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みなさん おつかれさまです。
こんなにブログの更新をサボっていると(あ!失言) その間、いろいろなことがおきてます。 上棟もしました。 こういう状態を大工さんは 「化粧だ」 と言います。 壁の中に隠れてしまうことなく、出来上がっても見える状態だ ということですね。 「アラワシだ」ということです。 これを専門用語で 「真壁」 と言います。(偉そう) ですからクレーンで吊るときもバンドで吊ってますでしょ? 傷がつかないように。 まあ オペレーターさんが 「化粧仕事なんか全然ないから台付け捨てちゃいましたよー」 と言ってましたから当日作ったんですけどね。 右側の柱は8寸あります。 頑張りましたね。(大工さんが) この柱とか梁の大きさになると機械で仕上げられないので 手鉋で削らなくちゃいけなくて大変なんです。(大工さんが) そう 相変わらず手刻みなんですね。 下から見上げているのに態度は上からのK女史。 (さらにその後ろからカメラを構える海岸屋) 真壁、ということになると 材料めっちゃ節だらけ というわけにもいかないし 梁や桁も、ここは4寸 ここは8寸とかバラバラでは恰好がつかない。 でかーい寸法でどかーんと通ってます。(子供か!) そこが正直でいいんですけどね。 なんでこんなにでかいかと言うと、南側は軒が2m以上(7尺5寸)も出ていて でも、海が近いから風が強くて吹き上げられることもありそうだから。 これならオズの魔法使いに出てくるような竜巻でもないかぎり大丈夫。 この現場はお施主さんに、 木舞を掻いて土壁でやりませんか と誘ってみたんですが あまり特殊なことをすると修理できなくなるかもしれないから と断られた経緯があります。 たしかに地元、千葉には土壁を塗る左官屋さんはほとんどいませんから お施主さんの言うことは一理も二里半もあるんです。(はいすみません) ただ、真壁で手刻み という仕事だってそろそろ特殊な仕事と呼ばれかねない・・っすね。 そもそも真壁が・・(以下20行省略) そして山にある素材が・・(以下22行省略) ですから手刻みの意味も時代と(以下・・・) まあ、あれだ、手刻みはもうわかったからオマエはもっと小刻みにブログの更新をしろ!ということですな!(あいたたたた・・・) おまけの写真はここの家の外壁材の写真だ! 訳わかんなくても詳細は次回だ! ホントか!オレ! ではまた!!
by kaiganyafoo
| 2017-03-31 19:14
| 工事
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Comments(7)
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川越
at 2017-04-17 18:45
x
外壁材というのは一度雨にさらして乾かす工程が入るんですか。一度濡らすことで狂いが出そうな気がしますが、その後乾かすことでより水気が抜けるなんてことがあるんでしょうか。次回のブログ更新を楽しみにしています。
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kaiganyafoo at 2017-04-17 20:16
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soken-t at 2017-08-02 21:09
初めて コメント させていただきます。自分で 自分の家を 作りながら 大工技術を 学んでいる者 です。
よろしく お願い 致します。 現在、同じような 外壁材(原材 4m×210㎜×15㎜)を使って 鎧張りを 施工しています。 原材を プレナー処理して 厚みは 13㎜、幅は 204㎜になりました。木表を外側にして、少し荒の残っている部分を 手カンナで 仕上げて 取り付けています。 手カンナは 寸八を使っていますが、材の幅が広く 微妙に反りが残っていると 全体を削るのは 難しいなと 感じています。 貴方の 外壁材は 乾燥させたのち、どのような方法で 仕上げるのでしょうか。 また、幅広で 厚みの薄い 材を 手カンナで 仕上げる場合、どのような 方法で やられるのでしょうか。 よろしければ、教えてください。 どうぞ よろしく お願い 致します。
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kaiganyafoo at 2017-08-02 23:45
soken-tさま
はじめまして。 ご自分で家をお建てになっているのですか? 楽しい反面、大変なことも多いと思います。実は私もそうでしたので。 外壁の材料ですが、私は干す前に仕上げてしまっています。 おっしゃるように木表を外側に向けますが、乾燥が進むとそちら側がへこんでしまって、無理に自動一面カンナ盤に入れると割れが入ってしまうことが多いからです。自動の刃を良く研いでゆっくり送るとまあまあの仕上がりになります。もっともナマの材料を削るわけですからそんなにたくさんは仕上がらず、かなりマメに刃を交換しなくてはなりませんが。 いったん乾燥して反った板を手鉋で削る場合は、小さめの鉋を使って中高の専用の鉋をつくったりもしますし、クランプで削り台に押さえつけてまっすぐにして削ることもあります。多少の反りの場合は床におがくずを敷いて水で湿らせてその上に板を伏せて重しをかければ戻る場合もあります。 そんなところでどうでしょうか。
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soken-t at 2017-08-03 13:45
丁寧な 回答 ありがとうございました。とても 参考に なります。
中高の専用鉋のところは、反りに合わせて 刃の形状を変えたり、幅の異なる刃を準備する というように 理解しました。 槍鉋を使う方も いらしゃると聞きます。貴方のブログでも 紹介されていました。反りに対して 柔軟に対応できるのかなとも思うのですが、板材に 使ったことは ございますか。使用感、ご存知でしたら 教えてください。 自宅は 基礎から始めて 4年目です。やっと 外壁まで 辿り着きました。ひとりだと、雑用が 多くて ほんと 進みません。ブログの紹介も だいぶ 遅れてしまいました。やめねば すすむ ということで 一歩一歩 かたずけることに しています。 これからも どうぞ よろしく お願い 致します。
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kaiganyafoo at 2017-08-03 20:03
soken-tさま
こんばんは。 そちらのブログを拝見しました。 頑張っていらっしゃいますね。 私は今から30年近く前になりますが、納得のいく建物を建てたいと思って自宅を自分で建てました。3年半くらいかかったと思います。ですからセルフビルドには賛成派なんです。 さて、手鉋についてはその通りです。 そして槍鉋についてですが、台鉋とは全く違う道具です。鉋というと、真っ直ぐに、そしてたいらに仕上げる道具だと感じるかもしれませんが、槍鉋は真っ直ぐには削れませんし、たいらにもできません。上手に仕上げてもさざ波のような模様がつきますし、下手に削れば逆目だらけのデコボコになります。 完全にフリーハンドの道具ですので、研ぎの技術と手の加減が要求されます。 丸太の梁とか幅がそれほど広くない柱などは比較的簡単に仕上げることができると思いますが、幅広の板は少し難しいです。 木材のことを深く知ることができますからとても面白い道具ではあるので機会があればお試しになるといいのではないでしょうか。もし購入を検討してらっしゃるのであれば安いものでもないので、一度どこかで体験されてからがいいと思います。お近くであればうちでも大丈夫なのですが。
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soken-t at 2017-08-04 00:52
ブログへの コメント ありがとうございます。励みになります。
槍鉋の具体的な使用感、とても 参考になりました。一度、購入を検討したものの、おっしゃる通り 刃のサイズが いろいろあるのと 一本の価格が 高価なので 見送りました。削ろう会などの イベントで 紹介あるようなので チェックしていきたいと 思います。 ありがとうございました。
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