中村好文 小屋へおいでよ 展

このあいだ　はじめてコムデギャルソンというお店に入って
Tシャツ一枚で14000円とあるのを見て　びっくりした海岸屋です。
そのときの海岸屋の服装は　上から下までユニクロ.で
全部合わせても14000円にはならないようでした。

店員さん　気まずくてごめんね。




さて
5月11日のことですから　もう１ヵ月も前ですけど
ギャラリー間　で開催されている　
中村好文　小屋へおいでよ　展へ行ってきてたんでした。
アップが遅いな。　はい。
尊敬する仙台の巨匠と同じアングルで・・・
ただ　この日は雨降りだったので　ガムロンによる屋根防水の有効性を実証中です。

会場に入ると　小屋状のブースがあって
この人達のことが展示してあります
えーと
鴨長明　ヘンリーデビットソロー　高村光太郎　
猪谷六合雄　コルビュジェ　立原道造　堀江謙一　の７人です。　たぶん。
（もーね　１ヵ月もたつと記憶がね・・・）

そして　中庭に出ると　この状態
パネル工法で建てられた小屋の中に　お金持ちそうなオバサマと　
建築やデザインを勉強してそうな学生さんがみっちり。
（今はきっともっとだ）

おお　この敷居鴨居は建物よりも大きいぞ。


双子　または三つ子のように似ているデザイン系のにいちゃん・・
ではなく　上下自在の照明。
七輪レンジと　中村さん愛用の厨房器具の数々。

ここのためにデザイン　特注製作されたストーブ。

おいおい　そんなにネタをばらしてどうする　とお考えの皆様。
大丈夫。

この小屋の中だけでも　びっくりするようなシャワー室の収まりとか
画期的なトイレとか　いかにも的な建具の鍵とか　気をつけてみれば
たくさんのみどころがありますから。

そして外階段　空中通路を通って上階にあがると
今まで中村さんが作った小屋的な建物の展示と
ここの小屋の製作過程の動画が上映されてます。
蚊帳も吊ってあるぞ。

ふー

盛りだくさんの展示を一通り説明するだけで大変だけど
これらの展示を通して見えてくるのは　
現代日本人のライフスタイルに対するアンチテーゼ。

もっと広い家に住みたくて
もっとたくさんのモノが欲しくて
そうしてアンタは幸せか？　という。

もし小屋に住むなら　
小屋で快適に　満足しつつ住むとしたら
どんなものをそこへ持って行くんだ？　という。

無自覚な欲望の垂れ流しは　アンタと周りを傷つけてはいないかな？　という。

まー
個人的な好みが多分に入った受け取りと感想だけど
そんな　とても痛烈な提示だと思いました。　どうかな？



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