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みなさん おつかれさまです。
ふと、子供のころ横文字の発音がチョー苦手だったことを思い出した海岸屋です。 ボンドは言えるけどセメダインが言えない。 苦し紛れに セメンダイ と言ってましたな。 オロナインも言えない。 オノライン ですな。 ん? 両方とも日本語だって? はっはっは 今から50年も前の山形県をナメちゃいけない。ナメてないか。そうか。 まあ それはさておき これ。 セミ。 (みんなって誰だって? 自分の胸に聞いて。) これ、梁に鉋をかけているんだけど、ペンキを剥がしているんだよね。 ごめんね長弘。 どうしてるかなぁ 長弘さん。・・・って 今日の話はそうじゃなくて 反り台だった。 言うまでもなく、こんなかっこで鉋掛けをするのはなかなかに面倒なもんで 第一、梁が全然平らじゃないから かからないんだね。鉋が。 で、刃を出せばうまく引けない。 じゃあどうするかと言えば 反り台っすよ。 このあいだこの現場でご一緒しているおん歳70有余歳のN先輩が 「海岸屋、反り台鉋ってどうやって作ってる?」 って聞くから 「やー普通に曲面にあわせて台を削りますけど。」 って答えたら 「俺のはな、台の頭だけ丸めて刃口から後はそのまま平らだ。」とおっしゃる。 へ? 「そんな反り台見たことないです。」っと言ったら 「いや、ある。 電気鉋の反り台はそうなってる。」という返事。 なんでも、普通の反り台は曲面がぴったり合ったとき以外は手加減で材に刃をあてなくちゃいけないんだけど、(まぁ、普通はそうだよね)先輩式の反り台は安定して刃先がかかるんだそうな。 ホントか! というので、現場でシャカシャカと頭を削って 即席N式反り台鉋を作ってみた。 結果は・・・・ (ここ、ドラムロール) すんません! よくわかんなかったっす! 相手は曲面じゃなかったし。 と 言うわけでこの件は継続審議! めったに曲面なんか作らないから一体いつになったら追試ができるのやら・・ (なおなおごめんね長弘鉋。) まー それやこれやで帰り道は夕焼けです。 道具を使わない人にななんのこっちゃという話だけど たまにはこんな現場報告もアリかな ということで。 ではまた。
by kaiganyafoo
| 2015-10-12 22:07
| 大工道具
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Comments(4)
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by
くわはら
at 2015-11-24 22:27
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刃口から後はそのまま平らだ、、、理解するのに時間が掛かりました。Rの大きさによって刃と材の角度が変わってしまいます。実際にやってみないと解りませんが。
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kaiganyafoo at 2015-11-26 21:27
くわはらさん こんばんは。
私は曲面を削りだす仕事がそんなにないこともあって、 あとは横着な性格も災いして、小さくてRの強い反り台鉋でみんな間に合わせてしまうことが多いのですが、そうなると削れる角度を手加減で保たなくちゃいけないんですよね。 これがちょっと面倒だと思っていたので、刃口から台尻までを平らなままにしておくとその手加減がいらない と言われてそりゃあいいなあ と思っちゃった次第です。 本来は仕事に合わせてぴったりの台を作るべきですが、まあ、一種の逃げだとは思います。 刃と材の角度が変わるかどうか、少し考えてみますね。 どうなんでしょう。
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余計なお世話かも
at 2015-11-28 18:51
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Commented
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kaiganyafoo at 2015-11-30 21:33
余計なお世話かも さん
そうなんですよね。 同じ曲線の仕事なんか たぶん二度と出ないだろうし仕上げればいいかと思ってるわけです。 ただ、大工以外の職人さんもみんな同じ考えかというと違うのかもしれません。 知り合いの建具屋さんは自作の小鉋を山ほど持っていましたし、別の家具職人は丸棒を作るために専用の鉋を作りました。 何の理由でそうなるのかちょっとわからないんですが。
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