海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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とある職人の最期

海岸屋はこのあいだ 佐原で仕事をしましtが
その仕事は すぐ近所の親方の手伝いでした。

それが19日のことです。

親方はだいぶ体調が悪くて
その日も一緒に仕事にいく予定ではあったんですが
事務所に残っていました。

それが21日 昨日亡くなってしまいました。

ここのところ とてもお世話になっていたし
面倒見のいい親方だったのに 残念です。

亡くなる2~3日前まで仕事をしていた という事になります。
まだ57歳ということで 早すぎるとは思いますが
最期も立派だったようで これもまた運命なのかもしれません。

一現場 途中のままの仕事がありますが
いくらか手伝いをして 終わらせることができるように と思います。

親方 生涯働きづめだったけど
やすらかに眠ってください
合掌

by kaiganyafoo | 2011-09-22 21:24 | Comments(5)
Commented by kuni at 2011-09-22 22:37 x
合掌。
Commented by kaiganyafoo at 2011-09-23 21:37
kuniさん コメントありがとうございます。

死ぬまで職人でいたい と望む人は多くても
実際それができる人はまれなのかもしれません。

明日は告別式なので
最後のお別れをしてきます。
Commented by terada kazuhito at 2011-09-24 00:39 x
棟梁として最後まで働きづめだったかもしれませんが御棟梁が残された物は宝だと思います。尽きるまで棟梁として生きられた恩方に合掌。  突然でしたが私の父も脳腫瘍により次の日には病床につき二度と現場に立つこと無く半年後に最期を迎えました。本人、生、尽きるまで職人だったと思います。若輩者ですが自分も大工職人として生涯尽きることが出来れば本望ですね。
Commented at 2011-09-24 00:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kaiganyafoo at 2011-09-24 06:23
terada kazuhitoさん コメントありがとうございます。

大工という職業は 単に職業ということにとどまらず
その人の生き方を規定してしまう 何かがあるようにも思います。

大工として良く生きた証は
大工らしく死ぬことなのかもしれませんね。

自分で死に方を選ぶことが難しいとすれば
力尽きるまで 必死に働くことしかできないのでしょう。
自分もまた そうありたいと願っています。
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