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みなさん お疲れ様です。
今日はいい天気だし田植えが見える現場だしで昼まではよかったんですが 午後になったらバイパス近くにおまわり(さん)が大勢出てきて 何を取り締まっているのか 止まれと書いた赤い旗が見えたり ピーピーホイッスルの音が聞こえたりで まるで今日の陽気のように穏やかな海岸屋も ちょっとだけ腹がたちます。 さて 昨日夕方から行ってきた講演会は 中村好文さんの講演会でした。 4月17日から開かれている 中村好文展 「小屋においでよ!」 ですが 同時に出版されている「小屋から家へ」の記念講演でした。 (たぶんね。) 海岸屋一味の中には けっこうな中村好文フリークがいて 抽選で参加者を決める というこの講演会にも当然申し込んでいました。 で 結果は 一勝(フリーク君だよ) 一敗(このワタクシだ) トホホ。 しかし 当選したフリーク君の勝ち誇った高笑いを聞きつつ 現場の予定を入れてた海岸屋に とあるところから 救いの手が!! 「招待席をご用意します」 ででででで出たー! ぃやったぁー いやぁ 初めてだねぇ 「招待席」 最近 いい子にしてたからねぇ ワシ。 (ウソ) それでは というので本を読んで事前学習をして 会場のここに向かう海岸屋ご一行様約3名です。 さて 講演の内容ですが 主宰するレミングハウスの名の由来や ミシンのフタを開いたところに新聞紙を垂らして空間を作って その中にこもって紅孔雀のラジオ放送を聞いていた6歳のころ という 建築家としての原体験(?)から語り始めて その後は 海岸屋のとった緻密なメモ(!)によれば 鴨長明の方丈 ヘンリー・デビッド・ソローの森の生活の小屋 高村光太郎が花巻で暮らした山小屋 コルビュジェの休暇小屋(6~7回行ってるそうです) 猪谷六合雄 の垂木柱の小屋 立原道造のヒヤシンスハウス バーナードショーの回転する執筆小屋 ときて 今もサンフランシスコの海洋博物館に保存されている堀江謙一のマーメイド号・・・と まー 古今東西の小屋の数々を語り尽くします。 そうやって聴衆の 「小屋に対する一般教養」 を高めておいて 自作の ミタニハットや ルナハット の説明に入っていきます。 そして 今 ギャラリー間に展示している hanem hut も 会期が終われば どこかの海辺に移築して しばらくそこに通いたい と言う話に続きます。 小屋を通じて「住宅とは何か」を考えなおす・・・とか書いてはありますが 「えー? ホントは自分が小屋好きってだけじゃないのー?」 と 思わされてしまうあたりが 中村さんの真骨頂。 そう 実に楽しそうに話し 書き 作り そして使っています。 最近 海岸屋は 日本の木の文化は滅びた だとか 大工の数が30万人くらいしかいない とか 天下国家を憂うことしきり(・・でもないんですがね) の毎日なんですが 無駄に深刻ぶっちゃうよりも 楽しんだほうが将来につながるのかもしれません。 とても楽しくて 気づきに満ちた講演会でした。 おまけの写真は 招待席の証拠写真 まあ 嬉しさのあまり ということで大目に見てやってください。 建築会館さん ごめんなさい。 ではまた。 にほんブログ村 にほんブログ村
by kaiganyafoo
| 2013-04-26 23:09
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