海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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コムデギャルソンに学ぶ

みなさん お疲れ様です。



家の近くにある駄菓子屋のおばちゃんはすごい。
海岸屋が子どもの頃から ちっとも変わりません。
40年以上前からずっとおばちゃんです。
すごいよね?




さて 先日 コムデギャルソン という洋服のお店に行ったと言いましたが
どんなところなのかと思ってネットで調べてみました。

調べてみて ここを設立した 川久保玲 という人は偉い人だと思いました。
どう偉いか。 ウィキペディアから引用します。

「可能な限り日本国内での生産を手がけ、制作および製造における日本の高い技術の継続および伝承に積極的に取り組んでいる。」 

どうですか。
偉いじゃありませんか。
住宅建築でこんな事をやってる人がありますか。
(どいつもこいつもプレカットに流れやがって)(心の声・・・ダダ漏れですが)

住宅建築で有名な建築家の先生方も
プレカットを使うことには問題意識をもっていないようです。
「どうして手刻みでやらないんですか?」 と聞いてみても
あまりいい反応は返ってきません。
みなさん そうです。

でも そんな先生方でも
営々と伝わってきた大工技術を使って 家作りをしているのは間違いないところで
けれども自分からそこに貢献しようとするわけではない というのでは片手落ち、
心の声をダダ漏れにしてしまえば やらずぶったくり かもしれません。
川久保玲を見習えってんだ。
大工がいなくなっちまうぞ。


このブログをお読みになっている高貴な方々はおわかりでしょうけど
海岸屋はいまだかつてプレカットの仕事をしたことがありません。
ですから ウチに仕事を頼めば 日本の伝統技術の継承に役立つってもんです。
素晴らしい技術を持っている先輩方も
いい仕事にめぐり合ってるか というとそうでもないし。



公憤にかられつつ・・・ 字ばっかりで面白くないだろうから
写真をどうぞ。
コムデギャルソンに学ぶ_a0157159_22182265.jpg
えーと なんで仕立て屋銀次の本ばっかりなのか というと
他ならぬその先輩が刑事さんの家の仕事をやって
何かの拍子に仕立て屋銀次の話になったら
その刑事さんが銀次の写真を出して見せてくれた ということで
にわかに興味が湧いて本を買ってみた というわけです。

子分が500人もいた というスリの大親分の話ですから
コムデギャルソンとは全然関係なかったね
まあ そんなとこでまた。

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by kaiganyafoo | 2013-06-19 22:59 | お店 | Comments(4)
Commented by 余計なお世話かも at 2013-06-19 23:46 x
怒涛の建て方週間終わりました。
手刻み、プレカットX2です。
体がポンコツです。 この先を考えると
年を越せるかどうか!
こんな自分にもO田産業とかからも、連絡があります。
体の事を考えると、プレカットがいいですが、
これからも手刻みの仕事を捜しながら、
行くんだろうな。  トクホン貼りながら!
Commented by simekiti at 2013-06-20 01:07 x
お久しぶりです。 コメントさせてください。
私も脱プレカット派です。
家を造る上で大切な作業をどこかの訳のわからない職人ではないお兄ちゃんに任せるという恐ろしい時代。
あまり悪口をいうのは好きではありませんが、ハウスメーカーや建築会社の都合で日本建築が衰退している現状
今、若い職人さんが仕事を覚えようとしてもできない時代が来ています。手刻みができない大工さんのところには若い職人さんは来てもらえない次第に職人不足 のちのちには日本の家は世界の笑われモノになることでしょう。
隣の県に海岸屋さんみたい人がいること嬉しいです。
少し堅くなりましたが、私も頑張ります。 
Commented by kaiganyafoo at 2013-06-20 06:54
よけいなお世話かも さん
ホント、体はポンコツになってきました。
建て方三連荘はキツイよねぇ・・

イキのいい若い衆が育ってきてくれないと
じじい大工ばっかりになっちゃう。
トクホン臭い現場ばっかりにね。
Commented by kaiganyafoo at 2013-06-20 07:04
simekitiさん
アルミサッシが出てきて建具屋さんの仕事が減ったり
クロスが増えて左官屋さんの仕事が減ったり
世の中のはやりすたりで職人は振り回されます。
そしてそのくせ
昔は当たり前だった木建具 左官仕上げの家は
今では最高級のグレードの家になっちゃいました。
今はやっている家というのが いかに安物なのか というのが
これをみてもよくわかります。

今度のプレカットの流行では
町場の材木屋と大工がやられるようですね。
どうしてこうも流されやすい国民性なのか・・・

頑張って生き残りましょう。
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