木槌を削ってみる

あったかいけど
風が強いです。

長光寺の桜が散ってしまう！
早く見に行かなくちゃ。

今年は吉高の大桜も見に行かなくちゃな。
こっちは　15日くらいの開花だって　（ネットって便利だな）

海岸屋は決算時期なので
税理士さんにおこられたり　注意されたり　おこられたりしています。

領収書とか　未払い金とか　仕掛工事とか
体調が悪くなるような呪文をかけられてしまっています。
だって体力つかってないのにぐったりするし。

今日の夜なべ仕事は木槌を削ってみました。

8分仕込みの鉋を使えるようにしてるんですが
木槌で刃の出し入れをしてて
どうも具合が悪い。
削り台に固定して木口を削っています。
茶筒のフタくらいのかすかなふくらみ方が好みです。
叩いてもあっちこっちに跳ねたりしなくなるから。
樫の木の木口なのに鉋屑がつながって出てくるところがえらいな。　そうでもないかな。

鉋は長弘の小さい鉋。
刃はぐっと長いです。



出来上がりです。
鉋さえ切れればすぐ終わる。

木槌が三つもありますけど　これは辞めちゃった結婚式場から貰ってきたやつです。
柄に紅白のリボンが巻いてあったから　酒樽をボーンと鏡抜きしてたんだろうね。
ハレの舞台専業から　裏方にまわって　
まあ　左遷だな。

海岸屋がもといた親方のところでは
仕事のあいまに掛矢を作りました。

やっぱり打撃面はほんのりまるめて削りました。
上棟のときなんか　高いところで掛矢を使って
変なはねかえり方をすると　けっこう危ないですもんね。

材料に傷もつきにくくなるし。

ただ　あれですね　この木槌
木取りはあんまり考えてませんね。

柄の穴を明けるのに　木目と平行だったり　直角だったり。
これも　ちゃんと理屈があるんだろうになって思います。

どっちが正しいかな？


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