アテネフランセ

みなさん　お疲れ様です。

今日の千葉は暖かかったんですけど　風は強い。
風が強いから波は高い
波が高いから・・・サーファーが喜ぶ。
喜んでいるでしょ？たぶん。
海岸屋はサーフィンどころか泳げもしないので彼らの気持ちはわかりませんけどね。
ええ　カナヅチですとも
大工ですから。


まー
くだらない前置きはこのくらいにして
9月の街歩きのときの話。
リクエストがあったもので。



これは聖橋（ひじりばし）という名前の橋です。
神田川に架かっていて　御茶ノ水駅のホームからも良く見えます。
海岸屋もとても好きな橋で　その名を始めて聞いたのはさだまさしの歌でした。
さて
それではなぜこの橋は聖橋と呼ばれるのか。
そのひとつはこれです。
湯島聖堂。
ここは江戸幕府の学問所だった伝統があって
今でも「老子」「荘子」「論語」などの講座を開いています。　驚いたね。
なに？　老子荘子がわからない？
なげかわしいなぁ・・・ワタシもそうだが。
ほらほらほら　これだけ立派な塀は　都内広しといえどもそうそうないよ。

なんでも建築に例えないとわからないのは山下清並みなんですがね。うん。
で
神田川の向こう側にはこれがある。
ニコライ堂です。
正式には　「東京復活大聖堂」　ほら「聖」の字がついた。

そうです。　湯島「聖」堂　と東京復活大「聖」堂をつなぐ橋だから聖橋。

この日ニコライ堂ではミサをやっていて
見学しようとしたらすこし注意を受けました。
「見学をされるのでしたら　きちんと最初から見ていただきたい」　ということらしく。
うううむ
こんな真面目なせりふは久しぶりで聞いた気がする。
それ聞いただけでありがたい気分でいっぱいです。

入り口でロウソクを買って献灯します。（写真はないよ）
広い堂内はロウソクの炎に照らされ　賛美歌は響き　ミサは続きます。
鐘も鳴ります。（これだけの鐘でも堂内にいるとほとんど聞こえないんだ）



二箇所みて終わりか？　というとそうではない。
雨にけむるアテネフランセ

文化学院

山の上ホテル
のこのこロビーまで入って行っても嫌がりもせず　
ここも撮るといいよと教えてもらった階段室。
なるほど絵になります。

そして火事になった神田やぶそば跡地
うううむ　壊したんだねえ・・・
今年の一月に行ったときはこうだった。
変わらぬものもあり　変わるものもある
もう一度　神田やぶのそばは食べたいけどね。

おまけの写真は神楽坂の住人
東京ってぇところは　猫までしゃれてやがるね。ええ？
ん？　せりふが板についてない？
へえ、　山形の生まれです。（育ちは千葉だし）
ではまた。