海岸屋ふー通信

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
公式サイト
最新の記事
最新のコメント
by 鉋 at 13:03
爲井椋允
by 北脇里規 at 13:02
by 鉋 at 18:11
大武理菜 平塚由佳
by 大武理菜 長瀞渓谷 at 18:10
by 鉋 at 17:28
岩立良作
by 住谷春也 at 17:28
平塚由佳
by 鋸 at 15:24
by 後藤祐乗 at 15:22
by 鋸 at 20:55
上杉裕世 片山淳吉
by 成山裕治 津曲裕次 at 20:54
フォロー中のブログ
外部リンク
カテゴリ
以前の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

軒の出は16尺5寸

みなさん 今日は日曜日で
そして投票日です。
さっき放送されてるのを聞いたら 我が東金市は29%らしいです。 今のところ。
あーあ どうにかならんかな。





さて 前回の続きです。
建築の人以外はつまらないだろうけどね。
軒の出は16尺5寸_a0157159_1973965.jpg
アフリカケヤキ などといわれるこの木、アパですがかなり重いとのことで
柱一本が約7tあるそうです。  7t・・・・
建具も1tくらいになるらしく それを毎日あけたてするのは
なかなかに工夫のいることだと思います。

隅の柱は60tの荷重を受け持っているのだとか・・
まあ 7tもの目方がある柱ですから 60tの荷重も大丈夫かもしれませんが
気になるのは隅木の方ですね。
軒の出は16尺5寸_a0157159_1922111.jpg
はい 隅木。

隅木の方は横向きに使ってますから 60tなんて荷重がかかったら
相当にめりこむんじゃないかな って気がするんですが・・・
隅柱は5cmから6cmくらい伸ばしてあると言ってましたが
それは別の理由で伸ばしてあるんだろうしね。

ん?
どれが隅木だかわからないっすか?
一番上っす。
下に見えるのは隅の尾垂木だと思います。
ええ 尾垂木。

ここの建物は桔木(はねぎ)がない と書きましたが
じゃあ何で軒を出しているのかというと尾垂木なんです。

たしかに 古い建物は桔木がないです。
第一 それを隠す屋根ふところというもの自体がない。
だけども・・・ と長くなりそうなんで別の写真を。
軒の出は16尺5寸_a0157159_23564140.jpg

軒の出は16尺5寸_a0157159_23573824.jpg

軒の出は16尺5寸_a0157159_23583294.jpg

大工道具としては消えてしまった チョウナ ヤリガンナが活躍しています。
宮大工として働くことの光と影 ってかんじですかね?
え? 影ってなんだって?
うーん
こういった伝統技術保存 みたいな博物館的な残り方じゃなくて
一般の住宅で残ってる っていうのが望みだなぁ と思うもんですから。 はい。

大鋸やハツリなんかの技術もふくめて
大工が山の木に直接働きかける道具と技術があれば
流通に乗らない木材も使えて山と現場の距離が縮まるし
今の住宅が失ってしまった生命力も少しはよみがえると思ってます。

もののけ姫に出てくるセリフ 「だんだん小さく そしてバカになっていく」 のは
今の大工の姿なんだ と思えてならないし。

ただ 尾垂木で軒の出を16尺5寸も出そうというのは
相当に面白い試みだとは思います。
天平尺だから少し短くて4.87mらしいですけど、
これが金物を使わずに木だけで出しているなら本当に面白い。


と 建築の人どころか誰もおもしろくないようなことを言いつつ
次回はもっと別の話を・・ってかんじですな。
ではまた。


にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ
にほんブログ村
にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

by kaiganyafoo | 2013-07-22 00:21 | 建物いろいろ | Comments(2)
Commented by エコヴィレッヂ八百剛 at 2013-07-22 10:39 x
スゲーナァー、垂木が普通の家の柱程もある
Commented by kaiganyafoo at 2013-07-23 06:27
八百剛さん 今日の記事をご覧下さいな。
単に「でかい」 というだけのことでも
社寺建築業界ではそういう問題をかかえています。

世界的に貴重な資源を使うにふさわしいだけの建物を
建てているのか ということは厳しく問われていると思いますよ。
<< 米ヒバのあれこれ 中金堂復元工事 >>