海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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キーワードは永平寺

みなさん お疲れ様です。
残念ながら今日の記事は字ばっかりです。



さて
ただのたとえ話と思って読んでください。

旗ざお敷地 というものがあります。

建築基準法では 道路に接してない敷地には
家を建てることができないことになってます。
「接道要件」 とかいいますが
まあ 他人の土地を通らないと自宅に行けないなんてダメ ってことですよね。
もちろん 工事業者も困る。

ですから 道路から敷地まで
自分専用の進入路を確保することになるんですが
これを上から見たときに
進入路を「さお」に
敷地を「旗」に見立てて
「旗ざお敷地」と呼ぶわけです。

不動産 建築業界の業界用語でしょうね。
かっこわる。


ここからが本題なんですが

進入路は20m以上あって しかも高低差が2.5mある上り坂。
その突き当たりに敷地 という土地を見たときに
「いやー これは・・・」 と考えてしまうのが普通の人だと思います。
(もちろん海岸屋も含めて)

しかし・・・ (ここから核心)
この敷地形状に 永平寺を思い浮かべて
「面白い家造りができる!」と発想する方がいらっしゃるんです。

ご存知でしょうか。
永平寺は山岳寺院なので 回廊も階段状に作られていて
それが えもいわれぬ雰囲気を かもし出している(のだそうな・・・)

うううううむ
知らなんだ・・。

そして(ここから話は佳境に入ります)

帰り道 現場に寄って3人の大工さんにこの話をしたところ
「あー はいはい 回廊がすこし芯をずらしてあって かっこいいよねぇ。」 とか
「あそこの本殿は右手に見えて・・」 とか
しまいには
「〇〇さんは永平寺でしばらく仕事をしていたから適任じゃん?」 と
知り合いの大工さんの名前まで出てくる始末。 (始末って・・・)

うううううむ。
はっきり言いますと
海岸屋、今回はひけをとっております。
教養 (注 建築部門) が追いついておりません。チクショー。
発想の面でも 負け決定でございます。ううう。

負け惜しみを言わせていただければ
いい刺激を与えて下さるお施主さんと
教養豊かな大工さんにめぐまれている海岸屋は 幸せモノです。

しかし
勉強不足を露呈してしまったのは
おおいに反省すべきですねえ・・

反省。

え?
反省のポーズだけならサルでもできるって?
行くのか?
永平寺。
行っちゃうのか?


不穏な気配を残しつつ
明日へと続くのであった(ウソ)

ではまた明日。

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by kaiganyafoo | 2012-04-21 20:34 | Comments(2)
Commented by エコヴィレッヂ八百剛 at 2012-04-22 09:10 x
そりゃー行かなくちゃ!
いってらっしゃ~~~い。
Commented by kaiganyafoo at 2012-04-22 19:24
今日 その件で大工さんから電話がありました。
もしかすると まあ そんなような感じかもしれないという・・・
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