海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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先輩の玄翁

みなさん お疲れ様です。
今日は先輩と仕事。

で、
先輩の玄翁。
先輩の玄翁_a0157159_22355329.jpg
海岸屋の知る限り
「玄翁の柄のすげかたは こうだ!」と
はっきり図面付きで主張したのは
東京 三軒茶屋の土田さんが最初だと思います。

その土田さんが手本にしたのが 穴大工。
木材に ホゾ穴を掘るだけの仕事しかしない大工。

専門職ですね。

だから 彼らの道具は鑿と玄翁だけ。
柄のすげ方にも 工夫とこだわりがあったそうです。

たしかに 海岸屋が土田さんの店に行ったときも
柄をすげた玄翁が店先に飾ってありました。
そして
「今の時代 ちゃんと柄がすげられる大工が何人いますか?」 と
皮肉まじりに というか 詠嘆調というか そんな口調で
問いかけられた記憶があります。


先輩曰く
「あの当時 土田さんのところにかよってた連中は みんなこのかたち。」
だそうです。
先輩は いまでもずっとそのかたちを守っているんですね。

先輩の玄翁_a0157159_22493751.jpg
本当は ヒツ穴から柄の先端がはみだしちゃいけない。
「やぼったい」んだそうです。

ネット上でも いろんな人がいろんな柄のすげ方をしてますが
このくらいのレベルに達しているのは少ない。

海岸屋の玄翁の柄?
いやぁ 全然。

by kaiganyafoo | 2011-08-02 23:21 | 大工道具 | Comments(0)
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