海岸屋ふー通信


海浜住宅建築舎
by kaiganyafoo
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旭市 津波の爪あと

みなさん お疲れ様です。
今日の千葉は 霧雨や小雨が降ったりやんだり。
梅雨らしい天気でした。

海岸屋は今日は旭市に。

元は飯岡と言っていた地域ですが
千葉県のなかでもっとも津波の被害の大きかったところです。

現場の行き帰りの道から見える
被害にあった建物。
旭市 津波の爪あと_a0157159_22394220.jpg
基礎と土台だけが残って
あとは根こそぎもってかれたようです。

津波の圧力を感じるのは
旭市 津波の爪あと_a0157159_22423155.jpg
旭市 津波の爪あと_a0157159_22425582.jpg
旭市 津波の爪あと_a0157159_22431613.jpg

ねじまげられたアンカーボルト 
引き倒されたコンクリートの基礎
ねじり折られた土台。

とにかく尋常ではない力が加わってます。

旭市 津波の爪あと_a0157159_22483772.jpg
ここは人が住んでいる気配がありませんでした。

旭市 津波の爪あと_a0157159_225036.jpg
これは売り家。 住んでいた人達はもう引越したようです。
旭市 津波の爪あと_a0157159_5361125.jpg
河口の護岸工事も 原型をとどめないほどの壊れ方をしています。

他にもこんな場所はたくさんあります。
公共のものは 予算をつけて徐々にでも復旧していくんでしょうけれど
個人のものは復旧できないものも多いのではないでしょうか。

建築屋として思うことは
こと木造家屋に関しては 津波に耐えられるような想定では
作れない ということです。

コンクリートの基礎が破壊され
土台が引きちぎられるようでは
すべての前提がなりたちません。
どんな大地震よりも強い力がかかったと思われます。

これから先 海岸沿いに建てられる建築物は
なにかしら 考え方の変更を迫られている という事だと思います。


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by kaiganyafoo | 2011-07-02 22:53 | Comments(0)
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