海岸屋ふー通信

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日本の木造建築文化は人を幸せにするシステムである。

みなさん おつかれさまです。



ジャパンカップ (すいません もちろんシャレです) で使った鑿の手入れです。
日本の木造建築文化は人を幸せにするシステムである。_a0157159_21322372.jpg

日本の木造建築文化は人を幸せにするシステムである。_a0157159_21341764.jpg
なんで8分鑿ばっかりこんなにたくさん? とお思いでしょうが
これは 民家の学校 所有の鑿。

カツラ (柄にはまっている鉄の輪っかのこと)が下がらずに
頭がつぶれていたので とりあえず全部下げたところ。
これから裏を直して それから研ぎます。

海岸屋は 鑿を見ると その手入れがたいてい気に入らないんだからしょうがない。
直しますとも ええ。






さて

おととい民家の学校の  作業の前後にレクチャーを受けて
生徒のみなさんとスタッフさんや棟梁とのやりとりを聞いていて
海岸屋は気が付いたことがある。

ものの例えで 和食を挙げたんだけど 和食文化の一番の特徴って
「人を幸せにすること」 だって思いました。

環境調和型で
栄養のバランスがとれていて
おいしくて
見た目も美しくて
食べた人の健康にもいい      という
つまり トータルな意味で 人(々)を幸せにしますよね?

そして あそこの場では 伝統工法 という言い方をしてましたが
昔ながらの木造建築の文化も 一番の特徴は同じだと思ったんです。

「日本の木造建築文化は人を幸せにするシステムである。」 ってね。

こいつ たいそうな事を言いやがる とお思いかもしれないけど
自然調和型で
持続可能で
林業 製材業 大工といった作り手も、住み手も満足させ
見た目も美しい という
考えてみれば どこにも負担やしわ寄せを持っていかない
すごくバランスのとれたシステムだとは思いませんか?


戦後 長いこと 「早い」 とか 「安い」 とかいう尺度で語られてきた住宅ですが
(つまり生産性とか経済性 ということです。)
ここへきてようやく 「性能」 という尺度や
「高耐久」 つまり長持ち という尺度が出てきましたよね?
でも さらに考えれば、
建築の究極の価値 というものは 「人を幸せにする」 ことにあるとは思いませんか?
その面から考えてみると 
昔ながらの木造建築はシステムとしての完成度が高い と思います。
プレハブよりも鉄骨よりもRCよりも です。

これって ひいきの引き倒しってやつなのかな?

けっこう重大な(つもりの)テーマを提示しておいて
今日は そんなとこです。
では

by kaiganyafoo | 2014-06-16 22:22 | 海岸屋ふーの流儀 | Comments(2)
Commented by ケンゾー at 2014-07-08 06:29 x
海岸屋さんのブログが最近は哲学的になっていますね

哲学する大工ってかっこいいですね



Commented by kaiganyafoo at 2014-07-08 16:48
歳のせいだか 手が動かなくなると能書きが増えます。
気を付けます。
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