海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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建築家 永田昌民

みなさん
お暑うございます。

たしか去年
湿気の多い アマゾン型の夏は2級品で
カラッとしたサハラ型の夏が1級品 と書いた覚えがある。

でも
ここ2~3日の暑さというのは間違いなくアマゾン型なんだけど
2級品ではあるものの 一流の2級品 とでも言いたくなるような陽気です。

夜 床屋に行ったら
「髪の毛がちょっと・・」
と言われたので

「ハゲ? ハゲの前兆?」


つづく





失礼しました。
モニターから出る催眠電波にやられて 意識が飛びました。
日付が変わっております。


えー
床屋で
「髪の毛が日焼けして 色が薄くなってますね」

はー
そうですか
ハゲでなければ なんでもいいんですが
今年の夏の馬力も なかなかたいしたもんだ。

床屋は 客の髪の色でも
夏のイキオイを感じるんだねぇ。



はー
二日がかりの前フリだな

さて
建築家 永田昌民_a0157159_5493149.jpg
建築家 永田昌民さんでございます。
これは 自宅の仕事スペースで座っていらっしゃるところ。
窓からの光で逆光になって 暗いね。
全国の永田ファンの方々 すまんね。

この机の上をよーく見ると 平行定規が置いてあります。

平行定規。

もう 建築士の試験でしかお目にかからない平行定規。

「私は 図面は手書きでやります」 
とおっしゃってたのが これですね。

事務所の所員さんにも 手書きを指示されているとのことでしたから
これは はっきりした意志の表明と見ていいですね。
「図面は手書きに限るんだ」 という。

昔 海岸屋がまだ若くて 感受性ってものがちゃんとあって
詩なんてものを書いたりしてたころ
鉛筆で書くのと 万年筆で書くのとでは
違うものが書けるんだ というのは感じてました。

たぶん 今の設計屋さんのほとんどは キャドで図面を作っていると思います。
慣れれば早いし データ保存や通信も容易だし。

しばらく前からドラフターがゴミで出てくるようになって
もう 最近はそれも落ち着いたので 
きっとキャドが一通り行き渡ったんでしょう。

でもね
たぶん 手書きとキャドとでは 書かれる図面が違うと思います。

自分が書いた図面からのフィードバックを受けながら
段々と図面が進んでいくんだからね。

斉藤さん という建築家の方が
「久しぶりに 強い主張というのを感じました」 とおっしゃってたけど
良く言えば 気骨
悪い言い方をすれば 頑固なものをもってますね。 永田さんって方は。

今まで170棟あまりの住宅をてがけた とおっしゃってましたから
住宅こそが自分の主戦場 と思いを定めていらっしゃるのだろうけど
変わるべきものとそうでないものを
はっきりと区別している という印象を受けました。

自宅にお邪魔して 施工的に感じることもたくさんあったんですが
それはまた 機会があれば書きます。

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by kaiganyafoo | 2011-08-11 22:38 | 季節のはなし | Comments(0)
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