海岸屋ふー通信

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
公式サイト
最新の記事
最新のコメント
by 鉋 at 13:03
爲井椋允
by 北脇里規 at 13:02
by 鉋 at 18:11
大武理菜 平塚由佳
by 大武理菜 長瀞渓谷 at 18:10
by 鉋 at 17:28
岩立良作
by 住谷春也 at 17:28
平塚由佳
by 鋸 at 15:24
by 後藤祐乗 at 15:22
by 鋸 at 20:55
上杉裕世 片山淳吉
by 成山裕治 津曲裕次 at 20:54
フォロー中のブログ
外部リンク
カテゴリ
以前の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

工務店の営業努力 現場編

みなさん おつかれさまです。


海岸屋の自宅のトイレのペーパー
今日のせりふは 「俺は海賊王になる!」 でした。
ロビンちゃんの場所でなくて良かったです。(ナミよりロビン派)




さて
ガラにもなく 「営業努力」 だとぅー!? みたいな昨日でしたが
懲りもせず 第二弾 現場編です。
しつこいね。
すまんね。


と言うのは今年の新年会で 「近所に若い大工さんがいる」 という話を聞いたんですが
やっぱり  「仕事がない」  と言っているらしいからで。
35歳 (おお いい年齢だなあ)
一級建築士も取った (素晴らしい!)
でも
たぶん 仕事はないだろうな。

難しい時代です。
工務店の営業努力 現場編_a0157159_20134578.jpg


大工は減り続けるという統計ですから
理屈から言えば仕事に困らない という予想もありうるかもしれませんが
「大工のいらない建築が発明されて それが広がる」 
という予想のほうが当ると思います。
ですが
泣き言を言ってもはじまらない。

今の時代は 「おおー! これってかっこいいじゃん!」 とか
「こんな家に住んだら楽しそうだね」 とか
そういうふうに思ってもらえるようでなくては と考えてます。


建築的技術のの裏づけがある とか
エコロジーの立場に照らして立派だ とか
それは楽屋裏の事情だから見せるものでもない。
あって当然。

さて
写真は海岸屋の作業場の棚。
釘とかビスとか重いものを載せています。

一番上が一分
二段目は二分五厘 垂れ下がっています。

サワラで 巾一尺 厚み一寸一分五厘 長さ6尺の持ち放しだとそのくらい。
ですから
側板を丈夫にする
背板 または力板をつける
棚板にアングルを仕込む などの対策を講じる必要があります。
これは
言うまでもなく本棚を作るための準備。
本棚を作る材料と同じもので試作しているんだから確実です。
でもこれはいわゆる楽屋裏で 本来説明するところではない。



もうひとつ
工務店の営業努力 現場編_a0157159_20234454.jpg
西の内紙というのは
千葉から比較的近い 茨城県山方町で産する和紙の名前です。

楮を原料としますから素朴な風合いで
さらに良いのが 原料は地元で調達できること  仕事は手仕事なこと。
化学的なもの使わず 再生産も成り立ってます。
これを海岸屋は現場に持ちこんで 小麦粉を煮た糊で貼ります。
すると
「カビがはえませんか」 と聞かれますがここが岐路。
ここまでが楽屋裏で
ここからが表の舞台 つまり住まい手の生活ってやつです。

「本来腐るべき食べ物を 腐らせたくないと言って我々の間違いははじまった。」
「腐る食べ物を新鮮なうちに食べることが本道だったのでは?」
などと 関係のあるようなないような話をしたりします。

そうです。
「カビの生える素材」を
「カビの生えないような環境を作って」
「カビが生えない使い方をする」 ことが必要なんです。
最後の項目は住まい手の責任。


こんなことが海岸屋の考える  営業努力の現場編。

棚の材料は 地元の木を地元の製材屋さんが挽いたもの
和紙はさっき言った通りに素材 技術共に地場のもの。
「みんな」 で生き残れれば一番いい。
それを生活の中で使いこんでいくことは ごくまっとうな幸せへとつながるはずだから。



使いこむって 会社の経費で本買ってるって
そういう話じゃないのよ。 
うん。
税理士が見てたらどうすんだ。
でも
まあ また明日。

by kaiganyafoo | 2014-01-21 19:51 | 海岸屋ふーの流儀 | Comments(2)
Commented by マメたん at 2014-01-22 11:28 x
お疲れ様です(^^)

お家…大工さんが居なくてもマシンが刻みます

上棟…鳶さんとレッカーが居れば建っちゃいます


造作…下地を組んでボードを貼れば、ほぼ大概の作   業終了と来ちゃあ、道具も技術も無くても家   になっちゃう!

施主さん…「それで良い!」

      小早く、安く、小綺麗になっていば       OK!

それでは私などの出番はないですね(/_;) 良い家を造りたいから日数が掛かる……仕入れコストは大企業とは比ぶべくもなく(>_<)

まあ新築ばかりがったり大工さんの仕事だとは思っていませんが(^。^;) 年にひとつくらいあるトイレの改装とか…新築よりも難しい仕事もありますらね(^_-)-☆
Commented by kaiganyafoo at 2014-01-22 18:18
私は今まで20回以上 30回未満の引越しをしてきました。
ものごころつかない年齢から 30代なかばに自分で自宅をたてるまで。
その経験から言うと 住む家によって 人は変わります。
粗雑な環境に住んでいれば粗雑になる。
ピアノの練習が聞こえるようなところに住めば
自分もそんな音楽を聴くようになる。
そして
ベニヤのフローリングで 壁はビニールクロス という
そんな家に住んでいると 感性が鈍くなります。
花も生けない
絵も飾らない
音楽は刺激の強いものばかり聴く  そんな暮し。
それを強いられている事に気づかない施主。

夫婦の仲も 子どもの成長も
どれもこれも影響があります。

大工にはそれらに対する責任があるのです。 と
私は思うんだけどな。
<< 55年目の雨戸なのか 工務店の営業努力 >>