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みなさんおつかれさまです。
まだ30代の大工さんと仕事してて えええ?ももひきはいてないんですか? と言われた海岸屋です。 まだももひきはくほど寒くない外房 東金です。 ちなみにその大工さんは 「俺なんかももひきキルティングっすよ」 だそうです。 体を大事にするのはいいことだ。 さて、杉本博司。 ご存じ? 海岸屋はついこのあいだまで知らなかったからえらそうなことは言えませんが 世界的な美術家だそうです。(美術家ってなんだ?) で とにかく杉本博司展なんです。 場所はここ 旧川崎銀行千葉支店の建物をまるごと包むようなかたちで建物がたてられています。 いいね。 いい出来です・・・って建物の話はおいといて まず写真。 なんでも技術的にはすごいものなんだそうだよ。 憑りつかれたように見入っている方もいらっしゃる。 海と空と水平線 という強い構図だけど 単調な写真とも言える。(シンプルって言えないのかな?キミは) 海岸屋は ずいぶん変わった額だなあ としげしげ眺めていて 「鉛でできた特注の額なんですよ。」 と学芸員の方に言われました。 トホホ。 モダニズムの建築とかに飾ったらいいのかな と思ったけども。 杉本さんの写真は、海を撮っていても 海を見せたいわけじゃない。 ナニモノカの思想があって、それを表現するために 写真という手段を使って 海の景色に仮託して表す・・ (はい わかりませんよねですよね) 次、これ。 するとスクリーンは露光しきって白く写る。 理屈を言えばその白いスクリーンには一本分の映画の情報が写っている ・・・わけなんだが、見えないよねぇ? 杉本さんの写真のテーマに 「時間」 というものがあるそうなんだけど 大昔から変わらない海の風景も 上映時間全部あけておくシャッターも たしかに時間を写す行為だと言えるかもしれない。 でもな 普通写真って 時間を止めるっていうか 連続して移り変わり続ける風景を切り取るっていうか そんな行為だよね? ずいぶん変わったテーマを選んだという気がします。 海岸屋は、世の中には豪華な映画館がたくさんあるんだなぁ と思って そればっかり見てました。 だってスクリーンは白いんだもん。 古い洋館とかに飾ってもいい気がしますが。 次、これ。 わあーでかいなーきれいに焼き付けてあるなー奥行きいっぱいにピントが合ってるなー 以上。 無理。 なんだかさっぱりわかりません。 ごめんバカで。 大昔にはやった覗きからくりに似てるよね? (ごめんバカで) 地下室の壁に飾ったら解放感が・・・ (同上) ブタに真珠 ネコに小判 海岸屋に杉本 でもな、後半戦はそうじゃない。 掛け軸は利休あり白隠あり一休あり 建築関連では白井晟一あり堀口捨己あり・・・ もうウハウハです。(下品) 千葉市美術館ごとき(失礼)が 世界の杉本の仕事を網羅するいきおいの展示をするなんて まさに圧巻なんだと思いますが、後半はまたこんど ということで。 (いやーこの後半がおいしいおいしい) と気を持たせるところが悪漢。 ん? 悪漢というほど大物じゃない? まあね。 ではまた。
by kaiganyafoo
| 2015-12-18 20:52
| 読んだ本
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Comments(2)
Commented
by
エコヴィレッヂ八百剛
at 2015-12-19 10:30
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そう、千葉市美術館って、良い企画展をやるよね。
最上階のレストランも良いのよ。
0
Commented
by
kaiganyafoo at 2015-12-19 19:12
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