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みなさん おつかれさまです。
ここのところ毎日数字とたたかっている海岸屋です。 見積もり書も請求書もみんな数字だねぇ・・ 別のものとたたかいたいなぁ・・ 何と ですか? そんなことは言えないなぁ・・ (すません、ウロがきてます) さて 新潟シリーズは たくさんのものを見たので まだまだ続けることができるんですが僭越ながらまとめさせていただこうかと・・ さてこれ 説明看板です。 では要約しますね。 (何様?) ここは 「日本の三大名人」 が 「日本中の超名木」 で 「釘類は一切使わずに」 建てたんだそうです。 出たねぇ。 「釘を一本も使わない」 誰が言い出したんだかなぁ・・ はっきり言っておきますが 木造建築で釘を使わないなんてこと ありませんから。 垂木とか野地板 どうやって留めるんですか。 法隆寺だって 釘はたくさん使ってますから。 「構造材の組み立てには釘を使ってないってことだよ」・・ですか? それ 普通ですから。 珍しくもない。 だいたいね、貧困です。そんな言い方。 不正確だし。 さらに、 建物の良さを説明するのに 名人とか 銘木 とかでは 何も語ってないのと同じではないですか? 確かにね、これはすごいですよ。 だからってこういう言い方はどうかなぁ。 大事なのはそういう材料や技術を使って どんなものを作ったのか というクリエイティブな部分なんだと思うんですが。 それこそが一番の真髄へと迫る道。 この人達 こんな景色を見てるんです。 素晴らしい材料を無駄に使うことはできるし 名人だって駄作を作ることもある。 たしかに800年とか20mとかわかりやすい事はまちがいない。 でも それだけじゃあ何も言えてないですよね? なぜこの建物が素晴らしいのか ということを もっとしっかりと見て 表現をするべきじゃないかと思うな。 自分なりの視点と言葉とでね。 なんでそんなことを言うのかといえば、 おいしいものをおいしいと言える、その半分は訓練。 美しいものを かけがえがないと感じるのも大半は経験によるものです。 それがない貧しさのおかげでその建物の価値を信じられないし、 いざというときに踏ん張れない 意外に簡単に解体したりもするんだ。 昔の先輩が苦心して作ったものを 次の世代に送っていかずに 自分の代で無くしてしまうというのは無知なるが故ではないのかな? こういう価値ある建物に会ったときは 安易に類型的な見方をするんじゃなしに どこが素晴らしいのか どう素晴らしいのか 真剣に対峙すべきだと思います。 そうでなくては「釘一本」 と言ってしまう人達を笑えない。 だってプロなんだしねぇ・・ おまけの写真はこれ。 偶然ではないよねぇ・・ 吉田五十八も いいものを見て自分の眼をしっかりとしたものにしなさい って言ってた。 ま ここで吉田を担ぎ出すところがダメなところなんだけど 田中の言葉じゃ力がありません。 それもこれも宿題ということで。 ではまた。
by kaiganyafoo
| 2014-11-27 00:54
| 建物いろいろ
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Comments(4)
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まめたん
at 2014-11-27 12:06
x
お疲れ様です(^^)
素晴らしい…それしか出ません(*^o^*)
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kaiganyafoo at 2014-11-28 10:23
釘1本の言葉には随分と長い事騙されてきました
じゃあ釘隠しは何なの?ってなっちゃいます 『1本も使ってない』じゃなくて『1本も見えない』って言ってもらった方が正しいですね まだまだ建築は奥が深くて分からない事ばかりですが、知ったかぶりして庭園は座った視線で眺めてます あっ! こいつ知ってるな。 みたいな ^^
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kaiganyafoo at 2014-11-29 21:35
106さん
必ず使う釘ですが、それはそれでいろいろあります。 和釘か洋釘か、形はどうか、打ち方、打つ場所・・ 先輩の大工さんは 会心の釘打ちは一現場で一本くらいか とも言います。 釘打ち、難しいですし大事でもあります。
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