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みなさん こんばんは
よもや仕事をなさってはいないでしょうが (ごめん 米作農家は別だ 忙しいよね?) 海岸屋は相変わらず仕事。 そしてその一味もね。 プラン プラン プラン 見積もり 見積もり 見積もり・・・ すいません ちょっとうんざりしてます。 建築屋ですからデスクワークが長いと飽きる。 ちゃんとした木材が触りたいです。 さて 読了 吉田五十八。 ![]() なんにも知らないんだなぁ数寄屋・・ というのがわかってきました。 でもなあ じゃあどうやって学ぶのかな? 想像で言いますけどね これ 普通では学べないんです。 教えてくれるところはない。 誰か師匠について仕事するしかないんですね。 (大工とか庭師と一緒か・・) じゃぁ 吉田五十八はどうやって学んだのか と言えば 半分は独自の研究 半分は岡村仁三 らしい。 ![]() 数寄屋の職人って本に 岡村仁三の聞き書きが載ってて そこにも吉田とのことが書いてある。 昔読んだな。 家帰ってもう一回読もう。 でね 藤森さんはこう言ってる。 「言っちゃあなんだが、僕だって好きこのんで近づいたわけじゃないのです。 『昭和住宅物語』 の看板を掲げるのに吉田五十八が出てこないのはおかしいんじゃないか、という声が方々から上がって、その声に押されて、ほとんど虎穴に入るような覚悟で近づいただけです。」 ははあ・・ 新興数寄屋 鬼門ですか。 こうも言ってる 吉田の建築づくりは近代芸術と言うより芸の領分に属し、その芸は長唄の芸と通じているから、長唄的な芸の世界の味を知らない者にはしょせん吉田の数寄屋の味は分からない、 としばしば言われる・・ そう 吉田五十八は長唄が趣味で まあ趣味どころか旦那芸の域をはるかに超えていて 錦水という料亭の女中さんなど 「先生は建築もおやりになるんですか」 と言ったほどだと言う。 まあ 天下の歌舞伎座で 天下の団十郎のタテを三日も勤めた と言うから そう思う人がいても不思議じゃない。 そこで、 今はネットで大概の動画が見られるから 「長唄」 と検索して見てみました。 ・・・ ・・・・ 面白くないです。 分かるとか分からないとかじゃない。 昔のものなんか 声がよろよろしていて奇妙ですらある。 これじゃあ海岸屋も数寄屋は分からない という判定ですか・・ ただ いくつかの吉田の作品の写真をみて感じるのは 「当時は新しかっただろうけど 今じゃあ普通」 ってことは 今みんなが見ている数寄屋って 吉田というフィルターを通して再構築された数寄屋である ってこと。 それだけの影響力があるんだね。 でも 影響を受けた今の数寄屋をいくら見ても 本家を見るのには及ばない・・どころか 的外れを思い込む危険だってあるよね。 吉田の数寄屋は 大壁である。 → × 「どこまでも木材を美しく見せる 柱を見せるのが本来」 吉田は木割を無視する → × 「新しい木割の根本はやはり古来からの木割によらなければ出来得ない」 あまりうるさいことを言うので 大工がノミで殺そうとしたことがある → 〇 気違いになってしまう といって大工をやめてブラジルへ行った者がいる → 〇 吉田のことも全然知らなかったんだなあ・・ 残っている作品を見に 暇をみて行ってみよう と思っている海岸屋でした。 これで海岸屋も職人のはしくれですから 教えてもくれないものを見て覚えちゃうのはけっこう得意なんだ。 昔から言う 「仕事は盗め」 ってやつです。 とりあえず近場の 成田山新勝寺本堂 あたりに盗みに行くかな? いや 賽銭の話はしてないよ。 早とちりはやめてね。 ではでは。
by kaiganyafoo
| 2014-05-03 23:59
| 読んだ本
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