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みなさん おはようございます。
ずいぶんと日が伸びてきました。 現場で夕方 セカセカしなくて済みます。 外仕事にはいい季節です。 作業場のまわりの雑木林も新緑がすごくて 緑の色の種類が何十種類にもなってますね。 白っぽい緑 赤っぽい緑 つや消しの緑 色の濃いの 薄いの・・・ ボルネオかどっかの原住民の人達は 緑という色だけで600種類使い分ける と 聞いたことがある気がする。(モーロクしてるからあてにしないでね) わかる気がしますね。今なら。 さて 若い大工さんの一棟目 って書いて どこかのチャンネルの見出しみたいだと思ったけど 真面目な話。 ![]() 後ろ頭しか写ってないけどね。 このY君が栃木から千葉まで来たのは ホゾ取り機械を運ぶため。 ホゾ取り機械がなんだかわからなくてもいいけど 大工さんが柱を加工するときに使う機械だ ってところは大事。 200vのホゾ取りを運ぶのに軽の1BOXで来るのは 若くてやる気があるのかおバカさんなのかわからないけど そこはあんまり大事じゃない。 でも そういうふうに 車もないし作業場もないところから始まるのは事実です。 どんな大工さんでもたいていそうです。 今 大工さんの人口は減りに減って30万人ちょっとでしょう。 登録されている一級建築士の人口が29万人なのに。 なにしろ新しく大工さんになる人ってのは 年間1000人くらいしかいないんだそうです。 ま どの時点で大工 と判定してるのか知りませんけど 一人で住宅を一棟建てられるのを 「大工」 と判断するとすれば たぶん この数字はもっときびしい数字になるでしょう。 なにしろ 海岸屋が訓練校に行ったとき 同級生は20人以上いたけど その中で今 大工をやってるのは1人か2人だと言うくらいですから。 しかもアレです 今はプレカット全盛ですから このY君みたいに 「もちろん手で刻むんですよ」 って若者は すーーーーーーーーっごく少ないでしょう。 さらにアレです 今は内外装新建材全盛ですから このY君みたいに 「ナラの木でもタモでも家具作りもしますよ」 って若者は さて 日本中さがして何人いるか。 いよいよ日本の木の文化の滅びが 誰の目にもあきらかになってくるわけですが 覚悟をしたほうがいいのは 中流階級までの大多数の皆さんです。 まともな職人が作ったまともな住まいに住む というごく当たり前のことが 限られた上流階級の人達にしか許されない時代がすぐそこまで来ているからです。 (ちゃんとした)職人の数がここまで減ってしまえば これからの若い大工さんが食いっぱぐれることはたぶんないんだけど 良い腕の大工が良い仕事にめぐり合えない という心配はもちろん ある。 インターネットとかに期待するところだけども。 ですから皆さん どうか今のうちに いい住まいを建てて下さい。 手作りの住宅 なんて贅沢が過去の話になってしまわないうちに。 そして栃木県の皆さん そんないい家を建てることができる若い大工さんが一棟目を建てるところです。 あと40年は大丈夫です。 一年一棟として40棟。 40番目の人は今から39年後の着工です。 お急ぎください。予約受付中です。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村
by kaiganyafoo
| 2013-04-14 08:50
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Comments(4)
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そういう事でY君来てたのですネ
ホゾ取りは内に来たので 他で手配したんですネ でも万能機が行っているので、そこそこ仕事が出来ます。 後は作業場だね
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久々にコメントさせていただきます。
この職人不足の問題本当に深刻だと感じています。 日本の伝統 木の文化が滅んでいくのは悲しいです。 でも少しずつでも残していきたいと踏ん張っています。 今年、私のところに新しい職人を目指す若者が入りました。 今 がんばっているところです。
simekitiさん コメントありがとうございます。
このご時勢に若い人を雇うのはすごいですね。 そういう親方がいないと 従来から言われている大工 は いなくなってしまうと思います。 木の加工をする職人=大工ではありませんしね。 時代の変遷でどんな職業も様変わりをしますが より良い変わり方をしなくては先輩方に申し訳ないです。 頑張ってください。 ![]()
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