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みなさん おつかれさまです。
自宅で 育てていたミツバにアゲハとみられる幼虫がついて もりもりと食い尽くしてしまい、 このままでは飢え死にするから と スーパーで追加のミツバを買ってきてもらった・・・までは良かったんですが あーた 人間用のミツバは農薬がかかっているから アゲハの幼虫には食べさせちゃいけないんですと。 あれまー そのあと出てきた味噌汁にミツバが入っていたのは そのときのミツバ・・だよなぁ・・ さて 三連休 海岸屋は 大平宿 というところにいました。 民家協会の民家の学校 最大のイベント 大平合宿です。 携帯電話は圏外で 電気は原則なし 水道はあるけど 火はおこす。・・・・・・? おこす? はい これです。 その下に敷いてある紙 左手の竹とその先端のウツギ どれひとつ欠けても火はおきないざんすよ。 はいおきた。 もー大変な頑張りとチームワークってのがあったのさ。 火おこし ナメんな! たびたびはやりたくねぇ! 写真がないって 火 おこしてんだよ! 撮れねーだろ。 (半ギレ) で ごはんだ! 風呂はこれ まー なんでも時間はかかる。 でもな これ。 二日目の朝 奥の座敷に寝てて目が覚めて 板の間と土間越しに朝の光がさしている、 ほんと きれいだと思ったな。 こんな景色が見られるなら文句は言わないな。 民家の学校のOBが口をそろえて 「ものすごく楽しい」 と言うんだけど 正直 半信半疑でした。 一回行ったことあるしね、大平。 でもね これ ものすごく楽しかったです。 そりゃもうすごく、です。 で ここ大平は 昭和45年に集団移住をしているから 今は いわば廃村。 誰も住んではいません。 当たり前だけど 楽しい話ばっかりじゃない。 「もう 今の人は いろりだって風呂だってちゃんと使えない。 薪はあるよと言っても 切れないし割れない。ここで体験したことが何にもなってない。」 重い宿題をいただいた気分です。 たぶん大平は何度も曲がり角を越えてきたんだろうけど 今も新しい曲がり角を迎えつつあるようでした。 必要としているのは私たちからの都合であって 大平自身は私たちを必要としているのだろうか と考えました。 どんな関係だってギブアンドテイクが原則で 一方的な関係というのは長続きしたためしがない。 だけど おそらく 誰も本当の意味ではそこを越えられない。 そうやって 田舎を 山村を 東北を 離島を切り捨てて今を生きている。 そんな 深い話も聞かせていただいて本当に良かった。 ちょっとさびしい。 藤屋に集まって3日を暮したみんな、 チーム藤屋はいいチームでした。
by kaiganyafoo
| 2014-07-23 23:24
| 建物いろいろ
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Comments(2)
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by
エコビレッヂ八百剛
at 2014-07-24 10:45
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そうなんだよね、私とて、囲炉裏使い方や火おこし機で火をおこすのは、無理だけど。
ライターを使っても、薪に火をつけられない人は多いよね。 料理においても、薪や炭の火は、ガスや電気には無い力があります 昔の一汁一采は、無農薬で、手作り無添加で、ミネラルウォーターで 薪の火を使い、 今では食べることの出来ない、最高の贅沢だと思います。 作るのは大変ですがね。
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kaiganyafoo at 2014-07-25 16:02
八百剛さん
キャンプで飯盒炊爨をやるイメージが近いかと思いますが 飯を炊き 風呂を沸かし 掃除をすると一日が過ぎていくかんじですか・・ 洗濯もあるんだしね。 ただ、人が生きていくということを単純 純粋に感じ取れる気がします。 つまり 生活を省力化しても 空いた時間でたいしたことをしていない、 とも言えます。 大事なのは 生きていて 幸せを感じることなんでしょうが 昔の人が 今の人よりも より少ない幸せしか得られてなかったとは 全然思わないんです。 では 生活の省力化は何のためなんでしょうか そんなことを考えさせられる体験でした。
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