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みなさん おつかれさまです。
このあいだ 床屋に行ったんですが 寒い! です。 つむじの辺りの髪が細くなってきてるので もうすぐハゲるね と店員さんに言ったら いやいやいや まだ大丈夫ですよ と返されました。 ・・・・「まだ?」 男にしかできない髪型、 バーコードヘアーにも惹かれるんですが ハゲたらここはスキンヘッドしかないでしょうね。 誰も眼を合わせてくれなくなることを覚悟しなくては。 さてこれ。 ? みせんきょう って何? 魅せん今日?境? 何かの語呂合わせでもあるのかと悩むこと数日・・・(典型的なムダ努力) これは家庭画報に、身元を隠した杉本さんが架空の割烹を開くという企画 ・・だったらしいです。 名乗り出ちゃいましたね。 これを千葉市美術館は再現しました。 12月23日で展示は終わったからどうしても見たい人は来年京都へ行ってね。 この割烹は見ものですから。 で、 見ものは料理もさることながら その床の間のしつらえ。 例えばこれ。 海岸屋はしげしげと眺めたんだけどわからなかった。 これは小野道風の書なんだそうです。(ホラ、花札の傘さしてるアレっす) 道風ー? 平安時代の人だよ? 1000年以上昔だよ? (国宝指定の書もある) それがなんで冷蔵庫のフタみたいなところに字がかいてあるのかな? と思ったら、冷蔵庫ではなく豆腐なんだそうです。 道風だけに豆腐・・・ ・・・ ・・・ ヤバい。 杉本先生 バカかもしれない。 少なくとも怖いもの知らずではあるよね。 国宝級の書を使ってオヤジギャグ炸裂させる人ってどうなの 他にたくさんの素晴らしい軸があったんですが 海岸屋が一番ぐっときたのはこの軸。 見えますか? 下の端が波打つように消えてしまっているのが。 海岸屋は最初、この経巻が火事で焼けて水をかけたから金泥が溶けてにじんだのかと思って見てました。 けど、違う。 焼けているんです。 同じ色の紙で裏打ちしているからそう見えるだけで 下、三分の一くらいは無くなっている。 東大寺の二月堂が修二会のときに火事で焼けて、その跡から見つかった経巻をこうやって表具をしているわけですが、これを誰がそうしたのか。 古くて貴重だからか 経だからか それとも美しかったからか。 長い時間を超えて今に伝わる様々なものが 常に消え去る瀬戸際を渡ってきていることが この軸を見ると迫ってきます。 そしてそれを大切に思った人がいたことも。 もの作りをなりわいとする者は、時代を超える物を生み出したいと誰しもが願って皆果たせない。 だが、この焼経はどうか。 その時代を色を濃くまとっているからこそかけがえのないものになるのか。 そんなこんな事を考えさせられました。 他にもたくさんたくさん素晴らしいものがあって それらの組み合わせも圧巻ではあったのですが、ちょっと紹介しきれない。 さて大事なことをもうひとつ。 この割烹は実際に客を招いているのですが お名前を以下に列記します。(女性のみです当然) 宮沢りえ 鈴木京香 中谷美紀 村冶佳織 寺島しのぶ 阿川佐和子 山口智子 余貴美子 木村佳乃 ほか。(略した方、ごめんね) 誰の人選?え? 誰なの? ここは大事なところだから是非知りたいなぁ・・・ ぜひ。 ではまた。
by kaiganyafoo
| 2015-12-24 21:44
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