海岸屋ふー通信

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玉鋼の鋸拾遺

みなさん お疲れ様です。

海岸屋は昨日の夕方 やけにヘロヘロだなあ と思ってたら
昼飯を食べずに 仕事をしていたんでした。
寝食を忘れる ってやつですかね?

そんないいもんじゃない?
そうか。

今日は 昼ごろ なんとなく頭が痛くなってきたので
一緒に仕事をしていたA君にそう言ったら
「海岸屋さんは 朝から全然水を飲んでないからだ」
と言われました。
飲食を忘れる ってやつですかね?

そんな言い方はない?
そうか

さて
玉鋼の鋸 といって 一番有名なのは 宮野鉄之助の鋸でしょう。
100万円するとか もっとするとか言いますね。
これは希少価値ゆえの値段だと思います。

鉄之助さんは刀鍛冶もされていたとのことですから
玉鋼を鍛えることができても不思議ではありませんが
では
普通の鍛冶屋さんは 玉鋼を鍛えることが出来ないのかどうか・・。

海岸屋が直接知っているなかでは
鉋のも作さんが 玉鋼を鍛えることが出来ます。
どこでその技術を身につけたのか 聞いたことがないのですが。

鋸では この吉川さんがそうですし
千葉の鋸鍛冶でも かつて玉鋼の鋸を鍛えたことがある と言う方と
話をしたことがあります。
「そこの博物館に納めたんだよ」 と言われたのに
どこの博物館だかいまだに判らないんですが・・。

ただ こういった聞き取りは あまり なされていないが故に
「玉鋼を鍛える技術」というものが 実際以上に大きなものに思われていることはないでしょうか。

昔は出来不出来は別にして
どこの鍛冶屋でも玉鋼で道具を作っていたことは確かなのだし
この「鋸をつくる」という本を読んでも
特別な装置も道具も見当たらないのです。

つまり 一般の民衆のなかに普通にあった
普通の技術だったのではないか という疑問がわきます。

海岸屋が持っている玉鋼の鋸も
杉 ヒノキには相性が良くても
米松や ましてベニヤ 集成材には全く不向きなのを見ても
どんな道具がいい道具なのか という点も
時代と共に変わる そんな部分があると思います。

さて
拾遺 というよりも 雑感になってしまいましたが
替刃以外の鋸自体が 現場であまり見かけない昨今
時代錯誤な話ではあるのです・・・。

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by kaiganyafoo | 2011-07-25 22:37 | 大工道具 | Comments(4)
Commented by 長勝鋸 at 2011-09-19 22:32 x
玉鋼でできてはおりませんが、お送りした縦引き専用チップソーの使い心地はいかがでしたでしょうか?使い比べした感想をお聞きしたいと思い電話いたしましたがそのごお返事がありませんので、こちらにお尋ねすることにっしました。鋸研ぎしましたものもおめがねかないませんでしたでしょうか?
Commented by kaiganyafoo at 2011-09-19 22:59
長勝さん お世話になっています。
ご連絡いただきましたのに返事もせずに失礼しました。
申し訳ありません。

さて 研いでいただいた鋸ですが非常に好調です。
私のまわりの上手な大工さんにも試してもらいましたが
好評を博しています。
縦挽き 横挽き共にかつてない性能だと思います。

それから 縦挽き専用のチップソーですが
とても軽く挽くことができます。
横挽きにくらべて縦挽きは
丸ノコに対する負荷が大きくて
しかも稼働時間も長い という事情があります。

しばらく前までは 隅木の山を取るときなどは
丸ノコを壊す覚悟で使う  くらいのものでした。

ですから 挽きが軽い というのは
一番大事なことだとも 思います。

私は いただいたものをふくめて
縦挽き専用の刃 というのは3枚もっていますが
引きは 一番軽かったのではないでしょうか。
そして 逆に 挽き肌は多少粗い とも思います。
粗くても問題はないんですが。
Commented by 太一 at 2012-04-18 11:10 x
なんでも鑑定団に宮野鉄之助作 鋸の製作標本が出てましたよ
http://otakarajoho.blog10.fc2.com/blog-entry-212.html
Commented by kaiganyafoo at 2012-04-18 22:28
面白い情報をありがとうございます。

宮野鉄之助はのこぎりの最高峰ですか。
150万円はすごいですね。

玉鋼の鋸を作るというのは
他に 故吉川金次氏の例があって
映像を拝見したことがあります。

真っ白いシャツで作業場においでになって
一種の白装束ではないか と思えました。

わが千葉県でも房州鋸の系譜があって
中屋助六さん という方から
玉鋼の鋸を試験的に作った経緯をお聞きしたことがあります。
地元の博物館の納めてあるそうですが実見の機会を得ていません。

いずれにしても もう玉鋼を鍛える技術というものは
非常に貴重であるにもかかわらず 絶えてしまったと思います。
日本刀の鍛冶だけに残っている というのは
とても残念だと思うのは 私だけでしょうか。
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