海岸屋ふー通信

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
公式サイト
最新の記事
最新のコメント
by 鉋 at 13:03
爲井椋允
by 北脇里規 at 13:02
by 鉋 at 18:11
大武理菜 平塚由佳
by 大武理菜 長瀞渓谷 at 18:10
by 鉋 at 17:28
岩立良作
by 住谷春也 at 17:28
平塚由佳
by 鋸 at 15:24
by 後藤祐乗 at 15:22
by 鋸 at 20:55
上杉裕世 片山淳吉
by 成山裕治 津曲裕次 at 20:54
フォロー中のブログ
外部リンク
カテゴリ
以前の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル

みなさん おつかれさまです。



ダイエットなんてぇ言葉は忘れたかのように
毎日腹いっぱいご飯を食べている海岸屋です。
(もうじき80kg)
ま、
膝の具合も悪くないし平気へーき と思ってましたが
明治村に行ったら 「歩いてないんだ日頃」 と思い知った次第です。
(明治村 知ってます? 広いよー)




さて
「深い 面白い はずれがない」 と (有)海岸屋ふー社内では大好評の
日本建築研鑚会 by 日本民家再生協会なんですが
今回は 愛知県は犬山講座です。

ここは 犬山城 如庵 の国宝建築物があって
そして明治村もある。 まずはそこ。

ボチボチ行きます。

フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル_a0157159_20443786.jpg
日本建築研鑚会の生みの親 K氏の後をついて歩く。
階段だよ。 ちっ!

K氏は海岸屋とどっこいの体型ながら なんとマラソンにも出場するアスリートで
炭水化物を制限した食事を続けていらっしゃる。
「俺は走れるデブなんだよ!」 と言ったのを聞いたこともある。
「俺は走れないデブなんだよ」by海岸屋。

ええ デブ話はいいです。もう。
さてこれ。
フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル_a0157159_20514933.jpg
お目当てはこれ。
日本国中知らぬ者とてない(旧)帝国ホテル。


この建物はいくつもの伝説にいろどられていて、
「壁の仕上げ材は特別に焼かせたスクラッチタイル」 というのもそのひとつ。

今日の話はそのスクラッチ。
これ。
フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル_a0157159_21114.jpg
うむうむ スクラッチタイルだねぇ。
スクラッチてーのは この櫛目というか引っ張った筋目模様のこと。
でも
「明治村移築以降のスクラッチ模様タイル」 という説明がついてる。

ん?

では建築当初はどうなんだ?
はい
これです。
フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル_a0157159_21111483.jpg

レ レンガですと?
これ レンガ建築だったんですか? 石川さん。(誰)

実はこうなっていたんだよー という証拠の品。
フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル_a0157159_2110535.jpg
スクラッチ模様のレンガを積んでその中に鉄筋を組む。 
そしてコンクリートで空間を満たす。

えー
なんて言ったらいいかわからない構造ですね。
レンガ枠の鉄筋コンクリート造?
知らなかったよー

そしてこれ。
フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル_a0157159_21195057.jpg
レンガの接着にはモルタル、目地材はそれとは別な色 黄色っぽいものを使って
そして・・・
フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル_a0157159_21202955.jpg
その目地の上から金泥を塗ったんだそうです。

ほえー

まあ 金泥とは言っても実際には真鍮泥と言われていましたけど
たしかに光にかざすとキラキラしてました。 今でも。

うーん
職人がどうにかして塗ったんだろうねぇ・・
マスキングテープが通用するような状態じゃない。
スクラッチだから。
大変だぁ・・・

でもね、レンガって言うけど このレンガ 赤くないよね?
そうなんです。
黄色い。
そのために これは常滑で焼いたんだそうです。 わざわざ。

説明してくださった石川さんに、
「同じスクラッチでもタイルとレンガと外側から見分けがつくものですか?」 と聞くと
「そりゃぁもう、全然。」 とおっしゃいました。

全然 ですか。
ふうむ。

見てみる。
フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル_a0157159_2136148.jpg
はいこれ。スクラッチタイル。

そしてこっちがレンガ。  石川さんは 「すだれレンガ」 とおっしゃいましたね。
フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル_a0157159_21373641.jpg
おお! おおお?
違う!
違うよね?全然。
これは石川さんじゃなくてもわかる。
フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル_a0157159_21391546.jpg
手前がすだれレンガ、奥がスクラッチタイル。

そして海岸屋は大急ぎで言いたいけど、ライトはこれを良しとしたんだ。

ライトに一票。
あるいは5000点。

海岸屋もそう思います。
(大声で!)これはいい!! ライト偉い! (お前が言うな!)

そして最後のもういっちょ (レンガばっかりだな ゲップがでるよな)
フランク・ロイド・ライトの目 スクラッチタイル_a0157159_214527.jpg
櫛引きしたときのダマダマが残ってるよね。
昔の職人は これを 「ワラビ」 と呼んだと教わりました。
そして今でもリクシルのカタログには さわらびという名のスクラッチタイルがあるんです。

そうなんだね。
このすだれレンガを焼いた会社は後にINAXになって今のリクシルにつながる。
それを常滑からわずか北に数十キロの犬山から ここのすだれレンガは見守っている。


な?
深い 面白い はずれがない   の研鑚会でしょ?
今日は先人に敬意を表してヒネリもオチもなく これでおしまい。

これが面白くないなんてぇ奴はレンガの角に・・・(蛇足)

by kaiganyafoo | 2015-02-09 21:58 | 建物いろいろ | Comments(4)
Commented by 余計なお世話かも at 2015-02-12 19:31 x
80キロ、近いですね私と
消防団の仲間に、建築学科卒の奴が居て
消防小屋でライトの話をした事があります。
すごい消防小屋でしょ。
Commented by kaiganyafoo at 2015-02-13 22:55
余計なお世話かもさん
まじすか!
なんか基本的は骨組みに差があって、海岸屋の場合
なんか軽トラのエンジンで4tダンプ動かすかんじ?
あるいは成長曲線が止まらない爬虫類

いぜれにしてもやばいっすかね?


その偏差値の高そうな消防小屋、場所を教えて下さい。
Commented by 106 at 2015-03-07 01:01 x
一度は目にしてるのですが27年も前で全く興味が無かった
今年こそ再訪問と思いつつ数年経過
やっぱり今年こそ!?
Commented by kaiganyafoo at 2015-03-11 19:11
106さん
確か私もここは32年ぶり・・

2泊3日とかで制覇したい場所です。
そんな日が来るのはいつのことだかわかりませんが。

でも106さんほどのツワモノならばここをスルーする手はないですよね?
<< コーヒーという飲み物 気分は書道 >>