海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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小田原 最終版

みなさん お疲れ様っす。
今日はちょっと天気が回復しましたか?
海岸屋の地元はそうでした。

けっこう忙しくしています。

さて先日の小田原見学のシメ。
小田原 最終版_a0157159_22402560.jpg
これは復元された古希庵の門。

古希庵とは山縣有朋の別荘(?)です。
東京の椿山荘
京都の無鄰菴もそうですね。

この人は普請道楽だったみたいで
この古希庵の庭園に水を引くために
軍艦をイギリスに寄らせて水道管を持ち帰らせたり
それを埋設する工事を工兵隊にさせたり 
まあスケールの大きな公私混同をなさったという噂があるそうな。


なんで山縣公をはじめとする政財界の大物が
ここ小田原にこぞって別荘を建てたのか というと
手本はイギリスだそうです。

ロンドンの南にブライトンというリゾート地がありますが
ジェントルマンはそこに別荘を持つものだそうで
その真似をして東京から見て南(南西?)の小田原にそれを模したのだとか。

確かに 高台に邸宅を建てて
そこからはるかに海を眺める というテーマの持ち方は
それまでの別荘にはなかった発想だと思います。

薩摩の磯庭園や浜離宮などの考えとはちょっと違う。

小田原 面白いな。
小田急線が小田原までの鉄道だって知らなかったし。
学生時代に毎日乗ったのに。

おまけの写真です。
小田原 最終版_a0157159_238921.jpg
銘菓コケコー 食べてみたいです。
小田原 最終版_a0157159_239548.jpg
植木さんなのに石屋さんになったのはなぜなんだろう
小田原 最終版_a0157159_2310279.jpg
どうしてこんな形に?


最後に黒田長成の清閑亭
小田原 最終版_a0157159_23173926.jpg
まっすぐ海を見ています。
相模湾ですね。
ここはお茶をいただくことができるので
2階の席から海をみながら 明治の元勲ばりの気分も味わえます。

昔なら庭師とか下男でしかなかったであろう海岸屋も
気分だけなら殿様気分。

いーい世の中になったもんだなぁ。

ではまた明日。


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by kaiganyafoo | 2012-03-06 23:21 | 建物いろいろ | Comments(0)
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