07月 2024年 05月 2020年 12月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 01月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 11月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 01月 2016年 11月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
みなさん おつかれ様です。 そしてどちらさまもお久しぶりです。 「今でも建築をしていらっしゃるのでしょうか・・・?」 とおそるおそる電話をかけてきていただいたり 「元気ですか?いやー生存確認ってわけではないんですが」 と生存確認の電話をいただいたり。 はい。 元気で仕事をしています。 大事なことなのでもう一度言いますが 元気で仕事をしています。 海岸屋ふー通信をくまなく読んで そして記憶力も良いという稀有な方は 2018年の3月に 「奉納!マサカリとチョウナで鳥居を作る」 という記事をお憶えいただいていると思いますが (そんな人はいない) それは 「栃本ふるさとプロジェクト」という事業の一環でした。 (完成した報告はしてなかった気がする・・・) で、 その後もこのプロジェクトは着々と進んでいて 今年は栃本産のぶどうでワインを作ったり、 キャンプ場や(森と空 という名前です) お湯屋(月という名前です) 一棟貸しの旅籠(空 という名前です)等々 たくさんの試みがされています。 そして 今回は茶室。 あるいは 草庵の上棟でした。 あれ? なんだかすごく山の中じゃね? と思った方。 正解。 車がつけられる道路から見ると現場はこんなに下に見えます。 逆に下の道からはご覧の通り。 大工さん、左官屋さん ごめんなさい。 基礎屋さん足場屋さん ありごとうございました。 上棟は3日かけたのですが、これが こなりました。 これは下から軒天井が「かっこよく」見えるように 化粧野地(板)を張っているところです。 下から見ると こんなふうです。 かっこいいですか?・・・・・ですよね。(強要) おや? 軒天井は無節なのに柱には節がたくさんあるんでないかい? と 違うところに着目したそこのアナタ。 それは海岸屋の誘導にまんまとはまりましたね。 (負け惜しみではない) この茶室の構造材つまり 土台・柱・桁は、 地元栃本の木を伐って準備したものなのです。 栃本で伐って乾燥させて 千葉に持ってきて背割りを入れて天井近くに吊るしてさらに乾燥 その後横浜で加工したものを、 もう一度千葉で、今度は屋根の下で仮組み それをまたばらして栃本へ・・・ これが人間の子供だったら環境が変わりすぎてぐれてるところです。 まあ それはさておき 屋根はこれで終わりかと言うとさにあらず こんなことして まるで野地板バラバラ事件です。 これが上野地(板) なぜにこんなに手間のかかることをするのかと言えば それは美しいものを作るため。 今の時代、そんなことを言うと 「それはあなたの主観ですよね?」 と「論破」されそうですが。 今回の上棟には30代・・の、でも経験豊富な大工さんが 海岸屋はそう考えます。 ですから今回は題名を「上等な上棟」にしたかったんですが すでに使ってしまっていたんですね、自分で(残念) うーむ お施主さんが方丈記のような暮らしにあこがれていたけど それは茶道以前の話だし、草庵暮らしの歴史は・・・(以下略) まあ、草庵でも茶室でも、この建物にどんな名前がつくのか乞うご期待です。 ではまた。
by kaiganyafoo
| 2024-05-18 15:39
| 海岸屋ふーの流儀
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||