海岸屋ふー通信

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畳もか・・・

みなさん おつかれさまです。




海岸屋の敷地は道路に面していて
でっかい木が何本か生えているからでしょうか
小学生が荷物をおろしたりして ちょっと立ち止まったりもします。

もう夏休みだから持ち帰る荷物が多いんだね。




畳もか・・・_a0157159_18172227.jpg
これはウチでこの間まで咲いていた百合。
でっかいね。
今日の話には関係ないけど 畳の写真は一枚もないし・・・。




さて 畳。
海岸屋は もう40年来の落語好きですが 
みなさん 家を褒める落語があることをご存じかな?
ええ  「うしほめ」   (家ほめ でもいいです)

その中に出てくる 畳の褒め言葉
「表は備後の五分縁で・・・」

はい ここでストップ。

畳ってのは 表と床とでできています。
表ってのは表面だね。
これは昔から 「備後表」 (びんごおもて) が上等とされているんです。
備後の国 今でいえば広島県で作っている畳表のことで、
まあ 畳表ってのは 藺草 (いぐさ)っていう草でできているんですが・・・


探しました。 備後表・・・
ないなー
ないです。

調べてわかったのは 今は80%くらいが中国産だっていうこと。
中国地方ではなく 中華人民共和国。

残りの20%が国産だそうだけど ほぼ全部が熊本産。
ちょっとだけ福岡産。
さらに
その熊本でも平成元年に5000軒以上あった藺草農家は
24年では639軒 (農水省調べ)
広島で藺草を作付けした農家は2軒だそうです。

2軒・・
今年はどうだったんだろう・・・
そりゃあないわね。 備後表。


熊本の材料を広島に持ち込んで 「備後表」 と名乗ったり
輸入の材料を国内で加工して 「国産表」 を名乗ったり
でもまあ これは合法(!?)らしいんだけど
外国での栽培をみとめていない品種の藺草の製品が輸入されたり
(これは違法・・・)
正直 ばかばかしい話ばっかり聞こえてきます。


畳の床の方も深刻で 畳床の生産地であったはずの千葉県では
古畳の藁を再利用しないことには材料の確保ができない状態だったんですが
当然ながらだんだんとその質は下がってきていて 
今や建材の床よりも質の悪い物しか作れない という意見もあるくらいです。

さてさて・・
今回は どうしてもちゃんとした畳を探そうと決めたので
いろいろ調べてはいちいちびっくりしているわけですが
ちょっと言わせていただきたいのは
「なんか おかしくないか?」 ってことですね。

「平成の時代に大人だった連中」 って けっこうダメじゃないですか?
「和室」 も 「和服」 みたいに 
特別なとき とか 特別な人だけのものになるんですかね?
どうなんですかね ソレ。







・・・・
・・・・
まあ アレです。
腹が立ったときは いい道具の写真を眺めるにかぎりますな。(海岸屋だけ?)
畳もか・・・_a0157159_19331867.jpg

畳もか・・・_a0157159_19344082.jpg

畳もか・・・_a0157159_1935828.jpg
一枚目と二枚目の写真 ビットはWeraのスグレモノ。
すごい食いつきです。 高いけど。
三枚目の写真の ドリルの刃もすごく食いつく。 斜めとかでもね。(高橋談)

どっちも  「ここ一番すべっちゃ困る!」  ってときに出番なんですね。
うむうむ
たのもしいな。



あのー
すべってるのは今日のお前だ という声が聞こえるんですが
道具の話ですからね?
念のため。

ではまた。

by kaiganyafoo | 2014-07-18 19:44 | 材料 | Comments(17)
Commented by まめたん at 2014-07-19 18:23 x
お疲れ様です(^^ )

中国は世界の工場ですからねぇ(^。^;)

なんでも有りますよねぇ(^0^;)キリが気になりますが(◎-◎;)
Commented by 正宗 at 2014-07-19 19:58 x
今では大分県のごく一部でしか作られていない、い草と別な畳表の草も中々良いと思います。何て名前だったかな~?あの草?
Commented by くわはら at 2014-07-20 07:30 x
ずいぶん前にこだわりの畳が通販生活で紹介されていた覚えがあります。中身にも気を配ったやつ。
ず~~っとず~~~~っと前です。
Commented by 106 at 2014-07-20 08:00 x
私が小学生の頃はネギとい草は100%国産と習った気がします
厳しい現実ですね
国産って、いつの間にか日本産じゃなく中国産って事になりそうで怖いです
Commented by エコビレッヂ八百剛 at 2014-07-22 11:55 x
はいはい、梅雨が明けたよ。
大好きな夏だよ、ブログ更新もがんばれ。
私は元気がなくなります。
Commented by kaiganyafoo at 2014-07-22 21:10
まめたんさん
中国は世界の工場なんですね?
安いから使う というところから 
良いから使う というところになりますかね?

安さに気を取られてるあいだに
畳の良さがなくなって 畳業界全体が沈下していくように見えます。
何か まちがってますよね?
Commented by kaiganyafoo at 2014-07-22 21:12
正宗さん
通販生活ですか。

もし需要が多ければ定番商品になりませんかね?
なってなければ売れなかったのか・・
そう言う自分も あんまり畳の部屋を作らないんですが・・・。
Commented by kaiganyafoo at 2014-07-22 21:16
106さん
ネギとい草ですか。

ネギはともかく 畳はやられちゃってるようです。
グローバリゼーションとか言うやつですかね?

施主も工務店も 畳の質を問わないからこんなことになるんでしょうね。
プロとして恥ずかしいです。
安けりゃいいだろ からは何も生まれませんね。
Commented by kaiganyafoo at 2014-07-22 21:19
八百剛さん
9時には仕事を切り上げて 睡眠時間を確保する と決めてから
ブログを書く時間がなかなか取れなくなりました。

自宅にもう一台パソコンを置くか タブレットを買うか
どっちかにしろ ということらしいです。
どうしましょうかねぇ・・
Commented by 正宗 at 2014-07-23 00:08 x
昔はかなり作っている農家があったらしいのですが、今では数えるだけだそうで、い草より強いとか何とか?需要はそこそこあったのでしょうが、今は軽い畳が主流ですから、い草の生産も落ち込んでいますよね。
Commented by kaiganyafoo at 2014-07-23 09:05
正宗さん
ごめんなさい コメントを間違えてました。
えーと
正宗さんのおっしゃるのは琉球畳でしょうか。

名前は琉球とついていますが国内生産はほとんどが大分県ですね。
丈夫で縁なし畳に仕立てる事が多いです。
い草ではなく断面が三角の別の草を使います。
ただ これももはや絶滅寸前で いまやほとんどが中国製。
備後表とさして変わらない運命かもしれませんね。
あー
どうしちゃったの日本人 と またもや思うのでありました・・
Commented by kaiganyafoo at 2014-07-23 09:14
くわはらさん
失礼しました。 コメントのお返事を間違えてますね。

通販生活に載った畳 というと ひのき畳 とかですかね?
うーん
通信販売なんかに対応できるだけの規模って
ちっちゃい店や問屋では無理で、
いくらか工業的な背景が必要になってくるように思うんですよ。
そうすると 候補は絞られてくますよねぇ・・

畳表って 手織りだと一日3枚くらいしか織れないらしいし
新しく設備投資をして性能のいい機械を作るよりは
中国へ注文したほうが安い・・というわけです。
あっ
また腹が立ってきた。
朝からすみません。
尻切れトンボで失礼します。
Commented by koto at 2014-08-02 15:48 x
ご無沙汰しています。
お元気ですか?
梅干し20キロを干し終えて、シソジュースを20L仕込んで、ようやく夏の日々に入りました。
こんな農家に近づいた生活を送っているせいか、めっきりパソコンに迎える時間が少なくなりました(-_-;)

ということで、大好きな海岸屋さんのブログをまとめて見返していて、今頃コメントします。

畳のこと、本当に危機的で、心配です。
今の家を改修した際に、我が家の畳は学生の頃からお世話になっている京都の畳屋さんに表替えをお願いしました。
床はまだ使えるというので、元々の藁床を使っていますが、これがダメになる頃にはどうなっているやら。。。

この畳屋さんは、未だに手縫いでやっておられるので、
我が家の前で昔ながらの方法で縫っていただきました。
産地は熊本です。

京都の畳組合のお役をされていたり、文化財の畳も手掛けられている方です。
ご存知でなければご紹介しましょうか。
Commented by kaiganyafoo at 2014-08-03 19:39
kotoさん
ご無沙汰しております。
暑い夏を乗り切るべく 睡眠時間を死守する生活にシフトしているため
ブログの更新はめっきり間遠くなっている海岸屋です。

世界中で日本人しか使わない畳を
そんなにぞんざいに扱ってどーする、 と
ゴマメの歯ぎしり差し歯編 というのをやっているのではありますが
いかんせん 経済優先の風潮 という
無粋で有力な力のまえにはなんともしがたいじょうきょうです。

そして今回は
「新築のマンションの改装」 という条件から、
築一年くらいは コンクリートが湿気を発散し続けるため
湿気をとても吸いやすい本床との相性は最悪である との
畳屋仲間と問屋筋からのアドバイスもあり
苦渋の決断として 建材床を採用する というご判断をいただきました。

あれやこれや検討はしたのですが・・
畳屋が 「生きているあいだにもう一度 棕櫚裏の板付き仕事で備後表が付けられるとは思わなかった」 と喜んでいたのが残念です。


かくなる上はわが社の事務所に和室を作り
素晴らしい畳を敷きこむしかないか というところです。
早くしないと手遅れになるようですが・・
Commented by kaiganyafoo at 2014-08-03 19:41
kotoさん
コメントに字数制限があるのをはじめて知りました。

お気遣いいただいてありがとうございます。
感謝いたします。
Commented by koto at 2014-08-04 07:22 x
お時間の無いなかを、長いお返事ありがとうございます(*^_^*)そうだったんですね。
土や木や紙、畳などの昔から使っていた素材がいくら良く呼吸をしてくれても、肝心の箱が呼吸をしなければ、、、と
10年以上も前にその畳屋さんから危機を聞いたのを思い出しました。
そこを知らずに、「藁床にしたらカビた」とか違った評価が独り歩きして評判を落としたりすることもあるのでしょうね。
正しい組み合わせでこそ発揮する効果。
そこをきちんとわかっているためにも、住み手として賢くならなければと思います。

暑い夏、どうぞお身体をご自愛いただきながら、
良いお仕事を頑張って下さい!
Commented by kaiganyafoo at 2014-08-06 19:57
kotoさん
職人の世界は 作り手 材料 道具 どれも壊滅状態ですが
施主というか 住み手の方は素晴らしい方が増えていると思います。
センスがあるとか 仕事に対する意識が高いとか。

もうしばらくすると 作り手と受け手のつり合いがとれない時期があって、 その後は今よりもずっといい時代が来るように思います。
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