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みなさん おつかれさまです。 わけあって一か月に一回 甲府に行ってるのですが、 山梨には「吉田うどん」というものがあって それは「いちばんこしがあるうどん」らしいです。(?) 器からはみ出した麺が宙に浮いているとか・・・(!) 海岸屋はうどん好きで、事務所には五島うどんと半田めんが常備されています。 だからといって讃岐うどんも水沢うどんも嫌いじゃない。 むしろ好き。(麺好きにしかわからない違いですまんね) 一度 行ってみたいなあ 吉田うどん。 さて、改修講座 (←おこがましい) 最初に沈下を調べます。 よく使うのが鴨居のライン。 そのあと天井裏に入って梁の掛け方を調べました。 ここは四角な製材品の桁(建物の外周の横材)も その内部にあるタイコや瓜剥きの梁も 全部一本もの。 天井裏には継手というものが存在しません。 これは強いわ (そして材料がぜいたく) こんなことをするのは大岩さんくらいなものでは?(←有名人) それを図面にして(梁伏せ図と言います) 沈下量と重ねたら腑に落ちる結果だったので一安心。 重いところが沈んでる。 つまりタチの悪い病気(?)が地面の下には潜んでいないだろう! という判断ですね。 で揚屋。 これは70cm上げました。 上げた理由はふたつ。 ひとつめが 土台の修理。 もうひとつが基礎工事、というか沈下の対策。 持ち上げてる最中に地震が来たら怖いねー などと言いながらやりましたが 「地震が来ても平気だよ? 地面が揺れても家は揺れないから。」 と曳家の頭は言います。 たしか・・・ イランの伝統的な住宅にそんなのがあったっけ。 伝統的耐震住宅 ただ、台風は怖かった。(二度来た) 家の中にワイヤーを張って揺れを止めました。(曳家さんが) そしたら大丈夫。 風の強い時間に中にいましたが全然揺れない。 土台を修理します。 いろいろ書いてありますねぇ。 交換・撤去・修理・独立基礎に変更 などなど。 土台は石の上に載っていましたが そこが石から湿気を吸うのか、どうしてもフケ気味になってます。 栗の木で補修をする。(栗は湿気に強いから) これは家の裏側の土台をそっくり交換するための部材。 金輪で継ぎますが、継いでから寸法を書き込むのが先輩流。 継手のところで寸法が狂うのがイヤなんだそうです。 言っても1mm以下の話です。 交換。 この建物は移築だと聞きましたが そのときに土台を入れたように思います。 移築の親方の仕事。 杉の土台の穴掘りで 鑿の切れがすごい。 たぶんこの土台は地木(じぼく・ここでは山武杉のこと)だと思うけど 鑿鍛冶の舟弘さんがわざわざ山武杉を取り寄せて その木口を突いて切れのテストをする というくらいの木です。 (それができたらどの木でもokというくらいやっかいなんです) 昔の鑿が切れたのか、しょっちゅう研いで仕事をしたのか・・・ 土台の修理と前後して基礎工事というか 不同沈下の修理をしたんですが、ごらんの通り70cmですから しゃがんで道具を使う、とかヒザで歩いて一輪車を押す とか まー だいたい腰に来ます。 察しのいい方々は先刻ご承知でしょうが コシのつよい吉田うどんを食べて海岸屋の腰を・・・(トホホ) ・・・・ あ 次回は不動沈下の手当てと、それができない住宅についてどう考えるか・・・ という・・・ (フェードアウト) いや たぶん書くだろう・・・(スイッチoff) ではまた!
by kaiganyafoo
| 2020-02-12 22:19
| 工事
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