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みなさん おつかれさまです。
現場乗り込み解体工事2連発の後遺症で いまだに腰に来ている海岸屋です。 もちろん そんなことを口に出して言ったりしませんが。(・・・ってオイ!) 現場の労働者は体が資本ですから 大事にしなくちゃいけません。 冬でも薄着で「体を動かせば寒くない」 などと言っていた海岸屋も ユニクロにタイツだの長袖のシャツだのを買いにいくようになりました。 (遅いか?) ![]() 言ってて自分でびっくりですが。 今 海岸屋の住む千葉外房ではすごく大工が減ってますが それ以上に問題なのが 大工 一人親方 零細工務店に仕事がないこと。 遊んでいるわけではないのですが やっているのは下請けと手伝い。 自分で請けた仕事ではないのです。 例えば。 30代かそこらの歳の奥さん (奥さんです。) が家を建てようと考えても 大工の親方のところに相談には行きません。 怖いし 高そうだし センスなさそうだし かっこいいキッチンとか 高気密だとか知らなそうだし。 そして それはたぶん みんな本当のことなんです。 街の仕立て屋 荒物屋 金物屋 乾物屋 靴屋 メガネ屋 はんこ屋 本屋 八百屋 魚屋 これらは皆 滅びてしまったか 滅びつつある店達です。 そして工務店もそうなる。 ですがその商売を長く続けているそれぞれの人々には 固有の文化があったはずです。 仕立て屋のオヤジと 紳士服のア〇キの店員 金物屋の店主とホームセンターの店員(しかも大半バイト君) 八百屋魚屋と スーパーのパートのおばちゃん 並べて比べてみてください。 我々が失った文化と呼ぶべきものがわかりますが 一方 失われた店達に足りなかったものの気配も伝わる。 上の写真は海岸屋の事務所(あくまで仮設)ですが これを作らなくてはいけない理由がある。 解体現場や ゴミとして捨てられたもの 自分で作ったもの 直したもの と金はないからそんなものばかりですが それでもきちんと(!?)基準はある。 素材が本物であること デザインが浮ついてないもの 修理して長く使えるもの 人にやさしくて できれば支えてくれるもの それは自分が作りたい住宅の姿でもある。 あるいは 自分がそう生きて行きたい望みでもある。 それを伝えたい。 建築のことなんか全然知らない若い夫婦とか (年配の夫婦とか) これから結婚するであろう独身の方々とか (ずーっと独身の方とか) そんな人達に こんな家は(暮しは)どうですか と提案したい。 そのための事務所です。 ま 中にいるのが 海岸屋みたいなおっさんでは台無しですが ミメウルワシイスタッフの方々(?)もいますし。 大半自分たちで飲んでしまっている 超 のつく高級コーヒーもある。 (淹れかただって教わったぞ) それらは皆 まだ見ぬ未来のお客様を迎えるための準備。 そうやって 仕事をさせてもらって生きのびて すまいの事や 素材の事や 大工技術の事なんかを伝えていきたい。 そう思ってます。 やー 熱弁だねぇ・・ 字ばっかりですまんねぇ・・ 腰が痛いとか言ってますが これだけ吹きまくればアゴも痛くなるかも という心配をしつつ 明日もトイレの改修工事だ。 ではでは。
by kaiganyafoo
| 2014-01-20 19:45
| 海岸屋ふーの流儀
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Comments(7)
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しょうがないんだ。暇があれば、パチンコだの飲み屋だの。始めは、何時かは自分で受け手の棟梁と志は同じにあったんでしょう。でも、本も買わない、講習にも行かない、人の仕事も見に行かない、基礎も12㎝幅なんてやってたんじゃ仕事は来ないの当たり前です。ふぅー、さんみたいに勉強していかないとメーカーに対抗できないんです。
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プロ野球選手の中で あまり優秀ではない選手から順番に
一人減り 二人減り・・ でも、 ある程度の人数がいないとプロ野球全体が成り立たなくなる・・ そんな景色が今の建築業界でしょうか。 そして世の中から工務店がなくなったら 本来の意味での大工はいなくなるように思います。 設計もしない 見積もりもしない 営業もしない 他の職方と横並びで 木工事だけをやっている そんな作業員はたくさんいるでしょうけど。
林業家は木を植えず
道具鍛冶は仕事をやめ 材木屋は店じまいをして 大工は刻み仕事をやらなくなる。 それでも家は建ち続けるでしょうが 工業製品を組み立てるだけの家になるだろうと思います。 工業製品に囲まれて暮らす生活を幸せだと思わせるような そんなコマーシャルがTVからあふれ出ています。 そんな未来を私たちは望んでいるのでしょうか・・ ![]()
材木店の社長に言われたことがあります。ダイアンさん、此処だけの話ですけど、2-3坪の建物でもプレカットしてくれと言われることがあるんです。それくらいなら、自分で刻めばと言ってました。材木やも、小さいとわりに合わないので。
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あぁ、それと刻める大工が少なくなると個性的な設計家も困るということを、設計屋ももっと考えるべきです。好き勝手なことばかりしてないで。
設計屋さんで言えば
一級建築士は30万人以上の登録があるそうです。 そして建築学部から毎年建築士が誕生します。 一方大工は 年間3000人しかなり手がいない。 どうやら 図面を引く人よりも作る人のほうが うんと少なくなるのが確実らしいです。 そんな時代に 彼らはどんな図面を引くのでしょうか。 ![]()
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