海岸屋ふー通信

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惜櫟荘だより 銀座建築探訪

ええ
どうもみなさん。
まぬけな挨拶ですみません。

さっそくです。
読んだ本です。

「惜櫟荘だより」 
著者は時代劇作家の佐伯泰英さん。
ものすごく売れてる方らしいです。
170冊以上を書き 4000万部を越える売れ行きだというからすごいです。
知りませなんだ。

その方が
岩波書店の岩波茂雄が施主で
吉田五十八の設計で建てた別荘「惜櫟荘」せきれきそう を譲り受け、
水沢工務店を使って本格的な改修 復元をした という話。

佐伯さんは建築業界の人ではありませんから
施主から見た施工日記という風情ではあります。
ではありますが この施主は一流の施主だったようです。
自分が所有する建物を「預かっている」「番人である」という姿勢や
いかに人気作家とはいえ 発生する多額の工事費用を捻出する覚悟、
立派だ と言わざるをえません。

自分の今までの人生を振り返り さしはさみながら
工事の様子を描き出していきますが
さすがは作家 読み進むのに何の苦労もいりません。

すべての名作といわれる建築が こんな幸福な歴史を重ねられるなら
日本の文化の程度も 世界に誇れるといっていいのではないかと思います。


「銀座建築探訪」
藤森照信さんです。

建築探偵ではありますが本業は建築史家。
さすがは本職 びっくりするような事を調べあげています。

現在につながる銀座の構想をたてたのは当時の知事の由利公正⇒まちがい
銀座レンガ建築は日本の風土にあわず失敗だった⇒まちがい
設計をしたお雇い外国人ウォートルスは建築家⇒まちがい
もう
のっけからこれですもんね。

これをしっかり読んで
できれば小脇にかかえて銀座建築散歩を と思っちゃいました。
増田彰久さんの写真もすばらしいんですが
文章がもう少しだけ突っ込んで欲しかった(俺だけ?)というのと
値段が¥2800は大変だなぁ(俺だけ?)というのが ちょっとだけあります。
写真集として考えれば高くないかもです。

蛇足だけれども 
今 世界的な売れっ子の女性建築家 妹島和世(せじまかずよ)は
唯一の趣味がショッピングで 買いたい商品が見つかると
両手を挙げてウォーと叫ぶので(西沢立衛は)恥ずかしい・・
と言う話がウケました。

両方ともいい本でした。

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by kaiganyafoo | 2012-09-24 09:00 | 読んだ本 | Comments(0)
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