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みなさん こんにちは
暖かくなってくると体が楽だなぁ と実感している海岸屋です。 断熱材を全然入れてない家に住んでいると そういうことをひしひしと感じることができます。 (良い子は真似しちゃいけません) さて 先日 日本民家再生協会の催しで オークビレッジの稲本正さんの講演を聞きに行ってきました。 ![]() 内容は「木」 縄文時代から現代にいたるまで 「漆」 「橅」 「栗」 「楠」 「檜」 「杉」 「欅」 と 個別の樹種ごとに いろんな話が出てきます。 この樹種の並び方がすでに稲本さんらしいですけどね。 延々と話は続いて 「松」「桐」「竹」「楮」は時間切れで素通り・・・ で 講演が終わって 何か質問は? ということなので 海岸屋は 「今までの木の文化を俯瞰して説明していただいたけど 大工は減る 道具はなくなる で これからの日本の木の文化はどうなりますか」 と聞いたんですな。 ええ いつも聞くんです こういうときには。 で 大抵腑に落ちるような返事は返ってこないんですが 今回は違った。 とんでもないことを言われました。 「日本の木の文化は もう滅びてます。」 はい ずいぶんびっくりしました。 こんな返事をもらったのは初めてです。 返事は続きます。 「なまじ文化が残っているだとか 伝えなくちゃいけないとか思うとよくない。」 「もう守るべきものも残っていない」 「もう滅びているし それは戦後の進駐軍の政策で日本固有の文化を抹殺したんだし・・」 「教育は(その分野では、か?)根本から腐ってしまっている」 むー どうなんだ これ。 さらに 「新しく作り出すべき」 だそうです。 「世界を視野に入れて」。 さて。 この稲本さんという人は過去いろんな事を言ってますが 「百年かかって育った木で百年持つ家具を」 と言う言い方で 循環型社会の提案をしたのは 海岸屋が知る限りでは最も早かったですし、 「木というものは炭素を固定した存在だから これを燃やさず腐らせずに使うと空気中の二酸化炭素の増加を抑える」 と言う言い方で温暖化への対策を提示したのも最も早かったと思います。 ですから 家具屋のオヤジが駄法螺を吹いた とは思えなかった。 すくなくとも海岸屋よりは見聞が広いし 見識もあるんだと思います。 それに 「木の文化がすでに滅びている」 という言葉には 残念ながら思い当たるフシがある。 残したい 伝えたい という気持ちが強いから 残っていてもらいたい と思いがちだし 容易にバイアスがかかるであろう 自分の指向もわかる。 でもな 伝統を守る とか伝えるとかいうのだって大変だけど 新たに作るって言ったって ご飯つくるわけじゃあるまいし 「あらたな木の文化」を作るってんですから こらぁ大変です。 その時はぼんやりちゃいましたけど どういう方向が想定されるのか聞き返せばよかったですかね? おとといの話なんだけど まーだ考えがまとまらない海岸屋です。 どうなんだろ。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村
by kaiganyafoo
| 2013-03-17 07:04
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