海岸屋ふー通信

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杉の研究 京都北山 その3

みなさん おはようございます。
今日は日曜日ですが 海岸屋はこれから仕事。

風呂の改修工事をしているんですが
土台が腐っていたので交換です。
月曜日にはユニットバスの組み立ての予定が組んであるしね。


さて 大人気? の杉の研究ですが
北山編 第三弾。
まず これ。
杉の研究 京都北山 その3_a0157159_6204466.jpg
写真を写している人との対比で大きさがわかるかな?

これは台杉仕立てと言います。
上向きに伸びている枝は 細くて丸くてまっすぐですが
何年かたったら 伐って使います。
するとまた別の枝が伸びてきますから
順次それを使う というふうなやりかたです。

当然、台の部分はいつまでも同じ木で
この木も数百年経っている と聞きました。

今は垂木に使うのが多いのかもしれません。
ちゃんとしたお茶室なんかにはつかいますね。
大工の仕事は すごく面倒なものになるけど。

杉の研究 京都北山 その3_a0157159_6302115.jpg
磨き丸太の皮むきを見せてもらいますが 
ウマ(丸太が乗っている台のことっす)も磨き丸太っす。
足のつけかたも面白い。
杉の研究 京都北山 その3_a0157159_633624.jpg
竹へらを突っ込んで
杉の研究 京都北山 その3_a0157159_6335188.jpg
剥がしていきます。  早い!
縞模様がでていますが 虎斑丸太という貴重なものです嘘です。

さて 山を降りて銘木屋さんの店に行きます。
杉の研究 京都北山 その3_a0157159_638039.jpg
水槽
杉の研究 京都北山 その3_a0157159_6382065.jpg

これは 丸太を磨くための設備で 
砂を握ってみましたが 硬くて角ばった砂でした。

他によそでは見られないものがたくさんあります。
杉の研究 京都北山 その3_a0157159_6415986.jpg
かっこいいお兄さんが触っているのが 栗のしゃれ。
腐って芯だけのこったような風情ですね。
杉の研究 京都北山 その3_a0157159_644156.jpg
左が松 右が栗の板で
ちょうなで はつって模様をつけてあります。 名前は なぐり仕上げ とか言います。
こんなにきれいに なぐれるなんてすごい技術です。
キレイすぎて 機械で作ったのかと思うくらい。
でも一番びっくりしたのが これ。
杉の研究 京都北山 その3_a0157159_6465666.jpg
滋賀から来ている超美人の〇〇さんも写真に撮ってます。 それはいいか。

これは面皮柱といって 丸いところをわざと残して製材した柱なんですが
その面の部分、丸いところを一皮剥いているところ。
ものすごくきれいに剥きます。

さて。
ここから北山林業の特殊性と普遍性
それらを敷衍して現代日本の林業の問題点を論じようと思ったけど
めんどくさくなったんで あー そうじゃなくてもう仕事に行く時間なんで
また今度の機会に書くことにします。
って それで書いたことは一度もないんだけどね。

大人気 杉の研究シリーズはまだ続くんだよ
残念ながら。 はい。


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by kaiganyafoo | 2011-10-02 07:00 | 材料 | Comments(3)
Commented by kuni at 2011-10-02 11:15 x
もう、最高!!!「台杉仕立て」初めて見ました。こんな育て方をするんですねー、びっくり。なぐり面も拍手!虎班丸太は信じちゃうし、、、。
 面皮柱の一皮剥いているのは小刀ですか?せっかくの面の表情が削れてしまわないのでしょうか?不思議、、、。
Commented by kaiganyafoo at 2011-10-03 06:40
私もはじめて見ました 台杉仕立て。

面皮柱の皮を剥くときは
まず 鎌を加工して作った道具で冬目を削り取って
次に 小刀のような道具で柔らかい部分の大半を削ります。

削る というよりもこそげとるかんじ
スクレーパー的な作業です。
そのときには 次の冬目には ほとんど刃物をあてません。
しっかり両手でホールドして剥がしていきます。

当然 まだらに柔らかい部分が残りますが
それは布に水をつけたものでこすって落とします。

ですが その一連の動作が 速い!
これも銘木屋としての立派な技術ですね。

海岸屋も丸太柱が太すぎる というので
一皮削ったことがありますが
一本削るのに一日かかりました。

これは 冬目が固く締まった北山杉の特徴と
加減をわきまえた人の技術とがあわさったもので
誰でもどこでもできる というものではないと思います。
Commented by puma time at 2013-10-24 10:30 x
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