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みなさん おつかれさまです。
いい季節ですね。 夜になると雑木林の上に出る月がきれいです。 さて 吉田の数寄屋 安藤のモダニズムにも出会ったんですが お目当てはここ。 すとうぶ と読みます。 着いたそのとき 風にのってものすごい量の桜の花びらが散りました。 ここは杉本博司さんが手がけたレストラン 普通に言えば 古民家を改修した店舗 ということですね。 入口はこうです。 端正なつくりです。 店内に入ると大きなカウンター。 家具を作るサイズとしては破格の大きさだけれど本物の木です。 木目も 気づかないほどの緻密さ。 木である という以外の意味を拒否しているとでもいうか・・ 外部に向かっての開口は 柱間にあわせた木製のサッシ 床はウオールナットだと思います。 椅子はデザインから起こしたもの。 と 説明をすればそんなとこ。分析はできる。 でも・・・ なあ? 注意深く抑制されている とも言える。 モダニズムの手法で民家を改修するとこうなる という ひとつの手本 かもしれないが 誰がやってもこうはならない。 たぶん。 モダニズムという言葉がモダンからきていることを考えれば 新しい という意味を追うべき定めは内包されていると思うけれども 誰しもが明日には古くなってスタンダードになれないものは陳腐化する。 けれどこれは 今の時代であってはじめてこのモダニズム と思う。 ここまでそぎ落とす表現。 それで得られる 上質 静謐 精神性 抽象性 etc 正直 ここに着いたとき海岸屋の体調は最低で 食事をするどころか席に座っていることもつらいというざまだったんだけど 窓の外に流れる花びらを見て 誰もいなくなった静かな店内でゆっくりとしていると 少しずつものを食べる気がおきてくるのを感じます。 十中八九 自然のままの風景が一番美しくて 人が触るたびに品がなくなるのが常だけれど 注意深く考えて 丁寧に作りさえすれば美しいものが作れるのではないか と思わされました。 おまけの写真は 店に入ってすぐのコーナーに掲げてある写真 杉本博司の作品。 やっぱ俺 建築以外のものってさっぱりわからないらしいっす。 ここの建物のオリジナリティに対するリスペクトだということならすぐにわかるんだけどねぇ では また。
by kaiganyafoo
| 2014-05-17 23:16
| 建物いろいろ
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Comments(4)
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くわはら
at 2014-05-18 05:58
x
う~む、そぎ落としの美ですか…いい感じですね。自分が作るものは路線が違うのはなぜなんだろう?
素透撫さんのHPでより魅力が伝わりました。食事はされたのですか?
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kaiganyafoo at 2014-05-19 12:05
くわはらさん
織部好みとか遠州好みとか 茶室にもありますけど 大名が大工をやったとは思えないので あいだに棟梁がいて仲立ちしたんでしょうね。 なまじの建築家よりも徹底したものを作っていましたよ。 考えさせられますね。 食事はしました。 おいしかったです。 でも たいていのものはおいしいんですけどね。
Commented
by
kaiganyafoo at 2014-05-19 19:43
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