村上富朗の「木の椅子たち」展

今日は日曜日で　世間的には3連休の真ん中の日　ですね。

海岸屋は　村上富朗さんの作品展に行ってきました。

いつも　拝見している　「工房齋　木工ブログ」で作品展があることを知り
「飛行機に乗ってでも見に行く価値がある」　と書かれてあったので
その気になりました。

その後　6月の末に中村好文さんにお会いした時に
村上さんの健康がすぐれない　と聞いてはいたのですが
その直後といっていい時期に　お亡くなりになってしまいました。

今回の作品展は　追悼の会になってしまったのです。
会場も　作品も撮影はできませんので　入り口の様子だけ。

この白い段ボール箱で　会場は作られていました。
どなたの発案なのか　独創的です。
前の道路から見える範囲ならばいいのでしょうか・・
この椅子は　サックバックチェアと紹介されていますね。


村上さんは　生涯かけて300脚あまりの椅子を作った　と書かれていましたので
今日　会場に集められた30脚の椅子は　その1割ということになります。
そして会場には　日ごろ使われていた道具も展示されていて
さらに　サックバックチェアの制作の一部始終を記録した映像も流されていました。

村上さんの作った椅子がこんなに多くの人に愛されるのは
村上さんの人柄によるものなんでしょうか。
海岸屋は　今まで感じたことのないものを
会場の椅子たちから感じました。

こんなふうにして作られた椅子ならば
自分でも使ってみたい　とも思ったのです。
分不相応かもしれませんがね。

今日　これを見ることが出来て
本当に良かった。
ありがとうございました。


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