海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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数寄屋

みなさん おつかれさまです。



春雨が降る千葉外房です。
まあ ようやく体調が戻りつつあるくらいなもんで
濡れて行こうなんてセリフは言えませんが。
(なに? 月さまを知らない?)




さて
ここのところはデスクワーク気味です。
見積もり プラン 木拾い そしてお手紙・・
いくつか平行して進めていますが どうしても必要な仕込みをはじめました。
「数寄屋」 だそうです。
ご存じ?
やわらかいやつです。   なんのこっちゃ。

人名で言うと
村野藤吾 むらのとうご (茶室も作っているんですねぇ)
吉田五十八 よしだいそや (いそや で変換ができん!) ときて
この方だそうです。
数寄屋_a0157159_2341202.jpg
杉本博司さん。

海岸屋は残念ながら存じ上げませんでした。
とうのも この方 建築関係の方ではない。(でも 過去形)
安藤忠雄さんと対談なさったり 美術館のプロデュースをなさったり
このあいだは文楽の演出も手がけました。 (見てみたかった)

現在の肩書は 現代美術家 でしょうか。

この方のエッセンスをくみ取らなくてはいけない という展開です。
むむむ・・


まー あれです
以前 会社でお茶を習いに行かせてもらったときに 
自分の興味のおもむくままに先生を質問攻めにして
会社の仲間の足をすっかり痺れさせてしまって大ヒンシュク という
そんな過去しかない海岸屋です。
そして
「お茶で大事なのは 和 なんだから 自分の興味だけしかないあんたは
そもそもお茶を習う資格に欠ける」 と女房にも叱られました。
うーん
やなこと思い出しちゃったなぁ・・

そしてこれ。
数寄屋_a0157159_045786.jpg
熱海にあるんだそうです。
何度も読んでます。

床はヒノキで 壁は漆喰 障子は荒組み 法隆寺 スタルク・・・といろいろ覚えてしまった。
でもね 細部を真似しても意味はない。

たぶん 大事なのは調和  それから光のとり入れ方かなあ・・
杉本テイストの数寄屋。



数寄屋はすごく奥行きのある世界で
一朝一夕に身につくもんじゃないようですけど
勉強するのは楽しい。
でも 現代美術って 勉強してわかるようになるもんなんだろうかどうだろうか。
さてさて。

by kaiganyafoo | 2014-04-19 00:53 | 読んだ本 | Comments(0)
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