職人の技術

えー
みなさん　おつかれさま・・でしょうかね？

カレンダー通りであれば今日はお仕事。
ええ
海岸屋は仕事　でございます。
でもね
今日は暑かった。
エアコン　入れましたね。　車の中で。
のどは乾くし。





で
仕事は　と言いますと点検　です。
新築をさせていただいたお客様　これが一年になりますので点検。

ひとつは　キッチンです。
見ていただきたいのは　引き出し　扉のおさまり。

インセットと言いますが　枠の中に　ごくわずかの余裕を見てきれいにおさまっている。
建具が枠の外側にばたんとぶつかって閉まるような無造作な仕事じゃない。
ちなみに　みなさんのお宅のキッチンをご覧になっていただければ
十中八九はそんな仕事です。（まったく失礼様なんですがね。）

しかもね　この建具はまるっきりのヒノキでできている。
台所ですから火はある。　水もある。
木が動いちゃう要件はそろってるんです。
だから　もちろん工夫はしてある。

いいでしょ？
こんな仕事はありませんね。　なかなか。

かと言って　海岸屋が自分で褒めてるわけじゃない。
これをやってくれたT君がえらい　と思う。

今日は　わずか調整をして滑らかになりました。
私の知る限り　このキッチンは最高の出来です。
（やっぱり自慢か・・）


それから建具屋さんが調整をする。
玄関ドアをいったんはずしています。
建具屋さんのために言っておきますが　仕事は完璧。
反ってない　ねじれてない　透いてない　切れてない。
じゃあ　なんではずしたかって　それは秘密ですがね。

建物の内と外とで　温度も湿度も全然違うのに
建具が平気というのは　これは技術があるということです。

お前　また自慢かよ　と言う声が聞こえそうですが
今日は大目に見てください。
こういう職人さんがいてくれてはじめて海岸屋の仕事が成り立つんです。



まあ
これについて言いたいことはたくさんあるんですが
今日はそんなとこです。
おまけの写真は庭のバラ