海岸屋ふー通信

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古民家改修連続講座  基礎編

みなさん おつかれさまです。




「空腹こそ最強のクスリ」という本を本屋で立ち読みしたので
さっそく日曜日にプチ断食をしようと思ったのですが、
「断食の合間に食べても大丈夫なナッツ」を買いにスーパーに行ったら
これ。
古民家改修連続講座  基礎編_a0157159_22000083.jpg
・・・・・
プチ断食断念。早!





さてさてさて
大問題の 基礎編。
(連続講座とはおこがましい)

古民家はほとんどの場合不同沈下をしています。
バラバラな分量で沈下していますから、床は傾く 建具の立て付けは悪くなる
いろいろな不具合がおきてきます。

これをどう扱うか。

もちろん修理をして水平に戻すに越したことはないのですが・・・・


キッチン・トイレ・お風呂などの水回りの改善!(施主家族全員大声で希望) とか
エアコンを入れたり照明やネット環境 とか(同 息子世代熱望)
とか
寒いのをなんとかして! という断熱改修とサッシの入れ替え(親世代懇願) とか
もちろんシロアリ被害や雨漏りの修理も必須ですし。

こう言う切迫感のある要望に対して
基礎だの土台だのって 床下の話はちょっと弱い。
「ウン百万円もかかるって言うけど、どういうふうに良くなるの?」 ってね。

「良くなるって言うか・・元通りになるだけ・・なんですけども・・・」
と、 まことに歯切れの悪い返事をすることになる。
しかし
曳家岡本の親方は、 「下がっている柱には荷重が集中する」
とおっしゃっています。
それは家を揚げて曳いていて
(家を持ち上げて、上げたままそれを移動していて ということです。)
地盤の悪いところにさしかかったときなど家がぐっと傾くことがあって、
そんなときはジャッキを何台も増やしてやらないと水平まで戻せないのだとか。
・・・・
移動している最中の家が傾く・・・
怖い怖い怖い! もー無理無理

・・・ってそうじゃなくて
水平じゃない状態の家って不安定だし
期待されている強度も出ていない
ってことですね。
「傾いたお神輿は低い方の人が重い」ということらしく。

そういう実感は大工も基礎屋さんにもわからない
曳家さん独自の感覚だという気がします。
教えてもらって良かった。

実際の工事では、家は傾いたまま床だけを平らに張りなおすことがあります。
高名な建築家の仕事でそんなものも見たことがある。
予算の編成を考えるとそういう判断もあるのかもしれません。
ただ、「弱い」だったり「危険」だったりという要件を
施主が承知の上なのかどうか。

海岸屋的にはどうなのか。
①水平垂直は仕事の基本だ。
(内装だけ真っすぐにするのがかえって面倒)
②耐久性や安全性を増すならともかく減らしかねない予算編成は不本意だ。
(自動車のタイヤやブレーキが悪いのにカーナビ入れててどうすんだ!)
③家が傾いてきたら住んでいる人が具合悪くなってきたのを知っている。
(古民家じゃないけど。ホントだぜ。  ねー?Mさん)

で、
今までさわらせてもらった古民家はほぼ全部水平に戻してます。

ほぼ、 と言うのは
仕事がそこまでいかないうちに(以下略)や、
水平に戻してから(以下略)と、
(以下略)
・・・・
うーん
冷静に過去を振り返ってみると暗いキモチになってきた・・・
海岸屋、古民家関連では満身創痍ではないですか。
これはイケナイ 何かを食べて血糖値を上げましょう!

ん?
プチ断食はどうしたのかって声が聞こえる!
そこはそれ とりあえず(キモチも)水平なところまで戻してから・・



ひゃー
いろいろなところから冷たい視線を感じつつ
基礎編はその2実践編へと続くであろう。
(ってことはこれが理念編だったのか?これで?)
でわまた!












by kaiganyafoo | 2020-01-29 01:35 | Comments(0)
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