海岸屋ふー通信

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建築家に何ができるか

海岸屋は 神楽坂建築塾 というところに通っています。
唐突ですけど。

ここのことは折を見て書いていきますけど
7月10日の講座は 建築家に何ができるか というもの。

司会やパネリストの方々が
これからの時代を担う若い人達だったこともあって
根源的な問いを正面切って投げかける
いつにないものになりました。

海岸屋もそのときに発言をしたのですが
うまくまとまった とはいえない発言になっていたので
もう一度考えてみたいと思います。

建築業界以外の人には
さっぱりな内容だと思うけどね。

さて
建築家というのは どんな業種に含まれるのでしょうか。
技術者(エンジニア)?
芸術家?
思想家?
サービス業?

海岸屋は 建築家といわれる人に会うと
ときどきこの質問をします。

まあ 最後のサービス業はおくとして(この返答をしたのは 丹呉明恭さんです)
頭脳労働である ということについては ほぼ異論のないところだと思います。

そして 
頭脳労働者の仕事の真髄は
認識を広げることだと思います。

わかりにくいようですが
例えば
「愛」という言葉を考えてみたとき
まず言葉ありきなのでしょうか
又は 状況が先にあったのでしょうか。

実際には 相互関係で成り立つ というところが本当だと思います。

曰く言いがたい感情がまずあって
その感情に「愛」という名前をつけたことによって
愛という感情が固定され
認識が深まり 共通のものになっていった と思われます。

つまりそれは 名前をつける仕事 と言い換えてもいい。

建築に即して言えば
しばらく前に「ウサギ小屋」 と言う言葉が使われました。

日本人はウサギ小屋のような家に住んでお馬鹿さんのように働いて云々 という文脈で
我々の住宅事情の貧しさを ヨーロッパの人から厳しく指摘された
とかなんとか言う話。

この言葉は誤訳だとも言われていますし
日本の住宅はけっして狭くない という統計もあります。
けれども この言葉が言われ始めたときのインパクトは
相当に強烈なものかありました。

そうです。
いわくいいがたい感情をくくって
「愛」という名を与えた作業のように

漠然と不満を感じていた住環境に
「ウサギ小屋」という名前をつけて
鮮烈は印象と共に問題点をさらけ出してみせたのです。

今 日本人のすまいは 決していい状態とはいえません。
住み手にとってもそうですし
建築業界からみてもそうです。

誰か気鋭の建築家が
この閉塞した状況に 新しい名前をつけてはくれないだろうか というのが
海岸屋の望みです。

その言葉によって
我々が抱えている問題点や矛盾があぶりだされ、
誰にでも直感的に理解できる
そんな 名前をつけてくれる建築家は現れないだろうか と

まあそんなことを言いたかったんですね。

うまくまとまった とは言いがたい話になってしまいましたね。

難しい話をやさしく
やさしい話をおもしろく というわけにはいきませんでしたね。
失礼しました

では



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by kaiganyafoo | 2011-08-12 23:30 | Comments(0)
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