海岸屋ふー通信

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房州石採石場にて

みなさんこんばんは。

相変わらずです。
暑いです。
サイコーですね。

海岸屋は 夏評論家を自称していますが 今年の夏はイケてます。
期間の長さも、最高気温も兼ね備えていて 一級品の夏 と認定できますね。はい。
(何様?)






さて 鋸山にやっと登りましたが採石場を見てもらいましょう。
房州石採石場にて_a0157159_1391484.jpg
説明している方が鈴木さん。
これは昔 手作業で石を切り出していた時代に
なぜか途中でやめてしまった という場所です。
周りをツルで切り出していって 最後にクサビで底の部分を割って剥します。
そうすると その下に見えるように一段ずつのシま模様が残る。
房州石採石場にて_a0157159_152385.jpg
そうやって一段ずつ一段ずつ石を切り出しながら下に下がっていくのです。
はい
そうですね あの高いところにある地獄のぞきも
はるか昔は平らな地面だったということです。
では ここは?
房州石採石場にて_a0157159_1561346.jpg
ずいぶん変わった格好に掘りましたよね?
これは 上の方からずーっと掘ってきて 良さそうな石が見えた というので
横に掘り進んだ そんな跡です。
アップで。
房州石採石場にて_a0157159_1592327.jpg
「あれ? ここはずいぶんいい石が採れそうだぞ?」
「よーし 一丁横向きにほってみるか!」
・・・・
「ずいぶん横に進んだから これ以上掘ると天井が落ちそうだぁ・・」
「じゃあ しばらくのあいだ下に掘って天井の厚みをつけたらまた横に掘ろうぜ」 
「やばいやばい! ちょっとだけ天井が崩れたぁ!」
「しょうがねーな 切石でつっかえ柱でも積んでおくかぁ・・」
「なーに しばらく下に掘れば また横掘りができるだろー」

まー きっとこんな調子で 値段のいい石を狙って
頑張って掘った跡がこうなったんだと思います。

職人一人が一日かかって 尺三石を8本~10本切り出したんだそうです。
あんなツルやタガネでねぇ・・・
そうして昭和33年になると機械掘りが登場します。
チェーンソーで掘るんですな。
房州石採石場にて_a0157159_2255868.jpg
ここの石切場は 上の方は手掘りですが 下のほうになってくると機械掘りです。
岩肌にその跡が残っています。
房州石採石場にて_a0157159_2283915.jpg
ほらね 全然違う。
機械になると 職人一人が一日で80本から100本ほども掘ったということです。

チェーンソーで?
石を切ったの?

お思いの方。
海岸屋もそう思いました。
では これ。
房州石採石場にて_a0157159_235115.jpg
石切り場に昔の機械が残されています。
これは切り出した石を決まった寸法に揃える機械のようですが
ふもとの金谷神社の玉垣などを見ると 一面がチェーンソーの跡
もう一面が丸ノコの跡 とはっきりと見て取れます。

この機械を見ると
電動である事
石切りであるのに水は使わなかったらしいこと(塵肺が心配)
刃物の刃先には超硬チップがついていること などがわかります。

超硬チップというのは普通の鋼やハイス鋼よりももっと硬い合金です。

ちょっと調べてみると1930年ごろに三菱で開発された超硬合金は
「鉱山の掘削を目的に開発された」 と書いてあります。
ははぁ 
大工さんが使う丸ノコの刃や 草刈り機の刃も いまやみんな超硬チップですが
もともとは こういったところのために開発されたもんなんですな。

知らない事はいっぱいあるねぇ・・・
以上 石切り場から中継でお送りしました。(ウソです)


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by kaiganyafoo | 2013-08-15 08:38 | Comments(0)
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