東郷鉋レポート3

みなさん　おつかれさまです。


昨日は寒かったっす。

たんぼの中へ距離を測りに行ったんですが
あまりの寒さで走りまわって仕事をして
大急ぎで車に戻って帰ってきました。

たんぼの土手に老眼鏡を忘れたまま・・・
（スタッフ№54が、ですよ？）

自然に還るのかしら・・・
（とか言ってないで探せって話だ）






さて　昨日羊頭狗肉となったレポート。
今日は羊頭羊肉　（そんな言葉はない）
タモ3枚接ぎです。
ちょっとだけ目違いが出てる。

鉋掛け　一時間一本勝負。　カーン！　（ゴングが鳴りました）

さあ海岸屋　目違いを払うべく　横擦りをはじめました。（実況中継的な）
おーっと裏座を抜いているもようです。
横擦りだから逆目がでることはない　という読みでしょうか。
削ってます削ってます。　早くも息があがったか？
強引にカマボコ型にしているが・・・？　
木表が上端なのがわざわいして3枚目の中ほどはくぼんでいるぞー

しかし　鉋はけっこう切れています。
刃先にかかるストレスは相当なものだが　刃を出す様子はない。
鉋くずはけっこうふわっとしているのは鉋刃の手柄か？
さあ　一転して縦向きに削り始めましたが・・
あーっとバカですこいつ　逆目を起こしました！
それはそうです　刃を研ぎもしないで裏座も入れず　まともに逆目削りです。
頭が悪いんでしょうか！

さあ　ここで海岸屋　あきらめたようで　研ぎ場に向かいます。
おーっと　いきなり裏座を研いでいる。
なんとここまで裏座を調整していないかったようです。
いまさら　いまさら感がただよいます。
カンカンカン！　（ゴングの音）
ここで時間切れー！！
早くも一時間を3分ほど過ぎてしまいました。

なんと手前の逆目は放置状態です。
インタビューしてみましょう。
「海岸屋選手　あの逆目はどういうことなんでしょう」
「いや　長さの余裕は十分あるんで現場で切り捨てます。　それよりも大工さんが待っているんで・・」

なんと時間切れを言い訳にするという始末です。
一回研いだだけでここまで頑張ってくれた東郷鉋にすまないとは思わないのでしょうか・・
どっちから削っても逆目になる材料を　まーっすぐに削り通して仕上げる　という
そんな境地を目指して欲しいものです。

しかも　研いだあとは逆目を怖がるあまり裏座を詰めたのでしょう
たいしたツヤも出ていません。


あー　
ただいま現場の方からレポートが入りました。

「こんな材料に真っ向むかっていくんだもの」（先輩談）　
とのことです。
その　真っ向むかっていかない方法というのを教えて欲しいものです。


では　
「いくら晴れてて空っ風が吹いているからって　タモでこれじゃあナラでは惨敗だろうね。」
と　言うワタクシの感想を最後に　作業場からの中継を終わります。

東郷鉋　優秀でしたー
では　さようならー。