海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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四国の祖谷に行った (んだった)

みなさん おつかれさまです。

今朝がた本を読んでいたら白井晟一さんの昔の自宅
滴滴居という家にはトイレがなかった と書いてありました。
むー
大建築家への道は便所レスからか。
・・・・ って言ってる場合か!

大丈夫。
今朝いきなりプランが出来たから。
あとは建築費用をどうするかというササイな問題だけだから。 ふう。





いきなりトイレ話で失礼。


祖谷に行ったんでした。
祖谷と書いていや。
泊まったのはここ。
四国の祖谷に行った (んだった)_a0157159_23442083.jpg
アレックス・カーさんのいとなむ宿 ちいおり。

そと壁は竹でできているけど、ひしゃぎ竹って言ってたかな?
竹を焼いて木口から泡が吹いてきたころをみはからってつぶすんだそうです。
なるほど 見れば焦げていますね。

中はこんなふう。
四国の祖谷に行った (んだった)_a0157159_23515797.jpg
何の変哲もない。
けれども
四国の祖谷に行った (んだった)_a0157159_23535840.jpg
機能するような照明はない。
床は拭きこんである。
四国の祖谷に行った (んだった)_a0157159_003688.jpg
このなんでもなさは深い。

そして ここが本当にいいのは夜。
四国の祖谷に行った (んだった)_a0157159_00511.jpg
素敵な女性何人かとご一緒できたので、晩御飯もそのしつらえもいいでしょ?
海岸屋は酒は飲まないけど、飲むなら最高の雰囲気だよね。

テレビも電話も音楽もなくて
周囲の音すら何も聞こえない夜。
ぜいたくな夜です。
話をしながらしんしんとふけていく。




まあ そんな事言ってても 一晩寝て朝は朝でいいんですけども。
四国の祖谷に行った (んだった)_a0157159_0153058.jpg
石垣を築いて 人が作った人の居場所だということがわかる。
そして、どう暮らしたいかという事が 
どう生きていきたいかということと同じだということもわかる。
 
時にこの右手の谷から霧が湧きあがって、それはここでなくては見ることのできない おそらくはここで一番の見るべき景色。



とかなんとか ほっつき歩いているうちに朝ごはんが。
四国の祖谷に行った (んだった)_a0157159_0223487.jpg
このときはまだこの日のお昼ごはんを二度もとることになるとは知らなかったのだ。
四国のうどんの底力 おそるべし だな。(いや、食い意地がはってるだけ)




金毘羅さんにも 民家園の四国村にも行ったんだけど
それはまた機会があればいずれ。
ではまた。

by kaiganyafoo | 2015-10-25 00:44 | 民家 | Comments(0)
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