海岸屋ふー通信

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ドイツ削ろう会 ご報告 その2  女性が現場にいるという事

みなさん おつかれさまです。



毎日暑い日が続きますが
こう暑いと車のエアコンも効かなくて
吹き出し口からぬるい風が出てくるよね、って言ったら
みんなそんなことないって言うんです。
???

どうも外気導入をしながら冷房してるのがいけないらしく
確かに室内循環に切り替えたら段々と冷えていくようです。
考えてみれば当たり前ですね。
みんなにバカ扱いされました。
やむを得ないな。


でもアレです、ドイツは暑くなかった、全然。
緯度は北海道よりももっと北、樺太の中央くらいですから
まー 暑くなくても当たり前かもしれません。
夜も九時半過ぎまで明るいしね。



さて、二日目。
日本人チームは斧のハツリから外されました。
やったー!
とか言ってる場合じゃない?(クビ?)
で、
何をやったのかと言えば鋸挽きです。
a0157159_19030542.jpg
左側の人は日本チームの親分で
岐阜で「水平屋」という工務店をやっている佐藤さん。
右側はヤコブさん。 石工と庭師。

で、
斧でV型にハツる代わりに 鋸で切込みを入れていって
そのあとで丸太の向きを変えてハツっていく というやり方です。

鋸の切れにもよりますが こっちのほうが仕事が早い。
体は楽か と言うと・・・

実はコレ、鋸の脇に立って体をひねるようにしてストロークを稼ぐんです。
身長2mのエリックさんにご指導いただきました。
(ちなみに30cmの地下足袋が履けなかったという方です。)

エリックさんはストローク一杯に鋸を使えるでしょうが
168cmの海岸屋にとっては・・・ もー、ヘビーなエクスサイズで
あやうく腹筋が六つに割れるところでした。

まあ ここでその腹筋をお目にかけてもいいんですが・・・

もっとキレイな絵を見ていただくと、
女性の大工さんで、マリアさんです。
a0157159_19411397.jpg

海岸屋は、大工になりたいと言う女性を日本で何人も見て来ました。 
が・・
一人前の大工になった方には会ったことがありません。
なぜ、女性の大工さんは(日本では)ほとんどいないのか。
海岸屋が思うには、その最大のところは体力的な面だと・・

ところがこの方はその辺のところを軽くクリアしてます。


例えばこれ。
a0157159_19523413.jpg
ふたり一組で挽いていく製材用の縦挽き鋸。
知ってる人は知っている。(?)
これも
超重労働なんです!
海岸屋は全然もたない。
10分か? 15分か・・
息が切れて、もー・・
上に立ってる海岸屋、へばってる顔してますでしょ?


ところがこのマリアさん、
この鋸挽きを何時間も続けてやってるのをワタシは見た・・・
マジかー!!




a0157159_18221237.jpg
それからこちらはナナさん。
隣のK女史、なぜか少し緊張しています。
(ファンらしいです)

ナナさんの着ている服がドイツの大工さんの正装です。
えー
コーデュロイの素材は鋸くずがつきにくいように
帽子は襟首に木っ端が入らないように
ベストにボタンが8個ついているのは一日に8時間働く
上着のボタンが6個ついているのは一週間に6日働く
というしるし・・だったかな?

こんなイケてる風貌をしてるナナさんですけど
日々発生する皆さんの膨大な洗濯物(50人分!)を一手に引き受けて
なおかつ時間が余れば現場に出て来て仕事をします。
すごいなー

そして・・現場では・・

海岸屋とY君とで横引鋸を使っていたら、
隣に来て同じ仕事をはじめたナナさん、

「その進み具合はウチらとほとんど同じ。」!!
すごいなー。


でも、なんだろう このかんじ。


海岸屋は、今まで長いこと現場で仕事をしてきましたが
こんなふうに一人前の女性の職人さんと働いたことはなかった。
日本の建築現場には、
マリアさんやナナさんよりも体力のない男がたくさんいます。
でもいろいろ考えて、問題は体力ではない、
この、なんだかわからないモヤっとしたかんじ、
おそらく日本の(今までの)職人さんのなかには
現場に入って来るメンバーに対しての、何か・・
「心理的障壁」のような何かがある。
と、そんな気がしてきました。
けっこう閉鎖的なのかもしれません。


これからの建築現場には女性の力が必要になってくると思うんですがね。
それには自分たちの考え方を変える必要がある・・・のかもしれません。




おまけの写真は現場にいた「可愛い子」です。
けっこうやんちゃだけど 誰も怒らないし、邪険にもしない。
a0157159_19110747.jpg
いい現場だったな。
ではまた。




by kaiganyafoo | 2018-09-03 19:24 | 海岸屋ふーの流儀 | Comments(4)
Commented by 川越 at 2018-09-26 20:04 x
こんにちは、お疲れ様です。
言われてみれば女性の第九は見たことがないですね。女性が大工道具を仕込んで使っているのも見たことがないし、刃物を研いでいるのを目にする機会もほとんどない気がします。

それにしてもドイツ削ろう会のような機械が身近であれば是非とも見学に行ってみたいものです。
Commented by kaiganyafoo at 2018-09-28 07:26
川越さま
私は女性の大工さんを見たことがない、 とここで書きましたが、フェイスブックで、女性大工さんがいらっしゃるというコメントを二人の方からいただきました。 どんなお仕事をなさっているのか知りたいところです。
ただ、圧倒的に男性の仕事であって、力仕事だから などという理由はあるのでしょうが、何か他に気づきにくい閉鎖性みたいなものを大工たちが持っているのではないか ということが気になったのです。

ドイツ削ろう会とは少し性格が違いますが、私たちも奥秩父で手道具だけで鳥居を作っています。
11月に誘いを受けているイベントでは、やはり手道具で何かを作ろうかな と考えています。
次回、ドイツ削ろう会のまとめを書こうと思っていますが、そこでこういった手仕事の意味を考えたいと思っています。
Commented by at 2018-11-12 16:20 x
こんにちは。
ふーさんのブログ、楽しみにしてます。

女性の大工、なかなか目に出来ないの残念です。
さらに、最近の大工はガン○○ーでパシパシ組み立てるばかりで、君は刃物なんか研げないだろー。
というような男のコばかりで残念です。

さて、刃物を研ぐという事にだけ目を向けると
世田谷の某公園内の鍛治小屋では本気で研ぐ事をしてます!

いままさに自分で打った鉋刃、マジで研いでます!
ちなみに私は女子です〜。へへへ。

今月の23日には年に一度の市が催されて
包丁砥ぎもやってます。お近くにお住まいの方は是非。

それにしても、ドイツ削ろう会 恐るべし。
あ、今年の削ろう会は昨日でしたね。
Commented by kaiganyafoo at 2018-11-27 20:03
鮎さま
こんばんは。
お返事がすごく遅くなってすみません。

そうです!
君は刃物なんか研げないだろー ってせりふ。
それなんかが見えないバリアーだと感じますね。
それを言う男のコがどれくらい研げるのかわからないですが、私の知ってる限りの鉋掛けの名人たちはもう少し謙虚な言い方をする気がします。

それにしても鉋刃の自作ですか・・
某公園にはなんどかうかがったことがあって、木挽きの方たちから勧められて鍛冶小屋(?)ものぞかせてもらったことがあります。
もし今度うかがうことがあったらいろいろと教えて下さい。
ドイツ削ろう会 ご報告 >>