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みなさん お元気ですか。
海岸屋は ちょっと風邪をひきました。 それで 昨日は早く寝たんですがね。 千葉は雪ともみぞれともつかないものが降っていて 体調不良とあいまって いやー寒い寒い。 銀行のキャッシュコーナーの静脈認証がOKされません。 ホカロン買って出直す始末。 便利なんだかどうなんだか。 さて 今日の御題も みんなが大好き近代和風建築。(ただしアクセス ダダ下がり) 松永安左ヱ門邸 老欅荘です。 ![]() このグダグダ具合(失礼) 大好きです。 実際には こういった型のない格好もんの仕事はよけいに難しいと思います。 ここの門の瓦も あまり見た覚えのないかたち。 老欅荘は増築を繰り返したこともあって なかなか全景が掴めませんが 見た目こんなかんじです。 ![]() この方は電力王ともいわれ まあすごいお金持ちではあったんでしょうが お茶を始めたのは60歳と遅く 号を「耳庵」と称したのもそのため。 知ってますか? 論語のアレです。 三十にして立つ 四十にして惑わず 五十にして天命を知る 聞いたことありますよね。 これ 六十にして耳順がう(みみ したがう) 七十(長いから省略) って続くんですね。 知らんかった。 意味は 60歳になったら人の言葉に素直に耳を傾けられるようになった ということですって。 教養があふれちゃってますねぇ。 で、 もとから能力も馬力もある人でしょうから 傾倒ぶりはなはだしくて ここの家(?)もお茶三昧の家。 ![]() そんでね ここが電力王ならではなんですが、 お茶を出してもらう部屋が奥であるほどに親しい と。 (ダムを作りたい という陳情とか・・・)(これはうわさです) さあ これが途中の茶室の床柱だ。 ![]() 何の変哲もない柱 逆にすごいな。 で 見て判るように まだ奥がある。 ![]() 宗偏流で始まったという松永のお茶は 後年 流派は離れたといいますが それを耳庵流と言ってみて これはその美意識の芯でしょう。 アップ ![]() ツバキ?エンジュ?サルスベリ? 由緒のある古材なんでしょうか・・・。 掛け釘も侘びてますねぇ。(ボロいですねぇ。) 明治の男は立身出世を夢見て努力するのが普通ですから 松永安左ヱ門は男子の本懐を遂げたと言っていいでしょう。 その住むところとは このようなもので 美意識の真髄は侘び寂びの世界。 決して宮殿のようなところではないんですね。 日本人ならでは なんでしょうか 老荘思想のあるアジア共通のものなんでしょうか。 価値観は人によって様々でしょうけど 海岸屋はこんなのは大好きです。 興味のある方は見てみて下さい 耳庵 いい顔してます さすがです。 さて小田原編 もうちょっと続くよ。 では また明日。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村
by kaiganyafoo
| 2012-02-29 17:16
| 建物いろいろ
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Comments(4)
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